outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

流れる空気

2008年08月20日 19時03分24秒 | 日本三百名山に登る旅
どんなに考えを変えようと思っても皆が平気でしているように「視界が無い山」に解って登ることが出来ません

同じ登って頂上に着いても視界があると無いでは余りにも違いすぎてその山が可哀想に思うんです。

良くなると思って登っても良くならないまま下山する時は気の毒で悲しくなります

そんなんで天気予報を見ては無駄が無いように登れる山がないかとガイドブックとにらみ合っています

そしてやっと決まったのが明後日の「八海山」です。

明日は雨だそうですが明後日は「曇り後晴れ」そして二日雨が続いた後三日晴れる予報なのです

その三日とは月曜から水曜までなんですがそこで立山、剣、奥大日と二泊三日を計画しました

どうか予報通り晴れてくれますように

今朝の明け方は凄い大雨で「ドタドタ」と雨音がバスの天井を叩きました

そらっ!雨じゃ! とヨットで暮らしていた頃は洗濯水を溜めていたんですが今は慌てて雨が降り込む側の窓を全部閉めます

テントで寝ている時に雨が降り始めたらすぐ目が覚めるようにキャンピングカーもヨットも目が覚めて何かをしなければなりません

しかし家で寝ていると「気付きもしません」

人はそれぞれですが・・・僕はこれが好きなんです

風が強くなっても「それが感じられる」生活がです。

それは言い換えるとヨットでもキャンピングカーでも同じですが「流れる風」と共に生活していることになります

ヨロイを被らず自然の中に暮らしているような気分なのです

「パパラギ」という本を読んだ事があるでしょうか?

機会があれば図書館で借りてでも読んでみてください

我が家の娘がフィジーで働いていた頃、フィジー人が研修で東京へ来てホテルの部屋に入って暫くすると「呼吸が出来ない」「窓が開く部屋にしてくれ」と騒ぎ出したそうです

締め切った部屋の空気を何度も吸ったり吐いたりして苦しくならないのが普通の日本人

流れる空気を吸っているのが発展途上国の人達

でも大都市で流れている空気は排気ガスかエアコンが吐き出した熱風では益々苦しいだけですよね

そんなんで山旅では登山口でブナの林に囲まれて寝るのが最高に嬉しい溝田でした
コメント
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