

今回で三度目の北海道、一言で言えば「さすがに日本のリゾート北海道」でした

今年の7月は好天に恵まれず宗谷岬に居たこともありますがストーブを炊くほど寒かったのと利尻島に渡る天気待ちが10日以上続いたのは予想外


好天の日中でも湿度がなく窓を開けていたら快適でした

夜はずっと敷き毛布にダウンの掛け布団で快適に眠れました。これはスキー場の駐車場で滞在していた時と同じです。
予定していた日高山脈の山が「林道閉鎖」の為に登れませんでした(自立心が無く観光客の事を考えていない安易な考えの公務員がそうしている)が変わりに計画していた以外の山にも登れてまあ満足でした

ただ来て間もない時に余市岳でヒグマに至近距離での遭遇


そして解ったことは「ヒグマがどのような行動に出るかヒグマによって違うから誰にも解らない」と言う事でした

にも関わらず「そうしなかったから襲われたとか、そうしなさい」の如く書かれている事に無責任さを感じました

ただヒグマは増えすぎていると思います。利尻、礼文などヒグマが居ないところは別として山に登る度のようにヒグマの存在を感じ(糞、足跡、木につけた爪痕、臭いなど)に出会うのは異常です

山ではやはり「大雪山」が最高でした


大雪山以外の山も申し分なく愉しめました。ニペソツ山でナキウサギに会えたのも嬉しかったです

平地での事を書くと「セイコーマート」


広くて人口が集中していないところが多い北海道を旅してお世話にならなかった人は居ないと思います

僕らも何度お世話になったか・・特に良く菓子パンなどを買いました。
それから今や本州や四国、九州では元気が無い農協が北海道では非常に元気でした

ホクレンの給油所、ホクレンがコープ(スーパー)もしています。
それから何と言っても「旭山動物園」は凄いです


もと経営者の目から見た「北海道の経済と展望」となるとかなり努力をしないと厳しいでしょう

先ず今まで際限なく北海道へ投入されてきた税金(交付金)が真面目に国の将来を考える人が増えるとこれから減ってくると思うからです

ところがこれは一部と思いますが話した人の中には自力で北海道にあるもので経済を立て直そうと考えずそれより容易な交付金でやりくりすることしか考えていない人がいます。
そのような人達は観光客さえ余り有難がっていないのです。今日本に限らず世界中のどんなところの人も一番欲しがっている観光客をです。
確かに僕らのように余りお金を落とさない観光客も多いですが

僕がヨットで世界を回り発展途上国の一部の人達が努力せず国際援助に頼るのと同様、はっきり言って「乞食根性」が北海道の政界や公務員の間に根を張っているように思いました

交付金に依存していない民間経営者は別として「自立心」が乏しいように感じました。赤字国債の発行で得た交付金と汚職に依存する日本中の政治家や公務員全体に言えることですが。
内需で潤わせる根本的政策がとられないことにもありますが

根本的に北海道の人口が少ないこともありますから不要な道路を造るより大手農業会社の育成、誘致と観光に投資して農業会社で働く移民を50万人位海外や本州などに求めると道内全体が活性化すると思いました。(最終的に100万人欲しい)
自然保護と経済は相反しますので難しいですが

北海道とオーストラリアは人口密度他自然保護の感覚が似ていますが国は常に黒字経営をしています

僕としては日本人全体が生活を落とすのが世界や地球のために一番いいと思うのですが・・・
写真は渡島駒ケ岳で噴煙を上げている昭和火口です。 穴が深いようでした。
写真をクリックすると大きく見えます

間もなくフェリーに乗ります

北海道の皆さん、ありがとうございました


愉しかったですよ~



また来ますね~

