注文した材料が届くのは来週だから、午前中設計図を見ながら色んな事を再考してみました
キャンピングカーを買ったり作ったりする人は、年々増えているようです。
多分、そんな人達が「宿を持って動く」理由は・・・
一つ、宿泊費が要らないから、旅が安く出来る
一つ、計画を立てて宿を予約する必要なく、何処ででも泊れる
一つ、自分の物に囲まれているので、宿より落ち着ける
一つ、自分が気に入ったものを調理して食べられる
そんな理由が多いと思います。
しかし現実には、キャンピングカーを買ったり作ったりすると、「維持費」も含め、場合に寄って(働いている人など)は車で泊る日数が少なく、宿で泊る以上に費用が掛かります
何処ででも泊れると言っても、殆どが「道の駅」か高速道路の「SAかPA」又は公園などです。
自分の物には囲まれていますが・・・狭い空間なので窮屈ですし、電気が限られているので多くの制約を受けます
外観や内装は豪華にしていても、気に入った料理が作れるほど充実した調理場を持っているキャンピングカーは殆ど見掛けないのが現実です
そして・・・使いやすそうな形や空間のある、キャンピングカーを持っている殆どの人が言うのは「走行安定性」が悪いと言う事
幸い、僕が八年余り乗った観光バスを改造したキャンピングバスは、殆ど全てをクリアーしていて、快適に毎年5ヶ月ほどの旅が続けられましたが、バスの駐車場が確保できる人は田舎に住む人で無ければ難しいでしょう。
さて、今回自作しようとしているのは、殆どの時間を「軽トラ」として、釣りやダイビング、ヨット、買い物など「愛車」として休まず使っている軽トラックに、短い山登りに行く時だけ、積み込める「宿泊空間」です。
「二兎を追うもの一兎も得ず」と言う言葉がありますが、「二兎以上」を狙っています
軽トラの荷台の広さは一畳半しかありません。
それを有効に使い、空間を広げる為には「展開」しかありません。
キャンピングカーで「数日でも暮らす」場合、疲れず快適にと考える場合、雨の日を想定していなければいけません。
日本は二割の日が雨なんですから・・・
雨の日は山に登りたくありませんから、終日、それも天気が良くなるまでの数日過ごせる空間が必要です。
立てる事は絶対条件です
固定した箱で立てる高さにすると・・・特に軽く車幅が狭い軽四の場合、走行安定性が悪くて、高速道路を走れません
キャンピングカーの全てに言える事ですが、内装を一目見て「綺麗」や「豪華」「凝っている」ものに使い易いのはありません。
見せ掛けだけで、実用性がないんです。実際に長く生活した事が無い人が作るとそうなります。
料理でも・・・綺麗で豪華で美味いものはありますが・・・長くは食べられないのに似ています。
ヨットで世界を14年間周った時の経験に加え、バスを改造したキャンピングバスの8年余り(実質は年間五ヶ月)の実績から「実用本位」「安全重視」の軽トラキャンピングカーを作りたいんです
暮らそうと思えばバスと同じように数ヶ月の旅が出来るように・・・
そんな事で朝から巻尺と図面を持って、軽トラに向かい合っていました。
先日の図面通り、基本的には天井部の展開と後部ハッチの展開で「空間」を広げます。
その代わり、横風や正面風の抵抗を減らし、トップ(上部)が軽くなるよう、地上高を245センチから220センチにと25センチ低くします。
寝台スペースの足の方を前に伸ばします。
駐車すると、天井とハッチの両方を広げます。これによって幅は140センチながら、三メートル10センチの長さは、立って歩ける空間が持てます。
歩ける空間が長くなったのは、昨日近藤氏が発案した寝台部の中骨を抜いたからなんですが・・・これで随分広く感じます。
実際には、その空間に荷物や冷蔵庫、バッテリー、食卓、流し台などが来てしまうんですが・・・
設計は進化しています
火曜日か水曜日に鉄の材料が届く時までに、最終案を出します。
参考までに、昨日注文した材料を書くと・・・
鉄材は、3ミリ×30ミリ×6メートルのアングルを4本。 1.6ミリ×24ミリ×24ミリ×5.5メートルの角パイプ9本。
1.6ミリ×19ミリ×19ミリ×5.5メートルの角パイプ4本。3ミリ×25ミリ×5メートルの帯鉄3本。合計金額17000円。
板材は3×6尺×4ミリ、タイプ1のベニヤ板15枚、3×6尺×10ミリ、タイプ1のコンパネ3枚で合計金額15900円
の以上です。 不足すると困るので少しだけ多めの注文となっています。
午後は明日潜りに行くのに、ヨット「テクテク」の船底がフジツボと牡蠣の養殖場になっているので、カッちゃんと二人で潜って掃除しました
その後、知り合いの自動車解体業者の所へ行って、軽トラキャンピングカーの開く天井部を持ち上げるのに使う為、ワンボックスカーの後部ドアを両側で押し上げているガス式のポンプの様なのを二本貰ってきました
準備も進んでいるんですが・・・所々は実際に作ってみないと、どう処理してよいか解らない場所もあります
でも・・・何とかなるでしょう
今日の写真は先日ジムニーで白山の後、登った、三百名山「冠山」です。
「冠」と言うより「烏帽子」の方が合っているような、面白い形の山でした
写真をクリックすると大きく見えます
キャンピングカーを買ったり作ったりする人は、年々増えているようです。
多分、そんな人達が「宿を持って動く」理由は・・・
一つ、宿泊費が要らないから、旅が安く出来る
一つ、計画を立てて宿を予約する必要なく、何処ででも泊れる
一つ、自分の物に囲まれているので、宿より落ち着ける
一つ、自分が気に入ったものを調理して食べられる
そんな理由が多いと思います。
しかし現実には、キャンピングカーを買ったり作ったりすると、「維持費」も含め、場合に寄って(働いている人など)は車で泊る日数が少なく、宿で泊る以上に費用が掛かります
何処ででも泊れると言っても、殆どが「道の駅」か高速道路の「SAかPA」又は公園などです。
自分の物には囲まれていますが・・・狭い空間なので窮屈ですし、電気が限られているので多くの制約を受けます
外観や内装は豪華にしていても、気に入った料理が作れるほど充実した調理場を持っているキャンピングカーは殆ど見掛けないのが現実です
そして・・・使いやすそうな形や空間のある、キャンピングカーを持っている殆どの人が言うのは「走行安定性」が悪いと言う事
幸い、僕が八年余り乗った観光バスを改造したキャンピングバスは、殆ど全てをクリアーしていて、快適に毎年5ヶ月ほどの旅が続けられましたが、バスの駐車場が確保できる人は田舎に住む人で無ければ難しいでしょう。
さて、今回自作しようとしているのは、殆どの時間を「軽トラ」として、釣りやダイビング、ヨット、買い物など「愛車」として休まず使っている軽トラックに、短い山登りに行く時だけ、積み込める「宿泊空間」です。
「二兎を追うもの一兎も得ず」と言う言葉がありますが、「二兎以上」を狙っています
軽トラの荷台の広さは一畳半しかありません。
それを有効に使い、空間を広げる為には「展開」しかありません。
キャンピングカーで「数日でも暮らす」場合、疲れず快適にと考える場合、雨の日を想定していなければいけません。
日本は二割の日が雨なんですから・・・
雨の日は山に登りたくありませんから、終日、それも天気が良くなるまでの数日過ごせる空間が必要です。
立てる事は絶対条件です
固定した箱で立てる高さにすると・・・特に軽く車幅が狭い軽四の場合、走行安定性が悪くて、高速道路を走れません
キャンピングカーの全てに言える事ですが、内装を一目見て「綺麗」や「豪華」「凝っている」ものに使い易いのはありません。
見せ掛けだけで、実用性がないんです。実際に長く生活した事が無い人が作るとそうなります。
料理でも・・・綺麗で豪華で美味いものはありますが・・・長くは食べられないのに似ています。
ヨットで世界を14年間周った時の経験に加え、バスを改造したキャンピングバスの8年余り(実質は年間五ヶ月)の実績から「実用本位」「安全重視」の軽トラキャンピングカーを作りたいんです
暮らそうと思えばバスと同じように数ヶ月の旅が出来るように・・・
そんな事で朝から巻尺と図面を持って、軽トラに向かい合っていました。
先日の図面通り、基本的には天井部の展開と後部ハッチの展開で「空間」を広げます。
その代わり、横風や正面風の抵抗を減らし、トップ(上部)が軽くなるよう、地上高を245センチから220センチにと25センチ低くします。
寝台スペースの足の方を前に伸ばします。
駐車すると、天井とハッチの両方を広げます。これによって幅は140センチながら、三メートル10センチの長さは、立って歩ける空間が持てます。
歩ける空間が長くなったのは、昨日近藤氏が発案した寝台部の中骨を抜いたからなんですが・・・これで随分広く感じます。
実際には、その空間に荷物や冷蔵庫、バッテリー、食卓、流し台などが来てしまうんですが・・・
設計は進化しています
火曜日か水曜日に鉄の材料が届く時までに、最終案を出します。
参考までに、昨日注文した材料を書くと・・・
鉄材は、3ミリ×30ミリ×6メートルのアングルを4本。 1.6ミリ×24ミリ×24ミリ×5.5メートルの角パイプ9本。
1.6ミリ×19ミリ×19ミリ×5.5メートルの角パイプ4本。3ミリ×25ミリ×5メートルの帯鉄3本。合計金額17000円。
板材は3×6尺×4ミリ、タイプ1のベニヤ板15枚、3×6尺×10ミリ、タイプ1のコンパネ3枚で合計金額15900円
の以上です。 不足すると困るので少しだけ多めの注文となっています。
午後は明日潜りに行くのに、ヨット「テクテク」の船底がフジツボと牡蠣の養殖場になっているので、カッちゃんと二人で潜って掃除しました
その後、知り合いの自動車解体業者の所へ行って、軽トラキャンピングカーの開く天井部を持ち上げるのに使う為、ワンボックスカーの後部ドアを両側で押し上げているガス式のポンプの様なのを二本貰ってきました
準備も進んでいるんですが・・・所々は実際に作ってみないと、どう処理してよいか解らない場所もあります
でも・・・何とかなるでしょう
今日の写真は先日ジムニーで白山の後、登った、三百名山「冠山」です。
「冠」と言うより「烏帽子」の方が合っているような、面白い形の山でした
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