outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

鮭と人間

2013年08月10日 20時55分40秒 | 退職生活
十勝港で朝の五時に目覚めると、キャンピングカーの窓から見える岸壁には、何十本もの竿が出ていました

今日は土曜日ではあるんですが、皆さん気合いが入ってます

勿論狙いは鮭です。

釣りに来ている人達の中には、老夫婦も結構います

なぜ夫婦で来るかと言うと・・・多分釣れた時に一人が竿を操り、一人が釣れた鮭を網で掬い上げる為でしょう。

そんな人達全員に挨拶をしに歩いて、釣り道具、エサ、沈めてる深さ(タナ)今までに釣った数等を丁寧に聞いて回りました

そんな中で、一組の夫婦が言った言葉が耳に残ったので、お話しします。

そのおばさんは言いました

「鮭は義理堅い」と・・・そして・・・

「それに比べて人間は薄情だ」と・・・

ここで生まれたと言う理由だけで、鮭は大体四年(三年で帰るのや5年して帰るのもあるらしい)したら、ちゃんとここに戻ってくるけど・・・

人間は20年以上も育ててやったのに、東京へ出たっきり何十年たっても、誰も帰って来ないと言うんです

人間と鮭を比べるのは可哀想ですが・・・

確かに鮭を見てると、現代の人は薄情に思えます

皆さんはどう思いますか??

そんな話を聞いたりした後、10回ほどルアーを投げて見ましたが、気配が無いので・・・出発

途中で飯を食ったり買い物したりして・・・約120キロ程走って「白糠港」に来ると、沢山の釣り人が見えました

すぐに車を入れて・・・様子を見てると次々に大きな魚が上がっています

それは45センチから60センチ位のイワナでした(海に居るイワナはアメマスと呼ぶらしい)

でも・・・釣ってるのが「フライフィッシング」

「毛バリ」なんです。 

僕も毛バリは持ってますが、昔影郎さんから貰った渓流用の小さな毛バリで、皆が使ってるのは針の大きさが三倍もあります

そこで仕方なく最初はルアーを投げてたんですが・・・気配なし。

その間にも、一人が大体二匹は釣り上げます。

ルアーを止めてウキを付けて、その下にマスを釣る針、そしてミミズのエサで竿を出すと・・・

あっと言う間にウグイばかりが三匹釣れて・・・中止。

竿を納めていたら・・・地元の人が「これを使いな」と言って、毛バリを二本くれました

僕はフライは出来ませんから・・・先程のミミズを付けてた道具を毛バリに変えて・・・・

投げ込むと・・・すぐにウキがピクピクッと沈んで・・・合わせるとしっかりした手応えが来ました

横にも走るし・・・結構ファイトしますが、今日は太い糸と強い竿を使ってましたから・・・

二メートル程上の岸壁まで引き抜きあげました

それを開いて塩をして・・・(身は鮭やマスと同じで赤い)

再度投げ込むと・・・五分ほどでまたヒット

これはどうして食べようかと・・・とりあえずそのまま冷蔵庫に入れて・・・

道具の水洗いがしたかったので、10分程走って道の駅「恋い問い」に来ました。

久しぶりの道の駅はキャンピングカーと、車中泊の車が溢れる程います

そして今日のここは一段と寒く、ダウンジャケットが必要です。





コメント
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