outdoor life by mizota

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「辛抱する」ということについて

2013年08月24日 17時45分00秒 | 退職生活
人にはそれぞれ「自分なりの考え」を持っています

そんな中で「辛抱」などと言うのは、特に自分なりの考えが強くでる部分だと思います。

だから色々な考え方があるのは「当然だ」と思って読んでください

このブログにも以前少し書いた事がありますが、僕は基本的に「人間は辛抱してはいけない」と思っています。

勿論法律の範囲は守らなければいけませんし、経済面で不可能な事は出来ませんから仕方ないんですが・・・

法律の範囲であって、経済面でも可能なのに「辛抱する」人がいます

時々見かけますが「辛抱は美徳」と思ってるように、出来るのに辛抱する人や、買えるのに辛抱する人がいます。

僕は人間が一つ辛抱すると、一つ小さい人間になると思うんです

そして一つの辛抱をする人は、二つも三つも辛抱して、何でも辛抱するようになって・・・

最終的に「特にしたい事が無い」とか「特に欲しいものが無い」状態となるからです

そしてその様な状態の人が、唯一欲しいのは「お金」だったりするから、いよいよ始末が悪いと思うんです。

昔の子供は常に欲しい物、したい事がありました

物も足りなかったし、出来る事も限られていたけど、出来る範囲でそれらを手に入れていました。

辛抱はあっても、それは殆どが「先送りする辛抱」だったんです

だからいつか手に入れたり、実行していました。

ところが、この頃の子供たちに欲しいものは?と聞くと・・・「お金」と答える人が殆どです

これは「時代が悪く生活苦を間近に見ている」事もあるでしょう。

子供心にも、将来を考えると「蓄えが必要」と思ってしまうのかも知れません

もしそうなら、本当に可哀想ですね。

僕らの世代の責任でしょうね。

さて「辛抱」について、「辛抱するな」と言うのはここまでで「欲しい物やしたい事」についての辛抱でした

でも僕も「辛抱は必要」だと思っています。

ただしそれは「ちゃんとした目標や目的を持った辛抱」でなければなりません

「甲子園に行きたい」と遊びに行くのを辛抱して練習するのは「良い辛抱」です。

「車が買いたい」と思って、缶ジュースを飲むのを辛抱するのも悪くないです

家族を養うために、暑い中で働くのも辛抱は必要です。

目的があってする辛抱は「人を大きくする」と思います

さて次にですが・・・

ここ数日の僕らの様に、静内川の畔で「全く辛抱が無い」暮らしをしていると・・・

「辛抱がしてみたい」と思い始めます

誰に電話して聞いてみても「暑いからもっと北海道に居たほうが良い」と言ってくれるんですが・・・・

「ちょっと暑さを辛抱してみよう」と言う事になって、只今フェリー乗り場に来ています



新日本海フェリーで苫小牧から新潟まで。



19時30分に出港して、新潟到着は明日の15時30分です

新潟に着いたら、暑さだけでなく12時間歩く朳差岳に最初に登る予定だから、多分だいぶ辛抱もいるでしょう

そんな事で・・・全く辛抱が無い、涼しくて快適な気温や快適な景色や環境も今日で終わり。

かなり後ろ髪は引かれてるけどね

それにしても・・・北海道を走ってたらキャンピングカーだらけなのに、ここには一台も居ません。

皆さんまだまだ涼しい所から抜け出さないようです









コメント
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