outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

三つ峠山奇跡の出会い

2014年06月23日 19時54分33秒 | 日本三百名山に登る旅
八年前に三つ峠山に来た時も、富士山が見たくて「数日天気待ち」をしました

そして今回も三晩泊って四日目の今日、天気予報を信じて登りましたが・・・頂上付近はガスに覆われていました

富士山は「日本一高い山」ですが、不思議に予想より高く見えたり低く見えたりします。

何処から見えても誰もが「富士山!」と叫ぶ富士山は、何処から見ても見分けがつく富士山の形をしています。

しかししっかり見ると、手前の景色も含めそれぞれの富士山があります

太平洋岸にある山なのに、日本海に面する山に登って見える事もあります

そんな時は、やっぱり「フジは日本一の山」と思うんですが・・・

特に富士山を囲む山に登る時は、近いですから「登るなら富士を見たい」と思う訳です

それなのに・・・二度ともガスに覆われたから・・・三つ峠山は「縁が無い」と思ってたら・・・

とんでもない縁がありました

先ず4日前に登山口の駐車場に来た日、美由紀が熊の写真を写してた日ですが、山から下りて来た人にクマが出た話の他、美由紀が長く話をしてた人が居たんですが・・・

その人(笠井氏)が今朝僕らが準備してる時に到着したから、挨拶をして一緒に登る事になりました

しかし・・登るにつれてガスが発生してくるんですが・・・この笠井氏が「三つ峠山荘」の主人に「アツモリソウが見たい」と頼んでくれましたが・・・

「保護活動のボランティアをした人にしか見せない」と言う事で、それではと・・・ボランティアを

そんな中で、僕は最初に「徳島から来た」と言ってあったんですが・・・「徳島に知った人が居る」と言うから・・・

誰?と聞くと・・・  ナントナント「溝田」と言うから

溝田と言う性は日本だけでなく徳島でも少ないですから・・・僕が溝田ですと言うと・・・

それでは「タダシさんのお兄さん?」と聞くから・・・益々ピッタリで

僕の弟「忠」は二十歳過ぎから今も外国に出てるので、地元以外の友達は多くありません。

だから県外で弟の友達に会うと言うのは「奇跡」なんです

それで話を聞くと・・・この三つ峠山荘の主人が若い頃、1970年代ですが・・・画家を目指していてヨーロッパに渡ったそうです。

最初はフランスに行ったそうですが・・・そのうちスウェーデンにも渡って・・・そこで弟に会って、なぜか気が合って・・・ずっと付き合ってるとか

その主人が帰国後、新婚旅行にヨーロッパを二カ月ほど旅した時は、弟が車を手配したとか・・・

それどころか、弟が帰国した時に二度もこの山荘を訪れていて、その内の一度は僕の両親も一緒だったと言うから・・・

まだあって・・・一〇日ほど前に弟からの手紙が見つかったので、手紙を出したばかりだったそうです

世界は狭いと言う事ですね。

まあそんな奇跡の様な出会いがあったんですが・・・一緒に写真を写し、花の写真も写して・・下山

写した写真を見てください。(花は保護柵の中にあって近づけないので600ミリ~1200ミリの望遠で写しています)

三つ峠山の山頂で笠井氏と



三つ峠山荘の主人、中村夫妻と共に



絶滅危惧種のアツモリソウ



同じく絶滅危惧種のカモメラン



もう一つ絶滅危惧種のキバナノアツモリソウ



最後に「岩登りの練習ゲレンデ」ここは有名で昨日も一昨日も大勢いた登山者の多くは、ここで練習をしてた人だったそうです



しばらくスッキリしない天気が続きそうですね

どこでどうしようかと・・・考え中です



コメント
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