中学生が全部で26人しか居ない長野県の南の端ある「天龍村」は村の中央を天竜川の清流が通っています
そして村の境界の約半分が静岡県と愛知県に接していますが、村に殆ど平野は無く村の民家は「棚田状」に建っています
だから村を歩くと言うのは「登るか下る」のどちらかになってしまいます。
そんな天龍村ですが、今日も大勢のツアー客が来ていました
天竜川沿いに走ってる「秘境列車」に乗って、今の季節なら新緑を楽しみ、そのついでにブッポウソウ(野鳥)も見るようですが・・
この天龍村は、絶滅危惧種のブッポウソウが「村の鳥」で、数少ない中学生が村のアチコチに巣箱を掛けています
そこで夏鳥として東南アジアから渡って来たブッポウソウが、子育てをするんですが・・・
その一つが村役場の屋上にありまして、そこに入ったブッポウソウが現在五つの卵を温めています
なんで五つの卵を温めてると解るかと言うと・・・
驚く事に巣箱の中にライブカメラを据え付けていて、夜明けから日暮れまで村中の全ての家庭でテレビを点けたらその様子が解る仕組みになってるんです
村の全ての家の人達が、毎年来るブッポウソウを楽しみにして見守ってるんです。
驚きでしょ
ブッポウソウの状況は「天龍村のホームページ」でも解るんですが・・・
今日は平家落人の里「遠山郷」から10キロ余り離れた天龍村役場へブッポウソウの写真を写しに行ってました
雛が孵って与えるエサを運ぶようになると、親鳥の出入りが激しくなって写真を写すには好都合なんですが・・・
今は卵を抱いている時ですから、時々抱くのを交代する時か、時に外の様子を見に来る時にしか姿を現しません
だから・・・殆どが「待ち時間」なんですが、朝の九時から夕方の三時半まで待って、三度のチャンスがありました。
しかし・・・遠くからですから・・・余り良い写真ではないんですが、見てください
最初は美由紀が写した「巣箱から顔を出して様子を見てる」ところです
僕が写した同じ状態
交代の為にオスメス両方が出て来た時
交代して巣箱へ入ろうとしてる時
一羽だけが出ている時
と・・・まあ僕らの腕ではこの程度しか写せませんでしたが・・・毎年村ではブッポウソウの写真コンクールをしていて、その中の入選作品だとこうなります
上手な人が写すと全然違いますね
そんな上手なブッポウソウの写真がもっと見たいと思ったら、ブックマークにある「アクティブスコープ 鳥をたづねて」を三日四日バックすると見えます
でも僕は、上手に写せてないけど・・・今日も一つ新しい鳥の写真が写せたから十分喜んでます
僕が目覚める前に、今日も美由紀は写しに行ってて・・・
お気に入りの写真を二枚アップします。
スズメの子供
ハシボソガラス
確かに上手く写せてると思います