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FX妻が告白! 夫に言えない1000万円消滅!!!

2009-06-19 16:08:14 | Weblog
FX妻が告白! 夫に言えない1000万円消滅 プレジデントフィフティプラス 2009年6月18日
http://president.jp.reuters.com/article/2009/06/18/3E5AA68A-5637-11DE-9196-D2203F99CD51.php
 一時は投資総額が数百億円、数千億円とも噂された為替市場のミセス・ワタナベ。FXブームに乗った日本の主婦たちの異名だ。相場の大逆流に飲み込まれたとき、彼女たちは……。
 「2005年から07年度はずいぶん儲けてたんですけど……昨年1月までは、FX(外国為替証拠金取引)はほんとに凄かったんですよ」
 愛知県名古屋市内の喫茶店で、筆者の前に腰掛けた市井昌代さん(仮名、53歳)。持ってきたカバンから、テーブルの上に薄茶色の封筒の束がバサリと広がった。膨れ上がった封筒の表側には、どれも地元の税務署の名が入っている。
 「パソコンの画面上でしか儲かっていないのに、ここ1~2カ月で120万円以上税金を取られた。現金化してなくても、画面上の儲けから税金を計算するんだって。あちこちに相談したけど、ダメ。もうほんとに腹が立って。新聞でFX投資家を保護する法案のことが出ていたけど、早く通ればいいなあ」
 どうやら、確定申告を怠っていたご様子。一時は1000万円以上の利益を上げていたというから、ペナルティを考えただけで空恐ろしい。取材中、何度も、「そちらは税務署と関係ないでしょうね?」と念を押すのも無理はなかった。
 割り増しされた税金3年分に加え、08年は何と1000万円超が吹き飛んだ。ここ数年、地方に単身赴任中の夫(55歳)はまだこのことを知らない。堅い大企業に勤め、投資そのものを嫌悪している夫に「とても言えませんよ」と身を硬くするが、「悔しい。今さらやめられますか?」と躍起になっている。
 「土・日以外はパソコンから離れられないから、週末には温泉でリフレッシュする」という市井さん。事業で成功した実父から毎年前借りする遺産100万円を元手に、4年前からFX投資を始めた。
 「メールについていた広告で、“商品券がもらえる”という謳い文句に釣られたんです。主婦ですよねえ」
 家族の名義で100万円ずつで口座を開設した。ドル・円を取引する。朝は4時半に起きてパソコンを開け、為替変動のチャートを見ながら作戦を練る。新聞は地元紙の一紙だけじっくりと読む。毎日のパートの就業時間中も、デスクの下の携帯電話でチラチラと相場をチェック。
 どれだけ残業しようと、自宅に戻ってからは、入浴の時間以外は夜12時~2時頃までパソコンと首っ引きだ。子供2人はすでに独立。家事などそっちのけだから、当然家の中は「ぐちゃぐちゃ」。
 「最初はやり方が全然わかんなくて、1日5000円稼いだくらいで喜んでたんですが、画面を見ながら、24時間フリーダイヤルで証券会社の人に徹底的に聞いたんです。自分で本を読んで勉強するよりもずっとよくわかります。そういう他人の迷惑を顧みない人じゃないと、FXなんてできっこないですよ」
 その甲斐あってか、1年以上経つと、チャートをじいーっと見ていればその後の動きがわかるように。証券マンのアドバイスよりも当たるようになった。
 急激な円安に乗じて大儲け。取引業者や口座も、多いときは10社、10口座以上あったから、一時はスワップポイント(2国の通貨の金利差でつく儲け分)だけで1日1万2000円稼げた。「ホクホクだったんですよ」。当時の手帳にはその日ごとの稼ぎが6万数千円、7万数千円などと蛍光ペンで書き込んである。1日30万円以上を稼ぐ日もあった。
 「夜中もふっと目が覚めて、ケータイで儲けを確認して、ふふっと笑ってまた寝るとか(笑)」
 しかし、08年2月末から状況が一変する。いわずとしれたサブプライム問題と、それに伴うアメリカの景気後退への懸念が急浮上した。数日間に5~6円という凄まじい円高の進行中に、円安を見込んで大きく賭けていた市井さんは、この頃に限ってチャートのチェックを怠っていたのだ。
 「3月17日の月曜日でした。前週末に、しばらく口座を見ていなかった業者から警告メールがきたんです。ヤバイ! と思って追い金をネットバンクから各口座に振ったんですけど、朝9時にそれが間に合わず……一瞬で、涙も出なかったです。画面にゼロ。何これ、ポジション何にもない! みたいな」
  月・火の2日間に約1000万円が消滅。主な取引業者の一つが、監査中で業務をしていなかった不運も重なった。
 「調子のいいときに1円も現金に換えてなかったから、儲けは画面の中だけ。大きな買い物なんかしてないのに、全部消えちゃった……バカみたい」それ以降、手帳への書き込みはない。
 6000万円の投資信託も4000万円に目減り。FXと合わせて約3000万円が消えた。「証券マンの口車に乗って損切りしたんです。ベンツか中古マンションが買える額ですよね……」。
 取引業者のいくつかが倒産し、口座の大半を解約した。今は、銀行から預貯金を下ろして税金を納める毎日だ。「05年度以降の過少申告加算税が15%。ほかにも延滞税、無申告加算税。それ以外にも市・県民税の請求が十何万もきているし……」何のためにパートをやってるのか、悲しくなっちゃう……と力なく笑った。



 FXについては、『1日○万円儲かった』とか、美味しい話ばかりがとかく注目されがちですが、ロイターがこんな興味深い記事を載せていましたので、当ブログでも紹介したいと思います。
 人間 『自分だけは大丈夫』と、とかく自信過剰になりがちですが、こんな実体験の大失敗談を聞くと、やはり個人がFXをやる必要性やレバレッジ倍率の規制についていろいろと考えさせられるものがありますし、本業のお仕事に影響したり、朝早くから深夜までパソコンに向かうことを強いられたり、税金の督促に怯えてまで行なうことなのかな…という気がしますね。
(私はレバレッジ否定派のFPなので、多少割り引いて聞いて頂いて結構です)

日経平均反発、終値82円高の9786円

2009-06-19 16:04:00 | Weblog
日経平均反発、終値82円高の9786円 2009年6月19日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090619NTE2INK0419062009.html
 19日の東京株式市場で日経平均株価は反発。大引けは前日比82円54銭(0.85%)高の9786円26銭だった。外国為替市場で円相場が1ドル=96円台半ばまで下落し、輸出株の比重が大きい東京市場では投資家心理がやや改善。積極的に上値を追う勢いは乏しかったが、自律反発狙いの買いが株価を支えた。 東証1部の売買代金は概算1兆7046億円(速報ベース)。



 週末19日の日経平均は、NYダウが4営業日振りに58ドル高と反発したことや、為替相場が円安傾向で推移したこともあり、10時頃には前日終値から120円弱高い9822円83銭まで買われたものの、その後はPERなど投資尺度に割安感が乏しいほか、心理的な節目となる1万円の大台を前に目先の利益を確定する動きが広がってしまったようで、その後は調整して午前は前日比29円41銭高い9733円13銭で終了。
 午後に入ると、開始直後に前日終値近くまで下げ、その後も9700-9730円近辺を方向感のない展開で推移していましたが、アジア株が堅調だったことも好感され、寄り付きにかけてやや買われ、結局前日比82円54銭高い9786円26銭で終了(上昇率0.85%)しました。
 ただ、東証1部の値上がり銘柄は583銘柄に対して、値下がり銘柄は倍近い1023銘柄(変わらずが94銘柄)。指数としては上昇したものの、イマイチ実感できない投資家の方も決して少なくないのではないでしょうか…。
 ちなみに、トピックスは0.85%高、小型株比率の高いジャスダックは1.10%高で終了。
 アジア株は、15時を回った時点で、フィリピンが1%半の下落、パキスタンも0.2%程度の小幅下落とイマイチ冴えないようですが、タイが1%半高、香港・マレーシア・インドが1%高、中国各市場が0-1%高、韓国も0.5%程度の上昇と概ね堅調に推移しているようです。

(14日の選挙戦)広陵町長選 民主支援、平岡氏3選 自・共支援の2新人抑え /奈良

2009-06-19 08:35:16 | Weblog
(14日の選挙戦)広陵町長選 民主支援、平岡氏3選 自・共支援の2新人抑え /奈良 2009年6月16日 毎日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090616-00000303-mailo-l29
◇衆院選奈良3区出馬予定者火花
 任期満了に伴う広陵町長選は14日投開票され、現職の平岡仁さん(68)が、新人で元町議の吉岡章男さん(52)、新人で元町議の寺前憲一さん(62)=いずれも無所属=を破り、3選を果たした。衆院選を控え、奈良3区の自民、民主、共産の立候補予定者陣営が各候補を支援。前哨戦の様相を呈したが、民主が支援した平岡さんが勝利した。投票率は60.30%で前回(34.80%)を25.5ポイント上回った。

◇自民・奥野氏の後援会長、辞任し
 平岡さんは、行財政改革やクリーンセンター建設など、2期8年の実績をアピール。「人口4万人のまちづくりを推進する」と強調し、老人クラブなど町内約40団体の推薦を受けた。
 自民の奥野信亮衆院議員の広陵後援会長だったが、今回の町長選で民主の支援を受けるため辞任。民主3区総支部が支持を表明し、支部長で衆院選立候補予定の吉川政重さんや民主議員らの支援を受けた。
 14日夜、平岡さんの選挙事務所は、大勢の支持者が詰めかけ、拍手と歓声に包まれた。平岡さんは「今回の選挙は死にものぐるいで回った。この得票を宝物として、皆さんと一緒に町政を行い、町の発展のために尽くす」と、満面の笑顔であいさつした。
 吉川さんは「新たな出会いがあり、衆院選に向けてプラスになった」と喜んだ。民主の中村哲治参院議員も「首長選にも現在の国の政治状況が反映されるようになってきた。新しい政治を作ることに、皆さんの肯定的な評価が得られた」と話した。
 一方、町議13年を務めた吉岡さんは「新しい風を吹かせて町政を変える」と訴え、若さと実行力をPR。出馬表明前まで自民広陵支部長を務め、告示後は奥野さんの後援会(前川正会長・元御所市長)が支援。奥野さんも街頭演説などに参加したが、一歩及ばなかった。
 奥野さんは「平岡町長にはこれだけの批判票があったことを分かってほしい。衆院選にはそれなりに影響が出るだろう。真摯(しんし)に受け止めなければ仕方がない」と話した。
 寺前さんは共産公認の町議8期の経験をアピール。中学校給食の実現や町長退職金の削減、クリーンセンターの改善策などを訴えた。衆院選立候補予定の豆田至功さんも応援したが、得票を伸ばせなかった。
 当日有権者数は2万6073人(男1万2447人、女1万3626人

◇開票結果=選管最終発表
当 6463 平岡仁  68 無現
  6012 吉岡章男 52 無新
  3037 寺前憲一 62 無新



 奈良県広陵町は、県北部の北葛城郡に位置する人口3.4万人の人口が増え続けている町ですが、町長選は3選を目指す現職の平岡仁氏に、靴下製造販売業で元町議の吉岡章男氏、損害保険募集人で共産党系の元町議の寺前憲一氏の2新人が挑戦する形となったのですが、2期8年町長を務め、町職員歴通算50年の実績と経験を持ち『特色ある教育の推進、安心して子育てのできる環境、行財政改革、商業施設誘致など人口4万人を目指す活力あるまちづくり』を掲げていた現職の平岡仁氏が6463票を獲得し、6012票を獲得した吉岡章男氏、3037票を獲得した寺前憲一氏を破り再選を決めました。
 とはいえ、4年前の前回選挙では、無党派婦人部長のライバル候補を10倍以上の大差をつけて2選目を決めていただけに、現職の平岡氏から見れば、今回は与野党相乗りが崩れたとはいえ、予想以上の大苦戦と言えるでしょうし、ライバル候補2人の票数を足すと平岡氏にNOを突きつけた有権者の数の方が多いだけに、平岡氏にとっては次の4年間で何を残すかが強く問われそうです。

(14日の選挙戦)大橋氏が再選 加須市長選

2009-06-19 08:31:54 | Weblog
(14日の選挙戦)大橋氏が再選 加須市長選 2009年06月15日 
朝日 http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000906150001
 加須市長選は14日、投開票され、無所属で現職の大橋良一氏(62)=自民、公明、国民新推薦=が、無所属新顔で前市議会議長の岩井道雄氏(71)を破り再選を果たした。投票率は53・28%(前回50・48%)だった。当日有権者数は5万4660人。
 当選の報が届くと、事務所には大きな拍手と歓声が響いた。大橋氏は集まった支持者らを前に「4年間やってきた加須のまちづくりは決して間違っていない。これからの(周辺3町との)合併を踏まえて加須地域がより素晴らしいまちになるように、市民と一緒に取り組んでいく」と、2期目への抱負を語った。
 大橋氏は、同市と騎西、北川辺、大利根3町の合併を前面に、「少子高齢化の時代を乗り切るための最大の方策として選択した」と訴えた。自治会をはじめ女性、商工、農業関係団体など約250にのぼる各種団体の支援を得て、盤石の体制で選挙戦を展開。合併のほか2期目の課題として、周辺の中核病院や県立病院との医療ネットワーク構築による地域医療体制の整備、中学3年生までの医療費無料化などを掲げ、行政をワンランク・アップさせると訴えた。
 岩井氏は、羽生総合病院(羽生市上岩瀬)の加須市花崎地区への誘致を最大の公約に掲げ「市民の40年来の悲願」と訴えた。合併では「住民投票などをしようとしない」と大橋氏を批判、市長選を住民投票の代わりと位置づけ、合併反対の姿勢を示したが、及ばなかった。
 大橋氏の再選で合併協議に弾みがつきそうだ。
 同時に行われた市議補選は無所属で前市議の鈴木久才氏が当選した

埼玉県加須市 市長選挙結果
当 16260 大橋良一 無現 加須市長 自民、公明、国民新推薦
  12508 岩井道雄 無新 元加須市議会議員



 埼玉県加須(かぞ)市は、埼玉県の北東部(群馬県境)に位置する人口6.8万人の市ですが、市長選は4年前の前回選挙で3新人の争いを制して初当選した自民・公明・国民新党が推薦する大橋良一氏に、新人で元加須市議会議員の岩井道雄氏が挑む形となり、選挙の争点は加須市と騎西町・大利根町・北川辺町の1市3町の合併問題と、老朽化した羽生総合病院の移転問題が焦点となったものの、『1市3町の合併の実現を求めると共に広域ネットワークによる医療の充実』を訴えていた現職の大橋良一氏が16250票を獲得し、『1市3町の合併に反対し、新加須総合病院の花崎地区への建設』を訴え12508票を獲得した岩井道雄氏を破り再選を決めました。
 合併を推進していた市長が再選されたことで、合併の問題は進展すると思いますが、再選された大橋市長は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか。
 ちなみに、この合併問題については、今回は合併協議会には加わらなかったものの、同じ地域に属している人口5.7万人の羽生市が『市名・市役所の場所には拘らず編入合併でも構わない』姿勢で参加の意向を示していて、場合によっては中長期的には1市3町の人口11.4万人(加須市6.8万人+騎西町2万人+大利根町1.4万人+北川辺町1.2万人)ではなく、羽生市も含めた人口17万人強の市ができる可能性もあるだけに、それだけに大橋市長がどのような市政の舵取りをするのか注目されることになりそうです。

欧州株式市場は堅調 英+0.06%高、独+0.78%高、仏+1.04%高

2009-06-19 08:27:37 | Weblog
ロンドン株18日 2.40ポイント高で終了  2009年6月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090618c9ASB7IIAA6180609.html
 18日のロンドン株式相場は小反発。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ2.40ポイント高の4280.86で引けた。上昇銘柄数は48と下落銘柄数の54を下回った。
 値ごろ感からロイズ・バンキング・グループやロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)などの銀行株が買われた。資産運用のマン・グループをはじめ、金融サービス株も堅調。
 半面、ネクストやキングフィッシャーなど、小売り株が下落。5月の英小売売上高指数が市場予想を下回ったことが売り材料になった。石油株が売られたほか、鉱業のリオ・ティント、包装のレクサムも安い。

ドイツ株18日 DAXは37ポイント高の4837  2009年6月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20090618c9AS2R1800C180609.html
 18日のフランクフルト株式相場は反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比37.50ポイント高(0.78%上昇)の4837.48だった。
 ドイツ銀行が3.5%高。保険のアリアンツやドイツテレコムも買われた。
 一方、VWは2.3%安。肥料大手のK+Sは複数のアナリストによる投資評価引き下げを受けて下落した。

6月の英製造業受注指数は‐51に改善、予想は下回る 2009年06月18日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK848767920090618
 英産業連盟(CBI)が18日発表した6月の製造業受注指数はマイナス51で、前月のマイナス56から改善した。アナリスト予想のマイナス45は下回った。
 ただ、今後の生産見通しを示す指数は、マイナス17で前月と変わらず。
 輸出受注はマイナス52に悪化し、1998年10月以来の低水準となった。前月はマイナス46だった。
 CBIのチーフ・エコノミックアドバイザーのイアン・マッカファティ氏は「英製造業は、受注が依然として非常に低い水準にあり、厳しい状況が続いている。ただメーカーは、在庫削減のための積極策が成功しつつあり、生産の減少ペースが年初よりもはるかに鈍化すると予測している」と述べた。




 欧州株式市場は、前半は冴えない値動きだったものの、米国株式市場の堅調振りに連動する形で、後半に回復する展開。
 英FTSE100は、前日比2.40ポイント高い4280.86で終了(上昇率0.06%)。
 銀行株はマチマチで、ロイズTSBが3.28%高、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが2.70%高、スタンダードチャータードが2.61%高だったものの、HSBCが0.57%安、バークレイズが0.46%安。
 上昇したのはカーニバルが7.16%高、マン・グループが4.09%高など。
 一方、リオ・ティントが4.87%安、リクサムが3.59%安、アヴィバが3.27%安、フレスニージョが3.08%安でした。

 独DAXは、前日比37.50ポイント高い4837.48ポイントで終了(上昇率0.78%)。
 銀行株は、ドイツ銀行が3.45%高で、コメルツ銀行も0.43%高。
 他、エーオンが2.31%高、フレゼニウスが2.98%高、アリアンツが2.89%高、ドイツテレコムが2.89%高、ミュンヘン再保険が2.39%高、ドイツ証券取引所が2.26%高。
 一方、フォルクスーゲンが2.27%安、K+Sが2.15%安、シーメンスが1.46%安。

 仏CAC40は、前日比32.92ポイント高い3194.06ポイントで終了(上昇率1.04%)。
 金融株は、デクシアが0.15%安だったものの、アクサが2.80%高、ソシエテ・ジェネラルが2.22%高、クレディ・アグリコルが2.10%高、BNPパリバが1.76%高。
 他、ブイグが4.38%高、EDFが3.09%高、ヴィヴェンディが2.67%高、アルセロール・ミタルが2.10%高。
 一方、PPRが4.16%安、ミシュランが1.73%安、ルノーが1.68%安、サンゴバンが1.43%安。


 欧州ローカル市場は、スイスが1.41%高、スペインIBEX35が1.09%高、オランダが0.91%高、ベルギーが0.82%高だったものの、アイルランドは0.44%安で終了しています。

NYダウは58ドル高→8555ドル、NY原油は71.37ドル、終値934.6ドル

2009-06-19 08:22:53 | Weblog
米国株反発、ダウ終値58ドル高の8555ドル 2009年6月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090619AT3L1900119062009.html
 18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。前日比58ドル42セント高の8555ドル60セントで終えた。前日までの3日続落で3%超下落した後とあって値ごろ感が意識されていた中、6月のフィラデルフィア連銀景気指数が大幅に改善したことが買い安心感につながった。業種別S&P500種株価指数では、前日に大きく下げた「金融」が反発した。ただ、悪材料の出た銘柄には売りが出て、ダウ平均の上げ幅は限られた。  一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反落。前日比0.34ポイント安の1807.72で終えた。

NY原油小幅続伸、終値71.37ドル  2009年6月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090619ATQ2INYPC19062009.html
 18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は小幅続伸。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の7月物は前日比0.34ドル高の1バレル71.37ドルで取引を終えた。米株高を受け原油の買いがやや優勢となった。
 米経済指標の改善などを手掛かりに、米株式相場が総じて堅調に推移した。米景気の回復観測や、投資家のリスク許容度が改善するとの思惑から原油に買いが入った。ナイジェリアの武装勢力が石油パイプラインを攻撃したと伝わったことも支援材料となった。
 ただ、高値警戒感などから断続的に売りも出て、相場は総じて方向感に乏しかった。高値は71.75ドル、安値は70.22ドル。

原油値上がり「夏までに100ドル越え」 石油連盟会長 2009年6月19日 朝日
http://www.asahi.com/business/update/0619/TKY200906180452.html
 石油元売りの業界団体である石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産社長)は18日、国際指標となる米国産WTI原油の先物価格について「このままいくと夏までに100ドルを超えるのではないか」と、原油高に懸念を示した。原油の需要は世界的に落ち込んでいるが、投機資金の流入が価格を押し上げている。
 WTI原油の先物価格は昨年7月に最高値147.27ドルをつけた後、急激に下落。同年12月に30ドル台まで下げた。ただ、今年2月以降じりじりと値上がりし、6月9日からは終値で70ドルを超えている。
 天坊会長は「OPEC(石油輸出国機構)は減産しても、消費国の在庫はぱんぱんになったまま。そのなかで原油価格が上がっている」と言う。本来、在庫が膨らめば価格は下がる。それでも原油価格が上がるのは、各国政府の財政出動や低金利で資金がだぶつき、資金が原油取引に流れ込んでいるためだという。
 実際、原油の需要は落ち込んだままだ。国際エネルギー機関が11日に出した09年の世界の原油需要予測は日量8330万バレルで前年比2.9%減。国内も、ガソリンの販売量は毎月平均で前年比2%程度減っている。トラックなどの燃料である軽油の販売量は大幅な落ち込みが続き、4月は前年同月比16.4%減だ。
 需要減で国内の製油所の稼働率は7~8割にとどまる。出光興産は6月上旬に定期修理に入った北海道製油所(苫小牧市)の稼働を、7月下旬の修理後も1週間程度遅らせることを検討している。

NY金小反落、終値934.6ドル  2009年6月19日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090619ATQ7IAA0519062009.html
 18日のニューヨーク金先物相場は3日ぶりに小反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比1.4ドル安の1トロイオンス934.6ドルで終えた。ドルが上昇した場面で金の売りが出た。
 今月初めにかけて上昇基調にあった金相場は、足元でせまい範囲でもみ合う展開が続いている。短期的に金の上値が重い状態が続くとみた市場参加者が、外国為替市場でドルが対ユーロで堅調になった場面で、利益確定売りを出したとの指摘があった。安値は932.1ドル、高値は944.0ドル。 銀は3日ぶりに反落。プラチナは反発。

米新規失業保険申請件数は予想外の増加、受給総数は1月以来の減少 2009年06月19日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT848799520090618
 米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数(6月13日終了)は前週から3000件増加し60万8000件となった。一方で受給総数は1月以来初めて減少に転じた。
 ロイターが集計した新規申請件数のアナリスト予想は60万件。前月は60万5000件に修正された。
 6月6日終了週の受給総数は前週から14万8000件減少し668万7000件。5月9日終了週以来の低水準となった。また週間で2001年11月以来の大幅な減少となった。 アナリスト予想は685万人だった。
 基調トレンドを見る上で参考になる4週間移動平均ベースの申請件数は61万5750件に減少し、2月14日以来の低水準となった。 

6月米フィラデルフィア業況指数は‐2.2に大幅改善、08年9月以来の高水準 2009年06月19日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT848802320090618
 米フィラデルフィア地区連銀が発表した6月の製造業業況指数はマイナス2.2と、9カ月連続で判断の分かれ目となるゼロを割り込んだものの、前月のマイナス22.6から大幅に改善し、2008年9月以来の高水準となった。
 市場予想は中央値でマイナス17、最も楽観的な予想でもマイナス6だった。
 マクイーン・ボール&アソシエイツ(ペンシルベニア州)のビル・シュルツ最高投資責任者(CIO)は「数字をみれば改善していることは明らかだが、これが成長局面へ戻る
ことを示しているのか、それとも単に過去に見られたマイナスからの反転なのかは分からない」と語った。
 項目別では新規受注が08年9月以来の水準に改善、従業員数も08年11月以来の高水準になった。




 18日のNY株式市場は、米新規失業保険申請件数が市場予想よりも悪かったとはいえ、受給総数が1月以来始めて減少に転じたことや、6月のフィラデルフィア業況指数が大幅改善したこと。前日までに大幅調整していた反動もあり、開始直後こそ前日終値(8497ドル18セント)を20ドル程下回る場面もあったものの、その後は8550-8590ドル前後で推移。
 終値ベースでも、前日比58ドル42セント高い8555ドル60セントで終了(上昇率0.69%)しました。S&P総合500も0.84%高、ナスダックは0.02%の小幅安で終了しています。
 個別株の値動きを見ると、前日とは対照的に金融株が堅調で、バンカメが4.88%高、JPモルガンチェースが4.40%高、アメックスも0.63%高。
 他、クラフトフーズが3.90%高、メルクが3.55%高、コカコーラが3.38%高、ファイザーが2.33%高、P&Gが2.32%高。
 一方、GEが2.29%安、キャタピラーも2.07%安。

 NY原油は前日比0.34ドル高い1バレル71.37ドルで終了。NY金は前日比1.4ドル安い1トロイオンス934.6ドルで終了。NY原油については、夏場には1バレル100ドルの大台を超えるのではないかと危惧する見方もあるようですが、経済の回復があまり進まない中、投機資金が相場を盛り立てている現実を見ていると、あながち否定できないものがありますし、灯油や原油価格の値上げが実体経済に悪影響を及ぼさなければ…と思います。