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白い仔犬と白い象の、微笑に魅せられ 【京さんぽシリーズⅠ】

2021-06-05 14:16:35 | 寺社絵画

相国寺 開山堂は春の特別拝観で公開されていた。

入口からお堂に入ったところの

隅っこの杉戸に白い仔犬が描かれていた。

円山応挙筆とあった。

白い毛でなんとも言えない可愛らしさ、

いまにも扉から抜け出してくるかのような絵である。

 

 

また、方丈の廊下の杉戸には

原在中の白象が優しく微笑んでいる。

 

 

ともに江戸時代に活躍した絵師で、

大典禅師のお気に入りの絵師として相国寺と深くかかわった。

相国寺には、伊藤若冲はもちろん二人の絵も多く所蔵されている。


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