５月１９日 本日は国立市防犯協会総会、青柳若葉会総会に出席しました

　こんにちは、国立市防犯協会会員、青柳若葉会会員の石井伸之です。

　本日は午前中にとある原稿作成、午後３時より国立市役所で国立市防犯協会総会、午後７時より青柳公会堂で青柳若葉会総会に出席しました。

　防犯協会総会の中で、立川警察署関係者より特殊詐欺の件で講演いただきました。

　犯罪件数総体としては減少傾向にあるとのことです。

　しかし、オレオレ詐欺などの特殊詐欺については増加傾向との話がありました。

　特におばあちゃんが被害に遭うケースが多いとのこと。

　オレオレ詐欺が、情に訴えかける卑劣な犯罪であることは間違いありません。

　さて、立川国立管内での被害状況はというと？

　平成２９年は被害件数６１件で被害額１億３０００万円
　平成３０年は被害件数２０件で被害額３０００万円（現在のところ）

　また、平成３０年における立川・国立の被害割合は？
　立川市１３件
　国立市　７件

　となっております。

　特殊詐欺の犯罪方法も変化しており、現在はクレジットカード詐欺が中心だそうです。

　その手口とは？

　突如として電話が鳴り「警察ですが、あなたのクレジットカードが被害に遭っているのでこれから伺います」との一言から始まります。

　警察官らしき男が訪問して、クレジットカードを封筒に入れ、それを返却する際に別のカードとすり替えます。

　別のカードにも関わらず「カードは手元に置いておいてください」と、言い暗証番号を聞き出します。

　カードは手元にあるからという安心感から、暗証番号を伝えてしまい、限度額まで引き出されてしまうというのが犯行の手口です。

　特殊詐欺犯罪抑止に向けて効果を発揮しているのは『無人録音機』だそうです。

　この無人録音機は電話がかかった後に「この電話は自動で録音されています・・・・・」との音声が流れます。

　その瞬間、特殊詐欺犯人は警戒してすぐさま電話を切るそうです。

　話によると、もう少し在庫があるとのことですので、国立市役所防災安全課に連絡いただければ幸いです。

　また、ポリスメイト（女性会員を中心とするグループです）の方々が「暗証番号聞かれたら110番」とのカード作成に協力いただいたことに対する、感謝の言葉をいただきました。

　日常、カードの暗証番号を聞かれてるということはあり得ません。

　暗証番号を聞き出そうとする場面に遭遇した際、このカードを思い出していただければ嬉しく思います。

　その後、懇親会となり立川警察の方と雑談の中で話したところ、国立市は繁華街が無いことから、他市に比べて間違いなく犯罪件数は少ないと言われていました。

　ただ、閑静な高級住宅街が並ぶというイメージから、特殊詐欺の標的になっているそうです。

　国立市役所ホームページでも、特殊詐欺の様々な事例がありますので、是非ともご覧いただき被害に遭わないよう心がけていただければ幸いです。


　挨拶をされる永見市長です。


　大和議長です。