石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

7月8日 本日は農業委員会OB会農光会で八ッ場ダムを視察しました

2019年07月08日 | 農業委員会
 こんにちは、2年前まで国立市農業委員会に所属していた石井伸之です

 本日は農業委員会OB会農光会で八ッ場ダムを視察しました。

 道の駅やんばで国土交通省職員の方と待ち合わせをして現地に向かいます




 事務所で説明を受けました。

 八ッ場ダムと言えば、民主党政権により突如として工事中止となったことで一躍有名になったダムです。

 八ッ場ダムはいよいよ令和元年度今年度完成となっています

 注水時期について聞いたところ、具体的な月日は企業秘密となっており、秋ごろとのことです。

 八ッ場ダム建設事業の経緯は以下の通りです

昭和22年 カスリーン台風により利根川の堤防が決壊
昭和27年 八ッ場ダムの調査に着手
昭和44年 ダム説明会が開かれ生活再建相談所開設
昭和55年 群馬県が長野原町に「生活再建案」を示す
昭和55年 群馬県が吾妻町に「振興対策案」を示す
平成 4年 長野原町と八ッ場ダム建設に関わる基本協定を締結
平成 7年 吾妻町と八ッ場ダム建設に関わる基本協定を締結
平成21年 民主党政権により事業仕訳が始まり、八ッ場ダムの工事が中止される
平成23年 民主党政権下で八ッ場ダム工事予算計上
平成24年 自民党・公明党が政権に復帰し、八ッ場ダム建設工事が本格的に再開
平成27年 ダム本体掘削工事開始
平成28年 ダム本体のコンクリート打設工事開始
平成29年 ダムの定礎式を実施
令和 元年 ダム本体のコンクリート打設工事完了

 八ッ場ダム上流側からダムの様子を見学すると、これから沈む地形が良く分かります。



 地元の方々からは、代々受け継いできた土地を離れることに対する寂寥感は決して忘れられないそうです

 逆に、これから新たに始まるダム湖の畔での新生活に対する期待が相まって複雑な心境との話がありました。

 地元の方々にとっては、ダムの設置は遠く離れた下流域住民に対するものでしかありません。


 理解を示して先祖伝来の土地を離れる決心をしていただいた、八ッ場ダム周辺住民の皆様に対する感謝の念を忘れてはならないと感じました

 再びバスに乗り込み、今度は下流側からダムを見上げます。



 旧吾妻線の線路を伝って工事現場内に入ると、大迫力の八ッ場ダムが姿を現します。

 工事中には周辺の岩盤とダムのコンクリートが密着するよう、丁寧に表面調査を行ったそうです

 少しでも岩盤に脆い部分があれば表面を掘削して、コンクリートとの設置面に強度が出るよう慎重に工事を進めたとの話がありました。

 そう考えると、福岡県朝倉市における脆弱な真砂土や砂岩はダムの建設に適さないということが良く分かります

 視察終了後には、道の駅やんばで「ダムカレー」をいただきました。

 ヒレカツ2枚というダムと八ッ場ダムをリンクさせています。ここに来たら是非とも食べていただきたい一品です。

 


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7月7日~8日 農業委員会OB会農光会において榛名神社及び八ッ場ダムを視察しました

2019年07月07日 | 農業委員会
 こんにちは、元国立市農業委員の石井伸之です

 本日、明日の一泊二日で国立市農業委員会OB会である農光会は視察研修を行うこととなっています。

 初日である7日は休日ということもあり、榛名神社の参拝と榛名湖周辺の散策をしました

 榛名神社は延長5年西暦927年上野の国12社の中に記されています。


 1000年以上の歴史を持つ榛名神社の御神水は、雨乞いの祈祷に使われ、大変な効果があったそうです

 榛名神社の本殿裏には大きな岩柱がそびえ立ち、その岩柱上には球のような岩が乗っています。


 万が一、球のような岩が転がって、本殿に落ちるようなことがあればと思うとゾッとします


 その後は日本有数のカルデラ湖である榛名湖に向かいました。

 榛名湖は25万年前に標高2500mを誇る火山だったと言われています

 幾度かの噴火によって、頂上部が吹き飛びカルデラ湖が形成され現在の形となりました。

 天候が良ければ標高1390mの榛名富士が榛名湖の湖面に映し出されるそうです

 悠久の大自然に身を置くと、議会での様々な悩みが小さいものと感じてしまいます。

 市民生活にとって最善の利益が何なのか?この点に最大の力点を置く中で今後とも努力していきます

 
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9月25日 本日は国立市農業委員会OB会である農光会でバーベキュー大会を行いました

2018年09月25日 | 農業委員会
 こんにちは、前農業委員の石井伸之です

 日中は、事務仕事をしていると突如として大きな雷が谷保地域を襲いました。

 そのうちの一つが、国立府中インター付近のホテルに落ちたようです

 すると、その建物から出火報が入ります。

 すぐさま消防小屋に向かい、私が消防車を運転する中で現場に向かいます

 既に多くの消防車が現着していました。

 結果的には落雷による誤報です。

 何事も無く幸いでしたが、雷の怖さを再確認しました

 本日は夕方より国立市農業委員会OB会である農光会でバーベキュー大会を行いました。




 会場は、谷保浄水公園の北側にある以前乗馬クラブだった場所です

 バーベキューを行う中で様々な話題で盛り上がります。

 その中で、私がお昼に消防車を運転していたところを、農光会の皆様に目撃されていました

 農業関係の話題で盛り上がると思いきや

 10月5日に立川女性センターアイムで行う「青山繁春参議院議員講演会」の話題で盛り上がりました。

 多くの方より問い合わせが来ていることから、午後6時20分の開会時間に来ていただけるようお願いしました。

 僅かな時間でしたが、雨の中を多くの方に集まっていただき、大変盛り上がりました

 農光会事務局長として、会長、幹事長を支える中で会を盛り上げて行きたいと思います。

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4月22日~23日 国立市農業委員会OB会「農光会」一泊二日研修視察に向かいました

2018年04月22日 | 農業委員会
 こんにちは、2期6年間国立市農業委員を務めさせていただいた石井伸之です

 農業委員会OB有志によって「農光会」という団体が設立され、私も加入しております。

 一年に一度、この時期に農光会では一泊二日での研修視察を行っています。



 今年は、静岡県伊豆の国市にある、一般社団法人MOA自然農法文化事業団が運営する「大仁農場」へ向かいました



 水はけがよすぎるために、浅く根を張るキャベツやかぼちゃは不向きです。

 逆に深く根を張るさといもや大根といった作物が適しています



 さといもの芽です。


 そして、驚くことは土の柔らかさです。



 直径1センチの棒が、悠々と1mは潜り込みます


 また、乾燥していると連作障害が出ないというのは目からウロコです。

 耕し方も独特で、表層5センチのみを耕し、それ以上深くは耕さないと言われました。

 深く耕すと、土が乾燥して細かくなり、表土が風に流されるそうです。

 造成台地土(非固結細粒質火山灰土壌)で、地力が低く、流亡が著しい土壌との説明がありました。

 土によって耕作方法が大きく違い、大変勉強になります。

 自然農法は、土自体が持つ土壌微生物を活性化させる為に、自然環境に存在する落ち葉などを上手に利用して、根伸びの良い土壌環境を整えることを基本に置いています。

 農光会の方とも話したのですが、30年前の農薬を大量に利用する農業とは違い、今や有機農法や自然農法が当たり前となっております。

 ただ、大仁農場が開所した昭和57年当時は、自然農法に対する偏見の目があったそうです。

 天動説が当たり前の時代に地動説を唱えたコペルニクスと同様に、当時の当たり前に異を唱えることは勇気がいることと思います。

 それでも、日本の農業を守り、日本人の健康維持に向けて努力されている大仁農場の努力に対して敬意を表します。

 今後とも農業委員会OBとして、国立市の農業振興に向けて努力致します

 開所当時は土に力が無く、キャベツの葉が巻かなかったそうです。







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4月14日 本日は来週の農業委員会OB会「農光会」の視察研修に向けて行程表を作成しました

2018年04月14日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農光会事務局長の石井伸之です。

 国立市農光会は、農業委員会OBの中で四期前の方から私のように前期まで農業委員に所属していた方の有志で構成されております。

 現在の農光会会長は三期前の農業委員長です。

 そこで、大和議員が幹事長、私が事務局長を務めさせていただいております。

 特に市からの補助などというものはなく、厳然たる任意団体です。

 ただそれでも、農業委員が終わってそれで終わりという訳ではなく、農業委員会OBとして意見交換を行うことは重要なことと認識しております。

 農光会では来週に研修視察を予定していることから、行程表を作成しておりました。

 マイクロバスで移動することから、最も重要なのは駐車場探しです

 また、移動時間や昼食場所など、時間配分を行う中で素晴らしい研修視察となるように行程表を練り上げたいと思います。

 写真は、以前ペンキを塗った石井伸之の立て看板です。

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5月26日 本日は農業委員会総会に出席しました

2017年05月26日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農業委員の任期も残り2ヶ月を切った石井伸之です

本日は生憎の雨かもしれませんが、農家の方々にとっては乾ききった畑へ最高のお湿りとなっています。

さて、本日の農業委員会では、いつものように農地転用の承認を行った後に協議事項に入ります。

農業委員会では、6月12日小学五年生を対象に稲作体験の一環として、城山さとのいえ前の田んぼで田植えを行います。

また、6月には各委員が分担する中で各小学校で稲作体験授業の説明を行います

そして、6月議会最終本会議には、7月20日新たに就任する農業委員会の同意人事が提案される予定です。

私自身は7月19日をもって退任となりますが、農地を存続させる為に何が必要か、議会で訴えて行きます。


写真は富士見台地域の将来を検討する、まちづくりビジョン懇談会についての案内です。
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4月29日 先日プレオープン中の「千丑茶屋」を農業委員会有志で見学しました

2017年04月29日 | 農業委員会
 こんにちは、ゴールデンウイーク初日を迎えた石井伸之です

 本日は何も予定がないことから、家族で出かけていました。

 話は変わりますが、つい先日甲州街道沿いで冨士見台幼稚園西側にある「千丑茶屋」(ちうしちゃや)へ農業委員会有志で行きました



 5月1日~5月5日までプレオープンとなり、5月6日からがグランドオープンになります


 店内は旧建物の柱や梁を活用しており、白を基調として壁面に対して、奥行きのある立体感が強調されていました


 専門学校東京テクニカルカレッジ建築科を卒業して以来、現場監督として10年間働く中で、ついつい建物の細部を凝視してしまいます。

 今流行りのサラダバーには、くにたち野菜が使われているとのこと

 ワンプレートランチ(メインはチキン南蛮です)を注文しました。

 このタルタルソースが絶品でした。

 普通のタルタルソースは、マヨネーズのコッテリとした油がきつく、酸味とかち合い大喧嘩をしています。

 しかし、千丑茶屋のチキン南蛮は、マヨネーズの油臭さを微塵にも感じさせません。

 また、爽やかな酸味がタルタルソースの旨味成分を引き出し、ソース内に刻んである野菜(何が入っているのか聞き忘れました)がシャリシャリとしたアクセントを付けています。

 焼き揚げている鶏をタルタルが見事に受け止め、鶏の香ばしさと相まって、口の中で素晴らしいハーモニーを奏でています。

 オーナーに話を聞くと、メインで調理をされている方は、とある有名レストランでしっかりと修行されたそうです。

 ピザも美味しくいただきました。

 国立市谷保の新名所となること間違いありません。

 メニューは以下の通りです。




 ぜひ一度「千丑茶屋」をご利用下さい





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4月28日 本日は農業委員会で城山さとのいえ前にある小学生稲作体験水田を耕しました

2017年04月28日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市消防団第一分団及び国立市農業委員会所属の石井伸之です

 本日は、第六小学校で消防車の写生会が行われるということから、第一分団の消防車を運転してそちらへ向かいました。

 谷保出張所の消防車と並んで、一年生、二年生の写生会が行われます。

 火災や防災訓練以外に、こういった形で地域貢献が出来るのは嬉しいものです。

 午後1時からは、国立市農業委員会として、城山さとのいえ前にある、稲作体験水田の田起こし、畔作り、種蒔きを行いました。




 トラクターで耕します。


 草刈り機で雑草を刈ります。


 種蒔き前の種です。僅かに発芽しています。


 稲の種蒔きも農業委員会6年目となれば、手慣れたものです。








 雑草を抜いたのちに、種を蒔き、培土を被せて、水をまき、寒冷紗を被せて終了です



 水田はトラクターで田起こしをすると共に、おおまかに畔を作ります。







 畔を守るために、矢板を流して杭を打ち込みました。


 また、水路となる部分の流れを良くするために、土上げを行います


 三時間余りの作業は少々疲れましたが、綺麗になった田んぼを見ると爽快です


 



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4月27日 本日はアグリタウン研究会において生産緑地法改正について説明を受けました

2017年04月27日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農業委員会に所属して、6年目になる石井伸之です

 本日は新宿で生産緑地法改正に関する研修会に出席しました。

 主催はアグリタウン研究会で、一般社団法人東京都農業会議が事務局を務めています

 アグリタウン研究会とは、東京農業の長期的な振興ビジョンなどを検討・提言するため、研究者等学識者で「アグリタウン研究会」を組織し、調査・研究を進めています。

 武蔵大学の後藤光蔵教授を座長に、23名の会員がそれぞれの分野からの視点で東京農業に関する分析などを手がけています。

 生産緑地法の改正は、既に衆議院を通過していますが、諸般の事情で参議院の審議がストップしています。

 おそらく、参議院の通過はゴールデンウィーク明けになるそうです。

 今回の主な改正点は以下の通りとなっています

1、現行での生産緑地指定面積は、500平米となっていますが、これを300平米とします

2、平成34年で30年間の指定期限が切れる生産緑地については、特定生産緑地の指定を受けることによって、再び10年間税制優遇を受けられるそうです

3、生産緑地面積の20%まで、地場産の農作物を販売する建物や地場産の作物を調理した料理を食べることの出来る、レストランを建設することが出来るというものです。(ただし、細かな制限があるとのことです)

 説明を受けた後に質問となりました。

 そこで、Uターン農地について質問したところ、非常に良い反応があり、正直拍子抜けといった感じです。
 
 ただ、その際の最低条件として、誰もが認められる営農活動が必要との話がありました。

 東京都農業会議の方からも、多摩地域の市では採用しているとの話がありました。

 ちなみにUターン農地とは、農地から1度転用されてた宅地を、再び農地として活用し、最終的には生産緑地への指定をするというものです。

 人口減少社会となり、老朽化した空き家が大きな問題となる中で、Uターン農地の制度が確立されることは、防災面での効果も期待されます。

 国立市の将来に向けて、南部地域の農地が貴重な財産であることは間違いありません

 新鮮なくにたち野菜を栽培されている農家の方々に対する支援に向けて、国立市でUターン農地の制度が確立されるよう、今後とも努力して行きます。

 以下の通り、資料を掲載しますので、ご覧いただければ嬉しく思います。











































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4月23日~24日 国立市農光会で研修視察旅行へ向かいました、二日目の様子です

2017年04月23日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農光会研修視察旅行中の石井伸之です

 昨夜は、長野県松本市安曇にある白骨温泉湯元斉藤旅館に宿泊しました。

 高地だけあって、真冬並みの寒さです。

 早朝の気温は5度を指していました

 午前8時30分には旅館を出発して、山梨県に向かいます。

 まずは、ビニールハウスでのイチゴ栽培見学とイチゴ狩りです

 露地でのイチゴ栽培はこれからが旬ですが、ビニールハウスのイチゴ栽培はそろそろ終了となります。

 周囲の畑では、とうもろこしや玉ねぎが栽培されています。


 また、田んぼを耕している方とトラクター談義に花が咲きました



 その後は、道の駅「とよとみ」に向かいます。

 正午近くということもあり、野菜の棚はガラーンとしています

 午前中に殆ど売り切れてしまうそうです。



 ほうれん草が残っていました。

 続いて、甲州ほうとう小作竜王玉川店でほうとうをいただきました

 鉄鍋で煮込んでいるだけあって、冷まさずに口へほうとうを運ぶと、舌をやけどしそうになります。


 体が温まりました。

 そして、最後の視察場所は、大月市にある甲斐東部木材団地におけるプレカット工場見学です

 こちらは、専門学校東京テクニカルカレッジ建築科の同級生が工場長をしています。

 何でもそうですが、こういった人脈を大切にしたいと思います。

 最初は座学で林業の状況を学びます。

 太平洋戦争終了直後の大規模な植林により、伐採すべき木が成熟しています

 スギやヒノキといった針葉樹は、50年ほどで二酸化炭素を吸収するピークを過ぎるそうです。

 地球温暖化防止の観点からも50年前後で伐採しなければなりません。

 また、花粉症予防の観点からも、花粉を飛散させるスギの伐採は急務の課題です。

 こういったことから、国としても首都圏に近い、多摩産材や山梨県産材を始めとする木材の活用を推進しています

 その後は、プレカット工場を見学します。

 パソコンで住宅の3D図面を描き、そこから木拾いを行い、必要なカットをオートメーションで行います。

 木材を組み立てるための「ほぞ」(ほぞ穴に入れる突起の部分です)が一瞬にして加工されます。


 その様子を見て、一同、感嘆の声が上がります。

 一つの「ほぞ」や「ほぞ穴」を作るのに、大工が何分も掛けていたものが、数分で完成しました。

 外には切り出されたばかりの原木が置いてあります

 加工されず、原木のままセリに出されるものもあるそうです。

 ちなみに原木1㎥で1万6千円~1万8千円が相場と言われています。

 温かみのある木材での住宅が増えることが、日本の森林を守ることに繋がりますので、是非とも多くの方に理解していただけるよう、努力したいと考えています。

 事務局長として、研修視察ルートを組み立てましたが、多くの方に助けていただいたことを心から感謝したいと思います。

 

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4月23日~24日 国立市農光会で研修視察旅行へ向かいました

2017年04月23日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農光会事務局長の石井伸之です

 本日は、数か月前より準備をしていた国立市農光会研修視察旅行を行いました。

 国立市農光会は現役農業委員有志及び農業委員OB有志による任意団体です。

 毎年一度、この時期に研修視察を兼ねて旅行を行っています。

 任意団体ですから、今回の会費は全て自費です

 さて、今回の研修視察旅行は、初日にバス内での第三次農業振興計画についての協議、諏訪大社参拝、諏訪湖遊覧船、松本城見学、白骨温泉に宿泊、二日目は山梨県中央市でのイチゴ狩り、道の駅の見学、甲斐東部木材団地におけるプレカット工場見学という日程となっています。

 実はこれ以外にも、諏訪大社下社や武田神社も見学する予定でしたが、過密スケジュールになるということから削除となりました。

 まずは、バス内で第三次農業振興計画についての研修に入ります。

 国立市第三次農業振興計画によると、農業者が平成2年には210戸だったものが平成27年には109戸へ半減しています。

 また、国立市の総面積815ha(ヘクタール)に対して農地面積は59.7ha、そのうち生産緑地は47.4ha、その中で相続税納税猶予を受けているのは20.0haです。

 農業継続上、最大の問題はアンケート結果でも示されているように、相続税の問題(60.3%)自分の健康問題(50.7%)が抜きんでています。

 相続税納税猶予制度が無ければ、農地の存続が更に厳しいものであることは間違いありません。

 ただ、農業生産額の推移を見ると、以下のようになっています。

平成21年 1億9000万円
平成22年 1億5000万円
平成23年 1億6000万円
平成24年 1億6000万円
平成25年 1億6000万円

 というように、ほぼ横ばいです。

 つまり、農家数や農地面積は減少しても、各農家が経営努力をされていることは分かります。

 こういった努力に報いるべく、今後とも国立市内で生産される新鮮野菜が流通するように努力して行きます

 バス内での研修後は、諏訪大社本宮を参拝します。

 手水舎は苔がビッシリ生えており、その手触りは最高です。

 ご存じのとおり、諏訪大社は諏訪明神とも呼ばれ、古くは風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神。また武勇の神として広く信迎され、現在は生命の根源・生活の源を守る神として御神徳は広大無辺で、多くの方が参拝に訪れます。

 諏訪大社では、結婚式後の写真撮影を行っていました。


 その後は、諏訪湖遊覧船に乗船して、

 諏訪湖のすわん号に乗り込みました。



 次に、昭和天皇皇后両陛下が昭和39年に食事をされた、八州(やしま)という蕎麦屋に向かいます。





 美味しい天ぷらそばをいただきました。


 松本城へ向かう前に、諏訪高島城が近くにあるということから、そちらに寄りました。



 すると、城下の公園は桜が満開で、多くのお花見客で溢れていました。


 お城を彩る桜の見事さに、ついつい見とれてしまいます。



 続いて松本城に入ると、やはり桜が綺麗です。

 今年は桜の開花が、若干遅れたそうです。


 松本城は現存12天守の中の一つに数えられるだけあって、戦国時代の趣を今に残しています。


 天守閣の中にへいそくが飾られています。

 地上6階に当たる天守への階段は、梯子と変わらない急角度です。




 天守からの眺めは最高で、松本盆地を一望することが出来ます。





 松本市のゆるきゃら「アルプちゃん」です。

 その後は、本日の宿泊場所である白骨温泉湯元斉藤旅館に向いました

 白骨(しらほね)温泉と呼ばれるだけあって、乳白色な温泉となっており、かすかに硫黄の臭いがします。

 明日も様々な場所を回りますので、早めに就寝しました

  


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4月13日 本日は国立市農光会視察研修に向けた行程の作成、予約の連絡を行いました

2017年04月13日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農光会事務局長の石井伸之です

 本日は東京国立白うめロータリークラブの補助金取得に向けた書類を次期会長へ届けた後に、国立市農光会視察研修に向けた行程表を作成し、予約の連絡をしました。

 国立市農光会とは、農業委員会を退任したOBの方々と現職農業委員で構成されます

 毎年この時期にバスで視察研修を行います。

 私は今年から農光会事務局長ということから、視察研修の案を作成し、関敏明会長、大和幹事長と調整を重ねているところです。

 幾度からの協議を重ねた後に、諏訪~松本を初日に回り、二日目は山梨でいちご狩り~道の駅視察~甲斐東部木材団地での巨大なプレカット工場視察という行程表を組み上げました。

 現場監督として工程表を作成することと、視察研修の行程表を作成するのは、どこかで通ずる部分があります。

 こういった作業をしていると、ゼネコンや工務店で現場監督として働いていた時が懐かしく感じました

 4月下旬に行う農光会研修視察が、素晴らしいものとなるよう内容を更に精査して行きます。

 写真は家内が日野市へ行った際に、配布されていたものだそうです。

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3月17日 本日は国立市農業委員会総会が総合体育館二階で行われました

2017年03月17日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農業委員二期目の石井伸之です

 本日は午前10時より国立市農業委員会総会が行われました。

 冒頭、小学生に向けて稲作体験水田の田植えと稲刈りを紹介するビデオを確認しました

 城山さとのいえ前で、小学生5年生が行う稲作体験水田は、大変好評であると聞いています。

 是松教育長を始め、教育行政の部課長、校長先生や教員から貴重な経験なので是非とも続けて欲しいとの声をいただき、嬉しく思います

 児童が直接体験するのは、田植えと稲刈りだけですが、農業委員会としては田んぼの畔作りから始まり、小学校で収穫したお米を炊いての食事まで、半年掛かりの作業です。

 来月末から種まきや畔作りが始まります

 昨年は大雨によって、一番東側の畔が崩壊してしまいました。

 土嚢袋を積んで急場を凌いだことからも、今年は横板を渡して補強する予定です。

 さて、総会の中では新たな農業委員選考についての話がありました

 私たち現在の農業委員は7月19日をもって任期満了を迎えます。

 6月議会には、新たな農業委員会法の下で初めての農業委員人事提案が市長より提出されます

 2月15日から3月14日までの期間が、募集期間となっています。

 2月28日の中間発表時点での応募人数は0人だったことから、どうなることかと心配していましたが、本日の報告では10数名の方が応募しているとのことです。

 選考方法としては、農業委員会委員被推薦者等評価委員会の検討を経た後、市長が候補者を決定します。

 その候補者を6月議会に提案し、過半数の議員が同意することによって決定となります

 国立市の将来を考えて素晴らしい方が、農業委員に選任されるよう、評価委員の皆様と永見市長には慎重審議をしていただければ幸いです。

 写真はヤーコン入りのポテトサラダです

 梨のような甘みと食感のヤーコンが、重い感じのポテトサラダに一服の清涼感を与えています。

 ちなみにヤーコンは低カロリーで水溶性食物繊維が豊富な食材です。

 食物繊維はガンの発生を助長させる活性酸素を除去する効用があります。

 ぜひ一度、ヤーコンをお試し頂ければ幸いです。

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3月16日 本日は農光会の打ち合わせを行いました

2017年03月16日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市農光会事務局長の石井伸之です

 農光会という団体がどういった団体かというと、現役農業委員有志及び農業委員OB有志による任意団体です。

 国立市農業委員は1期3年間となっております

 農業委員会を退任しても、国立市農業の発展に向けて協議する場が必要ということから発足しました。

 本日の会議では、次回の視察研修について協議しました

 農業委員会諸先輩方との懇談は、古来からの歴史について話を伺うことが出来ます。

 特に田んぼへ引く府中用水の水争いは大変だったそうです

 今では田んぼが減り、そういった争いは無くなりました。

 今後とも歴史の伝承に向けて、様々な話を聞きたいと思います

 写真は、くにたち野菜のヤーコンです。


 

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11月28日 本日は国立駅南口で朝の市政報告、午前10時より農業委員会総会に出席しました

2016年11月28日 | 農業委員会
 こんにちは、国立市の農地保全を大きな課題として認識している石井伸之です

 本日は国立駅南口で大和議員と一緒に朝の市政報告を行いました。

 先週金曜日に比べれば幾分温かな朝を迎えています

 まずは、自民党国立総支部として先週土曜日に役員会を行い、国立市長選挙候補者の一本化に向けての協議を実施したことを話しました。

 まだ、各団体との協議が終了していないので、正式な名前を出すわけには行きませんが、決定しましたらお伝え致します。

 午前10時からは国立市農業委員会総会、午後0時30分からは国立白うめロータリーの例会、午後1時30分からはJA東京みどり農協国立支店で国立市都市農政推進協議会総会と研修会に出席しました。

 国立市農業委員会総会では、農地転用に関する案件の承認、農業委員会だよりの確認、11月12日、13日に行われた農業祭りの反省点についての協議を行いました

 各地域の農業祭りを実行委員の方が見学したところ、どこも無料配布は行っていないことから、検討することになりました。

 農業祭りについては、苗木やけんちん汁、里芋の無料配布について、野菜を買っていただいた方へのプレゼントとしてはどうか?チャリティー方式にしてはどうか?安い価格で販売してはどうか?などの意見があり、農業祭り実行委員会へ伝えることとなりました。

 午後1時30分からのJAみどり農協国立支店での国立市都市農政推進協議会研修会では、東京都農業会議北沢事務局長を講師にお招きして、都市農業の現況についてお聞きしました

 主な内容としては、都市農業振興基本法の仕組みです。

 都市農業を守り、育てて行く為に、この法律を基礎として実務面へどのように反映させていくかが求められています

 成立してから1年半しか経過していないので、今後の展開が気になるところです。

 基本法に続く、都市農業振興基本計画が平成28年5月13日に閣議決定しました。

 「都市農業振興基本計画」のポイントとして同計画は、以下の3つの柱立てにより構成されています

第1 都市農業の振興に関する施策についての基本的な方針

都市農業の振興に当たっては、「都市農業の多様な機能の発揮」を中心的な政策課題に据え、都市農業振興に関する新たな施策の方向性として、(1)都市農業の担い手の確保、(2)都市農業の用に供する土地の確保、(3)農業振興施策の本格展開、の3つを掲げています。

第2 都市農業の振興に関し、政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策

第1で示した基本的な方針の実現に向け、今後講ずべき施策として、(1)農産物を供給する機能の向上並びに担い手の育成及び確保、(2)防災、良好な景観の形成並びに国土及び環境の保全等の機能の発揮、(3)税制上の措置、(4)農産物の地元での消費の促進、などに取り組むこととしています。

第3 都市農業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な事項

都市農業振興基本法において都道府県及び市町村が定めるよう努めることとされている「地方計画」の策定に向け、国からの積極的な働きかけや必要な情報の提供などの適切な支援等を行うこととしています。

 この中で最も重要なのは市町村が定める「地方計画」です

 国立市における地方計画で、しっかりと国立市独自の計画作りが必要であると感じました。

 国立市の農業と農地が存続するよう農業委員の一人として尽力致します

 

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