こんにちは、能登地域では道路の復旧が道半ばという事から、常に下を見なければ歩けないという話を聞き、胸が痛い思いをした石井伸之です。
本日は午後3時より日本武道館において、感染症と自然災害強い日本に向けて国民の命と生活を守る1万人集会に参加しました。
経済界や医療に関する各種団体、自民党・公明党・日本維新の会・国民民主党の代表が集まり、憲法改正時に緊急事態条項を盛り込むことに主眼を置いた大会となっています。
稲むらの火の故事から能登半島地震に続き、いつ発生するとも分からない首都圏直下型地震や南海トラフ巨大地震に対する備えとして、緊急事態条項を憲法に定め、いざという時に国が正しく機能するようにすべきと、各界の代表者が熱く訴えていました。
その中で、アルピニストの野口氏より、震災から数か月後の能登半島の状況に対して支援の手が届かない現状を訴えていました。
猛烈な寒さで眠ることが出来ないことから、大量の寝袋を寄贈し、大変多くのテントを設置する為に尽力されたという話は目頭が熱くなります。
能登地方の方々は、道路の復旧が道半ばという事から、上を向いて歩くことが出来ず、常に下を向いて歩いているところ、ブルーインパルスが来て、励まされたという話がありました。
自衛隊員の方々が寒さの中で被災地の方々を支援する為に大変な努力をされていることは誰もが理解されているかと思います。
その自衛隊員の方々が二次災害に遭うことなく、安全に活動していただく為にも、指揮する国に明確な権限が備わっていなければ、指示命令系統が混乱するばかりです。
現在の状況では国会議員の任期は大規模災害などでは延長されず、任期切れと共に国会の権能が失われてしまいます。
また、専門家の話の中で、日本が滅びる時は大規模災害ではないか?との話があるそうです。
大規模災害に対して打つ手がなく、日本国内の行政が壊滅的な打撃を受け、崩壊することを防ぐ手段として緊急事態条項が必要と熱く訴えていました。
経済界や医療福祉に関する団体が連携する中で、実務的な形で日々の活動をされている方からの緊急事態条項を憲法改正に盛り込むべきとの訴えは、胸を打つものがありました。
私自身も国立市消防団第一分団の一員であり、二級建築士と防災士のの資格を持ち、東京都の災害ボランティアに登録している立場として今後とも市民の皆様の安心と安全を守るために努力して行きます。