こんにちは石井伸之です。本日は、防災士資格取得の為に、午前10時にお茶の水の総評会館2階大会議室で行われる防災士講習を受講してきました。午前8時半には出発して、中央線でもまれて御茶ノ水に到着すると、ここは現場監督の人材派遣会社に勤めていたときの会社がすぐ近くであり、その頃を思い出しました。
様々なことについて講習を受けましたので、ここで書きたい事が山ほどあるのですが、きりがないのでポイントを絞ってお知らせしたいと思います。
まず、防災士という民間資格はNPO法人防災士機構による講習と試験の合格、救急救命講習を受講することによって資格を取得できます。
本日の講習の中では、自助として人を助ける立場になるには、防災士自身が助かっていないとその後、人助けはできないということを第一に教わりました。その為に、どうすれば助かるかと言うと、まずは自宅の耐震性能を調べる必要があり、阪神大震災でも昭和60年以前に建設された建物は倒壊し、それ以後に建設された建物で全壊する建物はありませんでした。要は、建築基準法によるのですが、法の強化前と強化後では格段の違いがあったと伝えられております。さらに、寝室に倒れ易いタンス等を置かないことがあり、これは5時46分という早朝に発生した阪神大震災では、こういった家具や家屋の倒壊による下敷きになり、圧死するという事が新聞で伝えられていますが、実は下敷きになった時の窒息死というのが本当の原因でした。体重の二倍以下であれば何時間下敷きになっていても窒息することはありませんが、体重の3倍から4倍の荷重がかかると生存時間は約一時間、体重の4倍から5倍だとおよそ10分程度で窒息するそうで、いかに、そういったものの下敷きにならないかが大切です。さらに下敷きになって救出された総数の4分の3に当たる2万7千人は近所の方々に救われ、残り4分の1に当たる8000人は公助である消防や自衛隊によって助け出されたそうです。いかに、近所の共助が大切か分かります。
その時にスライドで死因を知ると言う部分があり、ショッキングな映像がありましたが、これが災害の現実であり目をそむけることのできない部分です。非常時には、普段の現状が通用しない異常な世界になるので、防災士自身がどのような場面になっても、冷静を保ちパニックに陥らない精神的な強さと言うものも忘れてはなりません。
さらに、次の講座では今現在どれだけの自身が発生する可能性があるかというと、今後三十年以内で示すと下記のようになります。
東海地震 M8.0 86%
南関東地震 M6.7~7.2 70%
東南海地震 M8.1 60%
宮城地震 M7.8 99%
というようになっており、最後の宮城地震における99%というのは、驚きました。しかし、一つだけ言えるのは、日本において絶対に地震が発生しないという場所がないことです。日本中どこであっても、いつ阪神大震災に見舞われてもおかしくないそうで、南関東地震では国立市でも震度6が予想されております。
そういった形で、午前10時から午後5時まで講習を受けると流石に脳内疲労物質が大量に分泌されているように感じました。
その後、立川クレストホテルで、理事者、部長、議員の懇談会が行われ、三月議会の慰労会となりました。市長が珍しく、紺色の着物で現れたのには驚きましたが、伝統文化を重んじる挨拶といい、市長の違った一面を見させていただきました。特に、総務部長には昨日コミュニティバスのバス停が設置されたことを伝え、総務部長を始め、総務部主幹や総務部の関係者が一生懸命取り組んでいただいたことにより、平成18年度早々に運行開始されることとなり、本当に感謝しております。
また明日は、午前十時より御茶ノ水にて防災士の講習があるので、長女の寝かし付けを兼ねて休むことにします。お休みなさい。
様々なことについて講習を受けましたので、ここで書きたい事が山ほどあるのですが、きりがないのでポイントを絞ってお知らせしたいと思います。
まず、防災士という民間資格はNPO法人防災士機構による講習と試験の合格、救急救命講習を受講することによって資格を取得できます。
本日の講習の中では、自助として人を助ける立場になるには、防災士自身が助かっていないとその後、人助けはできないということを第一に教わりました。その為に、どうすれば助かるかと言うと、まずは自宅の耐震性能を調べる必要があり、阪神大震災でも昭和60年以前に建設された建物は倒壊し、それ以後に建設された建物で全壊する建物はありませんでした。要は、建築基準法によるのですが、法の強化前と強化後では格段の違いがあったと伝えられております。さらに、寝室に倒れ易いタンス等を置かないことがあり、これは5時46分という早朝に発生した阪神大震災では、こういった家具や家屋の倒壊による下敷きになり、圧死するという事が新聞で伝えられていますが、実は下敷きになった時の窒息死というのが本当の原因でした。体重の二倍以下であれば何時間下敷きになっていても窒息することはありませんが、体重の3倍から4倍の荷重がかかると生存時間は約一時間、体重の4倍から5倍だとおよそ10分程度で窒息するそうで、いかに、そういったものの下敷きにならないかが大切です。さらに下敷きになって救出された総数の4分の3に当たる2万7千人は近所の方々に救われ、残り4分の1に当たる8000人は公助である消防や自衛隊によって助け出されたそうです。いかに、近所の共助が大切か分かります。
その時にスライドで死因を知ると言う部分があり、ショッキングな映像がありましたが、これが災害の現実であり目をそむけることのできない部分です。非常時には、普段の現状が通用しない異常な世界になるので、防災士自身がどのような場面になっても、冷静を保ちパニックに陥らない精神的な強さと言うものも忘れてはなりません。
さらに、次の講座では今現在どれだけの自身が発生する可能性があるかというと、今後三十年以内で示すと下記のようになります。
東海地震 M8.0 86%
南関東地震 M6.7~7.2 70%
東南海地震 M8.1 60%
宮城地震 M7.8 99%
というようになっており、最後の宮城地震における99%というのは、驚きました。しかし、一つだけ言えるのは、日本において絶対に地震が発生しないという場所がないことです。日本中どこであっても、いつ阪神大震災に見舞われてもおかしくないそうで、南関東地震では国立市でも震度6が予想されております。
そういった形で、午前10時から午後5時まで講習を受けると流石に脳内疲労物質が大量に分泌されているように感じました。
その後、立川クレストホテルで、理事者、部長、議員の懇談会が行われ、三月議会の慰労会となりました。市長が珍しく、紺色の着物で現れたのには驚きましたが、伝統文化を重んじる挨拶といい、市長の違った一面を見させていただきました。特に、総務部長には昨日コミュニティバスのバス停が設置されたことを伝え、総務部長を始め、総務部主幹や総務部の関係者が一生懸命取り組んでいただいたことにより、平成18年度早々に運行開始されることとなり、本当に感謝しております。
また明日は、午前十時より御茶ノ水にて防災士の講習があるので、長女の寝かし付けを兼ねて休むことにします。お休みなさい。