こんにちは、テレビ番組から取材を受けたことは今まで一度も無い石井伸之です。
昨日の夜に消防団第一分団での訓練をしている際に家内からメールが入っており何事かと思い開いてみると、自宅へTBS噂の東京マガジンの方から連絡があり、甲州街道の歩道拡幅について取材したいとのことでした。
ちなみに、噂の東京マガジンというのは、TBS系列(国立市では6チャンネルです)にて日曜日午後1時より放映されている番組で、視聴者からの依頼に応えて番組にて取り上げるという形式のものです。
そこで、連絡をしてみると、以前上村議員を中心とした有志議員で、甲州街道の歩道を車椅子で歩いたところから、その記事を見てTBS「
噂の東京マガジン」の方がその件で番組を作成しているそうです。
その中で、発起人である上村議員と以前から一般質問で取り上げていた、小口議員と私に白羽の矢が立ったと聞きました。さらに、TBSの方が言うには、私のホームページや平成17年から書いているブログを見ていただいたということから、ささやかな日記ですが、こうやってマスコミの方々に見ていただけるとは思いもしませんでした。
午前11時に市役所議会応接室で、小口議員と共にテレビ取材を受けることとなりました。TBSの方は我々に質問を投げかけるディレクターの方とカメラマンのお二人だけでしたが、37年間の人生でテレビ取材を初めて受けることから、とにかく緊張してしまいました。
最初の質問に対して非常に冷静沈着な小口議員が的のど真ん中を射るかのように答えられておりましたので、私は心の中では「おおー、すごい」と絶賛の拍手をしておりました。「慌てる」という言葉とは無縁のように思える小口議員に引っ張られるかのように私も声を上擦らせながらも何とか話すことができました。
ここでどういった質問があったのか話してしまうのは、テレビ放映が予定されていることから、どのように編集されて実際に放映されるかどうかは別として、割愛させていただきます。
それにしても、テレビカメラを向けられている中で質問に答えるというのは、一般質問で緊張するという比ではなく、頭でしゃべろうとしていることと、声帯と顎の動きが神経で繋がっているのかいないのか、微妙な感じがしており口が勝手にしゃべっているような不思議な感覚を覚えました。
インタビューを受けている時間は実質的に30分~40分程度でしたが、この時間が非常に長く、心の中では「早く終われ、早く終わってくれ」という悲痛な叫びが駆け巡っており、平静さを装うことで精一杯という感じです。
放映されなければ、されないで別に良いのですが、情けない姿を全国ネットで晒すかも知れないというのは、何とも言えない微妙な感じがしております。テレビカメラを向けられて、冷静に自分の発言をしている先輩議員がどれだけ凄いことなのか、実際にインタビューを受けてみて初めて知ることができました。
二度とこういった機会が訪れるかどうか分りませんが、貴重な経験をさせていただいたことに対してTBSの番組関係者には心から感謝したいと思います。
話は変わって夕方には国立第一小学校周辺農家の方より「家族で農作物の収穫体験をしませんか?」という、大変ありがたいお言葉をいただき、自転車で現地へ向かいました。
6月議会の一般質問では、農作物の盗難について様々なご意見をいただき、多角的な質問をすることができました。
さて、長女にとっては、おっかなビックリ初めての収穫体験となるナスやトマト、キャベツ、だいこん、みつば、トウモロコシ、等々様々な収穫をさせていただきました。さすがに4歳児だけあって力の入れ方が分らず、トマトは潰しそうになり、トウモロコシは勢いあまってつんのめり、大根を取る時には折りそうになりながら尻餅をつき、みつばは根っこに付いた土を振りまわし、大変な目に合いましたが、それでも長女の目は活き活きと輝かせておりました。
こういった機会をいただいた農家の方には、心から感謝したいと思います。本日いただいた野菜の中で一番喜んだのは「きゅうり」で、となりのトトロで近所のお婆さんの畑で採れたきゅうりを美味しそうに食べるメイちゃんの姿に憧れていたかのようです。
私と二人できゅうりを二つに折り、味噌を付けて食べると絶品です。元気な土の力を吸収しているかのように思います。
国立市でも農作物の収穫体験を行っているそうなので、こういった企画には多くの子供達に参加していただき、農家の方々が行っている努力への理解と食べ物を大切にする心の涵養になればと感じました。