こんにちは自由民主党所属の石井伸之です。
本日は午前8時前に自民党女性部リブル会におけるバス旅行のお見送りの為に、芸小ホール前へ松本洋平前衆議院議員、青木議員、石塚議員と共に伺い、一言挨拶をさせていただきました。
挨拶の中で、住基ネット接続反対派と考えられる市民団体が、国立市議会に住基ネット接続の可否を求める住民投票を直接請求するための署名集めを行っている状況を説明しました。
既に市長選挙と市議会議員選挙において住基ネット接続の民意が出ており、当選された佐藤市長が接続に向けて様々な事務手続きを行っております。
もしも仮に住民投票が行われた場合、2200万円~2300万円もの私たちの税金が無駄に使われることをお伝えすると、リブル会参加者の方々が一斉にざわめきましたので、こういった情報がしっかりと伝わっていないと感じました。
住民投票というと、さも住民の民意を反映させる正しいことを行っているかのような錯覚に陥りますが、住基ネット接続反対の前市長も言っていたように、最大の民意である市長選挙の結果に従って欲しいものです。
私も野党時代に住基ネット接続の是非と訴える住民投票ということも考えましたが、こういった経費の重さを考えると軽々しく住民投票に訴えられないと感じておりました。
今後の展開として、直接請求に必要な50分の1という署名は1200人~1300人程度ということから恐らく集まることと思います。
その後、選挙管理委員会で署名の審査後、来年1月に臨時議会が開かれ、国立市議会で住基ネット接続に関する住民投票の可否が判断されることになっております。
午前10時30分からは国立市役所3階会議室において、東日本大震災被災者支援に赴いた職員の報告会があり、そちらへ同じ会派の大和議員と共に参加しました。
何度も目にする被災地の惨状を思うと胸が痛くなるのは、誰もが当然の感情だと思います。しかし、それを乗り越え、次の世代への確かな教訓にすることが亡くなられた犠牲者に対する最大の供養になるのではないでしょうか?
午後2時からは国立市議会としての議員研修会に出席し、午後4時からは自由民主党三多摩支部連合会研修会が立川グランドホテルで行われるということから、少し遅れてそちらへ行き、テレビでもお馴染みの西田昌司参議院議員の講演を聞きました。


話の内容としては、演題が「野田政権を打倒せよ」だけあって、野田政権の改善を様々な角度から訴えられ、まずは、復興支援に向けて大胆に国債を発行することについて触れ、将来のインフラ整備は未来への財産となり先行投資にも繋がるのだから、小出しにするのではなく必要額を自治体に拠出すべきだと話しておりました。
ですが、余りにも赤字国債が増えるとギリシャのようになるという人がいますが、日本は絶対にギリシャのようにはならないと断言されておりました。その理由として、ギリシャはお金を作る権限のある中央銀行がなく、お金を作ることができる権限はEUに握られており、簡単に話すと国の負債がそっくりそのままEU各国に返さなくてはならない借金として残ってしまいますが、日本は中央銀行でお金を作る権限があるだけではなく、日本国民の預貯金600兆円を始めとするお金が日本の中で回っていることもあり、ギリシャと単純に比較することはできないそうです。
また、TPPについて日本としての経済効果を算定したところ、多くて10年間で2~3兆円となっており、1年間で2000億円~3000億円ということを考えると農作物への打撃や安価な労働力の流入による雇用不安などを考えるとリスクが大きすぎるように感じてなりません。
では何故野田総理がTPPに前向きなのかというと、それは結局アメリカの顔色を窺っているそうです。ちなみにTPP参加国のGDP9割を日米で占め、残りの5%をオーストラリア、さらに残りを他の参加国で分け合うように、単純にアメリカと日本の間で関税を始めとする様々なものを自由化するというものであると言われておりました。
自民党内でも殆どがTPP反対ですが、ごく一部の議員が野田総理と同様な考え方を持っているそうです。それと、中国と韓国はどうかというと、中国は世界常識ともいえる変動制為替相場に入らないことから到底自由化などできず、入ることはありえないと言われ、韓国は慎重に状況を見極めており軽々と加入することはないそうです。
そして最後に、アメリカを始めとして対等な国際関係を構築するには、自民の国は自分で守るという集団的自衛権を確立し、同盟を結ぶ国が攻撃された場合には、お互い様という感覚で仲間を守る気概を身に着けるべきだと言われておりました。アメリカに守ってもらう時期はとうに過ぎており、自国の領土は自分で守るということを明確にしない限り、尖閣諸島はいつ中国に占拠されるかわかりません。
大変力強い講演をいただき、大変勉強になったとともに、2年以内に行われる総選挙でもしっかりとこういった部分を訴えて行くことが必要だと感じました。
その後は丸川珠代参議院議員が「第二回珠代さんを励ます会」という政治パーティーを、新宿にある京王プラザホテルにて行うということからそちらへ行きました。

途中渋滞していたことから、到着すると丁度丸川参議院議員が挨拶をする場面になっておりました。5階のホールは身動きを大変なくらいに参加者が集まっており、丸川珠代参議院議員に対する期待の高まりを伺うことができます。



早いもので、2年後には参議院議員選挙が行われるということから、衆参のダブル選挙になるのではないかと言われ、まさにそこが日本の将来を決める大きな選挙になる可能性があります。選挙前だけ国民へ甘い約束手形を連発するのではなく「良薬は口に苦し」という言葉を旨として、少子高齢化社会に耐えられる社会保障制度制度の確立や内需拡大の為に何が必要なのか、しっかりと検討する中で国民の皆様へ訴えて欲しいと思います。
再び西田参議院議員の言葉に戻りますが、政治家として最も重要なことは答えを出すことではなく、問題を見つけることにあると言われておりました。問題を解決することは誰にでもできるが、どこにどういった問題があり、どうやってその問題にメスをいれるのか?という部分を探し出すことが求められていると言われておりました。
私自身も市民の皆様に最も身近な政治家として、地域の諸問題から国立市の財政問題、10年、20年、30年先を見据えた政策をしっかりと訴えて行くことができるように努力したいと思います。
本日は午前8時前に自民党女性部リブル会におけるバス旅行のお見送りの為に、芸小ホール前へ松本洋平前衆議院議員、青木議員、石塚議員と共に伺い、一言挨拶をさせていただきました。
挨拶の中で、住基ネット接続反対派と考えられる市民団体が、国立市議会に住基ネット接続の可否を求める住民投票を直接請求するための署名集めを行っている状況を説明しました。
既に市長選挙と市議会議員選挙において住基ネット接続の民意が出ており、当選された佐藤市長が接続に向けて様々な事務手続きを行っております。
もしも仮に住民投票が行われた場合、2200万円~2300万円もの私たちの税金が無駄に使われることをお伝えすると、リブル会参加者の方々が一斉にざわめきましたので、こういった情報がしっかりと伝わっていないと感じました。
住民投票というと、さも住民の民意を反映させる正しいことを行っているかのような錯覚に陥りますが、住基ネット接続反対の前市長も言っていたように、最大の民意である市長選挙の結果に従って欲しいものです。
私も野党時代に住基ネット接続の是非と訴える住民投票ということも考えましたが、こういった経費の重さを考えると軽々しく住民投票に訴えられないと感じておりました。
今後の展開として、直接請求に必要な50分の1という署名は1200人~1300人程度ということから恐らく集まることと思います。
その後、選挙管理委員会で署名の審査後、来年1月に臨時議会が開かれ、国立市議会で住基ネット接続に関する住民投票の可否が判断されることになっております。
午前10時30分からは国立市役所3階会議室において、東日本大震災被災者支援に赴いた職員の報告会があり、そちらへ同じ会派の大和議員と共に参加しました。
何度も目にする被災地の惨状を思うと胸が痛くなるのは、誰もが当然の感情だと思います。しかし、それを乗り越え、次の世代への確かな教訓にすることが亡くなられた犠牲者に対する最大の供養になるのではないでしょうか?
午後2時からは国立市議会としての議員研修会に出席し、午後4時からは自由民主党三多摩支部連合会研修会が立川グランドホテルで行われるということから、少し遅れてそちらへ行き、テレビでもお馴染みの西田昌司参議院議員の講演を聞きました。


話の内容としては、演題が「野田政権を打倒せよ」だけあって、野田政権の改善を様々な角度から訴えられ、まずは、復興支援に向けて大胆に国債を発行することについて触れ、将来のインフラ整備は未来への財産となり先行投資にも繋がるのだから、小出しにするのではなく必要額を自治体に拠出すべきだと話しておりました。
ですが、余りにも赤字国債が増えるとギリシャのようになるという人がいますが、日本は絶対にギリシャのようにはならないと断言されておりました。その理由として、ギリシャはお金を作る権限のある中央銀行がなく、お金を作ることができる権限はEUに握られており、簡単に話すと国の負債がそっくりそのままEU各国に返さなくてはならない借金として残ってしまいますが、日本は中央銀行でお金を作る権限があるだけではなく、日本国民の預貯金600兆円を始めとするお金が日本の中で回っていることもあり、ギリシャと単純に比較することはできないそうです。
また、TPPについて日本としての経済効果を算定したところ、多くて10年間で2~3兆円となっており、1年間で2000億円~3000億円ということを考えると農作物への打撃や安価な労働力の流入による雇用不安などを考えるとリスクが大きすぎるように感じてなりません。
では何故野田総理がTPPに前向きなのかというと、それは結局アメリカの顔色を窺っているそうです。ちなみにTPP参加国のGDP9割を日米で占め、残りの5%をオーストラリア、さらに残りを他の参加国で分け合うように、単純にアメリカと日本の間で関税を始めとする様々なものを自由化するというものであると言われておりました。
自民党内でも殆どがTPP反対ですが、ごく一部の議員が野田総理と同様な考え方を持っているそうです。それと、中国と韓国はどうかというと、中国は世界常識ともいえる変動制為替相場に入らないことから到底自由化などできず、入ることはありえないと言われ、韓国は慎重に状況を見極めており軽々と加入することはないそうです。
そして最後に、アメリカを始めとして対等な国際関係を構築するには、自民の国は自分で守るという集団的自衛権を確立し、同盟を結ぶ国が攻撃された場合には、お互い様という感覚で仲間を守る気概を身に着けるべきだと言われておりました。アメリカに守ってもらう時期はとうに過ぎており、自国の領土は自分で守るということを明確にしない限り、尖閣諸島はいつ中国に占拠されるかわかりません。
大変力強い講演をいただき、大変勉強になったとともに、2年以内に行われる総選挙でもしっかりとこういった部分を訴えて行くことが必要だと感じました。
その後は丸川珠代参議院議員が「第二回珠代さんを励ます会」という政治パーティーを、新宿にある京王プラザホテルにて行うということからそちらへ行きました。

途中渋滞していたことから、到着すると丁度丸川参議院議員が挨拶をする場面になっておりました。5階のホールは身動きを大変なくらいに参加者が集まっており、丸川珠代参議院議員に対する期待の高まりを伺うことができます。



早いもので、2年後には参議院議員選挙が行われるということから、衆参のダブル選挙になるのではないかと言われ、まさにそこが日本の将来を決める大きな選挙になる可能性があります。選挙前だけ国民へ甘い約束手形を連発するのではなく「良薬は口に苦し」という言葉を旨として、少子高齢化社会に耐えられる社会保障制度制度の確立や内需拡大の為に何が必要なのか、しっかりと検討する中で国民の皆様へ訴えて欲しいと思います。
再び西田参議院議員の言葉に戻りますが、政治家として最も重要なことは答えを出すことではなく、問題を見つけることにあると言われておりました。問題を解決することは誰にでもできるが、どこにどういった問題があり、どうやってその問題にメスをいれるのか?という部分を探し出すことが求められていると言われておりました。
私自身も市民の皆様に最も身近な政治家として、地域の諸問題から国立市の財政問題、10年、20年、30年先を見据えた政策をしっかりと訴えて行くことができるように努力したいと思います。