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交響詩 フィンランディア

2020-04-09 17:30:00 | ノンジャンル
 アンテナ製作は少しづつ前進しています。 週末には何とかしたいと思っています。

 中学生の時、吹奏楽部にいました。 ティンパニーやスーザフォンなどを備えた、本格的なブラスバンドで部員も 60 人近くいたでしょうか。 九州大会では優勝こそ出来なかったものの、優秀な成績を収めました ( 【 投稿後に分かった事 】 ” 銅賞 ” だと思い込んでいたら 4 位 ( 出場 12 校中 ) だった。 ま、そこは優秀な成績だったと言う事でお願いします (笑))。 私たちの自由曲は、フィンランドの作曲家、 ジャン・シベリウスの ” 交響詩 フィンランディア ” です。

 急に思い出して聞いてみたくなりました。 吹奏楽用にアレンジした譜面 ( スコア ) があり、当時は割とブラスバンドで流行った曲です。 今は便利です。 ネット検索で複数の 映像 ( YouTube ) が出て来ます。 中学生でよくこんな大曲をやったなと思います。 

 そこで、当時ひとつ気になる疑問があって、そのまま 55 年程眠っていたのを思い出しました。 九州大会で優勝した学校が演奏していた曲が凄く格好良かったので、曲名を知りたいと思いながら ・・・ そのままになっていたのです。

 こうなったら、何が何でも、もう一度聞いてみたいとの思いが募ります。 初恋の人を探す気分で、ネットを彷徨いました。 手掛かりは曲名の一部 「 ストラト 」 です。

 見つけました。 ” ストラトスフェア ( Stratosphere 成層圏 ) ” です。 輸入吹奏楽譜屋の Home Page にサンプルとして YouTube に映像がありました。 感想ですが、抜粋演奏だったためか、若干思い出しはしたものの、当時感じたものと同じではありませんでした。 同じものを見聞きしても、年齢や時代、環境の変化などで感じ方も違ってくるのかも知れません。 読書でも同じ事が言えるでしょう。

  ” フィンランディア ” の後半の合唱の部分は、フルート・オーボエで演奏します。 フィンランディア賛歌、第 2 の国歌とも言われています。 Wikipedia によると 「 フィンランドへの愛国心 ( 独立心 ) を沸き起こすとして、帝政ロシア政府がこの曲を演奏禁止処分にしたのは有名な話である 」 とあります。 ブラスバンドの先生からもこの話は聞いていました。 熱血教師でしたね、夜の 8 ~ 9 時まで毎日、栄養剤を飲んで練習をしていました。 今の時代、この教育方法は認められないのかも知れません。 当時でも疑問視する父兄は少なからずいました。 しかし、私としては良い想い出として残っています。


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