■ 年末になるとドラマが最終回を迎えます。 最近は 「 これ 」 と言ったものがないので、飛び飛びにしか見ていないドラマが多いですね。 「 7 人の秘書 」 と 「 危険なビーナス 」 は欠かさず見ていました。
「 危険なビーナス 」 の最終回は原作から一歩踏み込んだ結末でした。 私の様な単純な人間には原作の様な 「 思わせぶりな 」 結末はもどかしい気分になるのですが、ドラマの方は精神衛生上実に収まりのいい結末になっています。
実は、このドラマの結末を知って、原作を逆読みすると、東野圭吾の策略に引っ掛かっている自分を発見します。 作者から 「 お前は粋じゃないな~ 」 なんて言われそうです。
小説を読むようになってからレンタルビデオも 「 邦画 」 を見る様になりました。 映画が先で、後から小説が出来る 「 アルキメデスの大戦 」 なんてものもあります。
■ 孫のお付き合いをしていると出先で、急に 「 DVD を借りたい 」 とか言い出します。 せっかくレンタルビデオ屋に行くのなら、私も何か借りたいなぁ~となりますが、無数にあるビデオから何をチョイスするのか困ってしまいます。 孫のコーナーは決まっています。
そんな時、私の基準は 「 戦争物 」 か 「 スパイ物 」 「 冒険物 」 です。 興味があるし、外れが少ないのではないかと勝手に思っています。 しかし、ジャンル分けに頼っても目的の物になかなか辿り着けません。
今回は ” 自棄のやん鉢 ” で、たまたま目の前にあった 「 マイ・スパイ ( 予告編観れます ) 」 と言う題名の DVD を借りました。 いやいや、それが大当たりで、久しぶりに面白い映画だったのです。 9 才の女の子が本物のプロのスパイを手玉に取る ・・・ 話なんですけど。 「 ホームアローン 」 「 キンダガートン・コップ 」 のような ? 映画です。 私は 「 マイ・スパイ 」 を推します。
娘 ( 47才 ) にこの映画を孫に見せたいと言うと 「 誰が出ている ? 」 ・・・ 普通そうですよね、迷った時のチョイスとしては俳優で選ぶ方法があります。 ジョニー・デップとか、キアヌ・リーヴス、トムクルーズ、ハリソンフォードなど ・・・ 「 知らない俳優ばかりだけど 」 と言うと ・・・ 娘はあまり興味がなさそうでした (笑)。
しかし、その夜一緒に観たらしく、報告によると、孫 ( 10才女子 ) は途中で退屈する事も寝る事もなく、それどころか 「 めっちゃ面白かった 」 と言っていたそうです。
ヨシ!。 家族で楽しめる映画です。