今読んでいる本の中に
思わず、はあ~なるほどなあ と うなってしまうくだりを見つけた。
我慢と我がままについての考察。
「我慢」は美徳のように思われているけれど
仏教的意味に於いては、
我慢とはイコール傲慢、罪悪の一つ。とされているのだそうだ。
一方、「我がまま」とは
仏教的には、我のままにあること。美徳の一つ。
なんだかなあ~。確かにねえ。
こころを押し殺して我慢を重ねる・・・これは健康的とは言えないよね。
社会生活上、そりゃあ多少の我慢は必要だけれど
常にこころが我慢でがんじがらめになって不自由でいるのは、かわいそうだ。
我がまま。。。
「自分が自分のままでいて良い」 と安心して生きること。
こころに正直に、我のままに。
どこかで「我がまま」であることができてこそ、「我慢」ができる。
本って、ありがたいね。書物は宝物館だ~。
たまたま一冊の本を手に取って、
こころを解かれるような言葉に出逢うのも
これまたフシギな「えにし」としか云いようがないなあ。
出逢うべくして出逢う。起こるべくして起こる。
必然の世界。
「我がまま」でありましょう!