時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

なみだの内訳

2014-10-19 | essay



娘の中学の合唱コンクールへ。

歳をとるほどに涙もろくなる というのは本当みたい。


舞台に上がった特別支援学級のクラスに、
小学校一年生から知っている女の子をみつけた。
しばらく見ないうちに、もう中学三年生に。。。

違う小学校区からの越境入学で
うちの息子と同じ登校班に合流することになった女の子。
長い道のりを毎朝お父さんと歩いて登校していた。

その女の子がマイクで曲の紹介をし、クラスの中心となって
ハンドベルのすばらしい演奏を聴かせてくれた。

よく泣いていた ちいさかったあの子の成長した姿に
勝手ながらボロボロ感涙・・・。

続く、娘の学年のクラスごとの合唱。
どのクラスにも、幼稚園や赤ちゃんの頃から知っている子が。

よく泣いてぐずっていたあの子、いつも脱走していたこの子、
人懐こくいつも笑わせてくれたその子・・・

だだをこねていた顔も、泣き顔も、怒った顔も
全部知っているよ。

そんな子どもたちが、どの子も、いつの間にか立派な中学生になって
制服を着てすまして一生懸命唱っている姿に
おばちゃん、なみだが止まりません。

三人兄妹・末っ子の娘の学年だから、より成長に感動しちゃうのかも。
末っ子ってものは、親にとってはどうしてもいつまでも幼く感じてしまうもの。

自分の子だけでなく、近所の子どもたちの成長を
こうして身近に感じることができるって・・・つくづくしあわせなことだなあ。

ひとりひとり、それぞれにいろんなことがあって
これから先、坂道やでこぼこ道、崖や壁もあるでしょう。。。

それでも、ひとりひとりが自分らしい姿勢で
自分なりの足どりで歩いていってほしいな、とおもいます。

さんざん感涙して、さっぱりすっきり!?
感動のなみだってものは、こころのなかの澱を全部排出するチカラがあるのかも。

終了後には、幼稚園時代のバス停ママ仲間七人でお昼ごはんへ。
それぞれの成長話にまたひと花咲かせるのでありました。

これからの子どもたちに
安全にすこやかに平和に過ごせる世の中を用意しておくことは
オトナの役目ですね。

自分たち今のオトナが、先人たちに平和の中で成長させてもらったように。。。





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