![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/15/fc5cfa4a543683b93f5be768550690e4.jpg?1725537642)
内藤礼
「生まれておいで 生きておいで」
東京国立博物館
インスタレーション作品が
館内の空間を取り込んで展示されている。
コトバを超えた内藤礼氏の世界観の時空間に暫し漂う。。。
展示品とその名前の間には
計り知れない思惑や考察が詰まっているのであろう。
例えば、まぶたという題名を作品番号を頼りに探してみると、糸につるされた小さな銀紙だったりする。
ゆるりと風が吹くたび小さな銀紙がひっそりと揺れて光るのだ。
まぶた。。。
(ココロの中でまぶた、まぶたと唱えるうちに、小川洋子氏の小説『まぶた』を思い出したりする。関係ないのに。)
ありのままにうけとめる。
そんな中、重要文化財の土製品なども作品としてぽつんと展示されている。
ただの土くれのようでいて、よく見るとそれは縄文時代の幼児(赤ちゃんかな)の足形である。
確かに存在したヒトの証。。。
土くれがずんと重みを増す。
自然光のもと、キラキラと光る硝子玉の展示もうつくしかったな。
内藤礼氏、わたしは「ひと」の作品で初めて出会って惹かれたせいか、どうもどこかに「ひと」が置かれてはいまいかとこころが勝手に探してしまう。
ひとりだけでも「ひと」が置かれていたならなぁ⋯
などとあの空間でひとり妄想していたのであった〜。
今回は近代建築物としての東京国立博物館も改めて堪能できた。
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ひかり溢れる階段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/48/58b504d4599a72a2595e0160352dd091.jpg?1725537802)
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開けたくなる古いドア
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/aa/ee960a0f16c6ef7fe7aa5f0622094f4f.jpg?1725537802)
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モスク建築を思わせる窓とタイル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/32/6ab9aa1bb58f8c2aa81a7de05d681dc0.jpg?1725538022)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/47/257aeeac16de1bc237ab9f73d8e8d3fb.jpg?1725537802)
今回庭園も初めて散策。
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今回庭園も初めて散策。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/83/f87fcea1063d4cb99cb695c7035dd029.jpg?1725538101)
庭園の蓮池越しに眺める本館の姿。
こんなに大きな建物だったのねぇ。
雨上がりの晩夏の風を感じる庭園はなかなかの見応え。
秋の深まる頃もきっと素晴らしいことでしょう。
次回開催は「はにわ展」
これもたのしみ!