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たいせつなもの。すきなこと。

過去の「近未来の建築」

2012-12-02 | 古い建物 のこと

 

黒川紀章氏が設計した国立新美術館。
古い建物がすきなわたしだけれど、
近年の新しい建物の中で、この美術館はすきなんだ。



光と影の効果や、吹き抜けの解放感、
巨大な逆円錐がなんともおもしろい。この波打つ外観もね。




黒川紀章さんの建築物といえば・・・

大阪から越してきたばかりの小学校4年生の頃
「うっわ~~東京ってスゴイところや!」と、子どものわたしに思わせた建築物は、
西新宿の高層ビルなどではなく、父の車から眺めた、あの黒川紀章氏のカプセルタワーでした。


その少し前、大阪でみていた子ども番組に、
実写の着ぐるみの宇宙人家族みたいな物語があって、
その中に出てくるマンションみたいな建物のイメージが
あのカプセルタワーに似ていたから、もあるのだけれど。
 (あの番組、なんだったんだろう?番組名が知りたい~)

子どもゴコロに、やっぱり東京は進んでいるから宇宙っぽい未来の建物も
あるんやなあ~!と感動したのでした~。

あの中銀カプセルタワー。あの感動から約35年位は経つのに
首都高から眺めるだけで未だに実際近づいたことはないんだよねえ。
通るたびに、毎回つい見入っちゃうのだけれど。

あの頃、未来の建物だ~!って思ったカプセルタワー。
すっかり「未来」は追い越して先へ行ってしまったけれど
それでも、わたしの中ではやっぱり特別な「近未来の建物」です。







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