時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ユメで思い出した雪の夜道

2022-09-10 | essay
ゆめをみた。

わたしは新入社員として入社式に向っているのだが、そこだと思い込んでいたビルはどうやら間違えており、慌てて交番に駆け込んで道を尋ねるわたし。
あと5分で入社式は始まる。。。というユメ。

方向音痴のわたしには道をまちがえることはよくあることだけれど、あのジリジリとした焦りの感覚は実は身に覚えアリ。

何十年も前の、自分の新入社員入社式。
前日まで姉のアパートに泊まりに行って遊んでいたら、思わぬ大雪に見舞われバスが運休に。
急な積雪に車も出せず。。
翌朝の入社式に間に合う為にはなんとしても夜の内に都内の自宅に帰り着かなければならず、暗い雪の夜道を駅までびしょ濡れになりながら延々と歩いた。
幸い電車は動いていたので無事に夜の内に帰り着けたのであった〜。
翌日はよく晴れて無事入社式に出席した。
まさかの3月31日の大雪の想い出。

現在のここから見れば、入社式前日ギリまで遊んでるなよ〜〜と自分に喝を入れたくなるけれど、若いってのはまぁそういうもの。

かなりびしょ濡れで電車に揺られて帰ったのだろうけれど、電車内の記憶はない。
覚えているのは、泣きそうになりながら歩いた雪道の心細さと、
入社式に出られなかったらどうしよう…という焦りと情けなさ。

何十年も経つのにこんなユメをみるわたし、気持ちはまだ新入社員並みか??

交番で道を尋ねるのは、すっかりオトナの今でも日常茶飯事だけどね。








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