時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ジオグラフィーを学びたくなる場所

2013-04-07 | essay



ナショナル・ジオグラフィックに出てきそうな景色だ~。
ここは、西伊豆・堂ケ島。
過去にも何度か来た場所なのだけれど、何度観てもこの景色には地球規模の感動に圧倒されちゃうね。

 

 
長い長い時間をかけて波に浸食されつつ出来あがったこの地形。
地球ってスゴイ。地球は今も蠢いて生きている~。

 上から眺める「天窓洞」
セルリアンにエメラルドとホワイトを少し混ぜたような神秘的な海の色。

「潜ってみてえ~!飛び込みてえ~!」を連発する次男。
無人島生活に憧れている彼は、この海を見て「オレ、海の近くで一人暮らしすることに決めた。」と決意表明。
すべてはこれからのキミ。どこへでもお行き~。
これから何者にでもなれるよ~!(今はとりあえず勉強ですな)

 奥の小島は、三四郎島。
ここは、潮の干満によって海が割れて道ができる「トンボロ現象」で有名な場所。
前回来た時には、すっかり海が割れて、幅数十メートルの道ができていて、
一家で夢中になって何時間も潮だまりの生き物を見つけて遊んだものだけれど・・・。

なんと今回は、ここに海の道が開けるとは想像も出来ないほどの満潮。
調べもせずに思いつきで行くのがいけないのだけれどね。ちょっとザンネン!

他の海岸へ移動して蟹探し。石を持ち上げるとチビ蟹があっちへこっちへ逃げ回る。
磯遊びは、やはり春よねえ。
何時間でも遊んでいられるのは、この爽やかな季節だからこそ。春の海だいすき。

西伊豆はどこの海岸も岩がごつごつ、小島がにょきにょき。
あっちもこっちもすばらしい壮大な眺め。
地学を勉強していたなら、さぞや興味深い物件だらけなことでしょう。
海洋地理学とか勉強したら面白そうだなあ。
 

 

街を離れて、いい空気・いい景色の中に身を置くことって、とってもたいせつ。
ニンゲンも生き物。
自然の中にいると、こころとからだを覆う余計なもんがぱらぱらと剥がれ落ちて
素の自分を思い出すことができる・・・ような気がする。 (デビ~ル!ばりばりばりって変身はしないよ)

いろいろ剥がしたい街ビトは、お試しあれ~。




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