真夜中に目覚めてしまい
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眠ろうとしているのに
勝手に思考が彷徨う
子どもの頃
夜更けに母が戸締まりを確認しにそっと子ども部屋に入ってくる光景を何故かふいに想い出す。
母は毎夜窓の鍵を確かめカーテンをきちっと閉めてから
ベッドで寝ているわたしたちのふとんを掛け直してくれた。
近づく母の気配。ふとんを掛け直してくれた時の手の重み。ドアを出ていく逆光の後ろ姿のシルエット…
あたたかな
しあわせな
こどもの頃の想い出
思春期くらいになってからも
真夜中に母の気配を感じると小さいころみたいにふとんを掛け直してとんとんしてほしいな…と感じていたことも覚えている。
そう言えば子どもたちが小さいころ、絵本を何冊も読んだ後で寝かしつける時にわたしも同じようなことをしていたなぁ。
3人の子どもたちに順番に布団を首まで掛け直すと
みんな「ぎゅっぎゅってして」と嬉しそうに言っていたものだ。
わたしもぎゅっぎゅっと言いながらわざとお布団を子どものからだに巻きつけていたっけ。。。
一日の終わり…眠りにつく小さな体にかかるおふとんの重みそして母親の手の重みは、どうやらすこぶる安心感を与える格別な魔法を持っているようだ。
わたしがこうしてふと母を思い出すように
彼らもまた遠い先に
ぎゅっぎゅっとされた感覚を思い出してくれるといい。
子ども時代のささやかなしあわせな時間の記憶がちゃんとからだに沁み込んでいれば
何があってもなんとかなるという気持ちの土台となる。ような気がする。
幼少期の愛情は必須栄養素なんだな。
ヒトもけものもね。
空の上の母に感謝!です。
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