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たいせつなもの。すきなこと。

ドレミファブック「バスのうた」

2012-11-27 | 「ドレミファブック」 のこと



小さい頃、ドレミファブックの中の絵を、
レコードの歌が流れている間中じっと眺めていたから
今ページを開いても、どれもとても馴染みがある。

この「バスのうた」も、聴きながら姉妹で歌の真似をして
一緒に右に倒れたり左に倒れたりして遊んでいたっけ。

歌もすきだったけれど、この「バスのうた」の絵がまたいいんだよね。
バスの窓枠が本物なところが面白くて結構すきなページだったんだ。
ドレミファブックを聴いていた奈良の団地のあの頃、日常的に母とバスによく乗っていたから
このリアル窓枠と、絵が一緒になっていることが子どもゴコロにツボだったのでしょうね。

窓の、両方つまんで開ける部分もちょっと懐かしいね。


どころで、「ドレミファブック」で、ここに辿り着いてくださる方は意外に多い。
あの頃、同じ子ども時代を過ごしたたくさんの元チルドレンが、
ドレミファブックから受けた影響はすこぶる大きいってことなんだなあ。
同じ気持ちの方々がたくさんいるって、何だかとても嬉しい。

巻頭ページに毎号載っている「監修者からお母さまへの手紙」。
自分が母親となるまで、読んだことはなかったけれど、
「こどもたちが音楽によって豊かなこころを得られるように・・・」
という願いの伝わる文章がそれぞれの巻頭ページに綴られている。
監修に名を連ねてあるのは、服部公一氏・與田準一氏・西本三十二氏 等々。
 (わたしは服部さんしかわからないけれど)

第3巻の巻頭のページ、服部公一氏の言葉の一部をご紹介。

「音楽はうれしい心、悲しい心、愉快な心、その他いろいろな人の心のたたずまいを
的確に伝えるすばらしい意志伝達の方法でもあります。
言葉がよくわからない幼児も音楽による心の言葉ならよくわかります。
音楽を感じる力は、幼児期に完成されるといいます。
だから幼児をよい音楽に親しませたいのです。音楽はすべての人間に共通な心の言葉です。」

音楽はこころの共通言語!!

深い想いのこもった「ドレミファブック」だったからこそ、
多くの人々のこころに、こうして大人になった今もしっかりと根付いているのでしょうね。
ココロから 感謝です 

 この挿し絵もなつかしいっ。


 


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