先日、映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。
これはこれは。まさに大作ですね。
映画館で、無になって、スクリーンの向こうの世界にどっぷり入り込んで観ることをお勧めします。
そして、ミュージカルに抵抗のあるひととかは・・・、観ない方がいいかも~(?)
すべて、演技をしながらの生録音らしいのだけれど、
《ちょっとちょっと!くるしそうよ~》感の拭えないシーンも正直ありました。
それでも、もちろん感動のストーリー、涙なしには観れません。
それにしても、ヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンは格好良すぎかな。
いやはや~、泥まみれでも男前です。
ラッセル・クロウのジャベールは、なかなかのハマり役。無表情な中にコワサがありましたね。
驚いたのはファンテーヌを演じたアン・ハサウェイ。
可愛い役柄の多い彼女が、そこまで・・・!?というような汚れ役を演じるとは・・・。
痛々しいほどの熱演でした。
去年、担任の先生が読み聞かせてくださって
ジャン・バルジャンブームだった五年生の娘を連れて行こうかどうか迷い、
既に観に行っていたともだちに訊いてみると、
「長いよ~。2時間半字幕追うのはキツイかもヨ」と言われ、止めておくことに。
いやはや。連れて行かなくてよかった・・・。
まだ内面もとっても幼いうちの娘には、見せたくないような惨いシーンも多すぎました。
本から湧きあがる自分の中のイメージと
スクリーンで目の当たりにする映像とでは、パワーの強力さが違うものね。
時に、映像も暴力になるもの。。。
もう少し大きくなって、観たくなってからみてね~。