ここのところ、「いかに電波を出すべきか。」について考えていました。
還暦をひかえ、リタイア後を考慮してそろそろアマチュア無線も老後の楽しみの一つに考えています。
先日も、ある自動車関係のブログを見ていましたら、フランスの片田舎で、廃車になったシトロエンのル ートバンのカーゴルームにお爺さんたちが3人ほど集まってゴソゴソと何かをしていたそうですが、アマチュア無線家から見ると、住居環境から自宅で短波帯の電波を出せないフランスのアマチュア無線家のお爺さんが村はずれに廃車になっているシトロエンのバンをいわゆるシャックにして、簡易なタワーを使って短波帯の電波を運用しているようでした。
フランスのパリあたりでは、たぶん短波帯のアンテナなんて、オートアンテナチューナーを使用しても難しのでしょうね。
振り返ると、わが日本の住居環境もほとんど同様です。
30年ほど前に、親と同居していた頃でしたが、TS820,R820,TS520,TL922の組み合わせで、500W局の申請を関東電波管理局に申請しようとたくらんでいましたが・・・・
当時は、今の様にケーブルテレビもなかったし、電波障害もほとんど「アマチュア無線家」でした。
自宅の前を、違法のCB無線のトラックが通っても、「お宅の息子さんが・・・・」と言われました・・・
今回は、それから30年、無線機器も向上したし、周りの電波環境も改善されて、ケーブルテレビになりました。
でも、200Wまでが、技術適合審査になっても、大きな八木アンテナは市街地ではやはり難しい状況です。
やはり、ベアフットでダイポールか、異動運用で1/2ベアフットなのかが選択枝になります。
先週、先々週と二週連続で秋葉原の無線機屋さんに出かけたのですが、やはり上級免許の取得の還暦まじかのお爺さんが同じような相談を持ってくるとのことでした。
無線環境を変えてまでの趣味ではないし、ハムレットの心境です。