久しぶりに息子が帰宅したので母親の墓参りに行きました・・・
途中で、息子が「父さんあのスッポン生きているかな?」と急に思い出したように話しかけてきました。
息子たちが小学生の時でしたが、我が家の最初のラブラドル犬のアトムが来た頃によく近くの新河岸川に散歩に行きました。
自宅から5分ほどのところにやや深くなった川の淵があり、そこには2匹のスッポンがいました。
当時でもかなり大きかったスッポンでした。
当時、甲羅の直径が30cmほどだったでしょうか。
もうあれから15年もの時間が経っています。
息子たちとは地名ではなく「スッポン淵」と呼んでいました。
何年か前にドイツ人のご夫婦とお会いして、片言のドイツ語で会話した場所でした。
息子と行ってみようということになり、早速スッポン淵へ・・・
いましたいました、かなり大きくなっていました。
大きいスッポンは甲羅の直径が60cm位、小さい方は40cm位でしょうか。
15年の時間が経過して、水産会社のサラリーマンになった息子の口から出た言葉はなんと、「養殖物なら高いだろうな・・・」。
スッポンというと、何やらわからない強壮剤のイメージがするのですが、妙に現実味を帯びた話になりました。
スッポン淵の2匹がもっと大きくなって、孫ができたらこの話をしてやろうかと思います。