LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

計算機ヲタク・・・

2024年04月19日 04時28分21秒 | アマチュア無線
 「終活」をしていて自分でもビックリしたのですが、計算機があちこちから出てきましたのには驚きました、なんと「電卓」が8台!!
その内の6台が関数電卓でした。
その他に計算尺が5本!!
私が工業高校に通学していた時分では計算尺は資格試験の持ち込みで必須の道具でした。
 専攻は応用化学でしたが、化学工学の分野では流体計算などレイノル数数の計算は3桁で十分でした。
そのうちに電磁気学に宗旨替えをしてからも電磁気学用の計算尺を利用していました。
 今思うと、工学計算では3桁の範囲で十分でしたから、計算尺は電池も不要であるし便利でした。
 昭和の最後の頃でしたが、晴海でハムフェアを開催していた頃に、計算尺の生産が電卓に圧倒されて製造中止したためか、高校生の頃に1万円近くした計算尺が1本100円で段ボールに入ってフリマで売られていた時に10本ほど購入しましたが、一つの時代が終わったのかなと痛感しました。
 ただ計算尺は竹製でしたので、梅雨時の湿度があるときには微調整が必要になりました。
10年程前に上野の国立博物館に出かけた時に「産業遺産」の展示コーナーに計算尺が有ったのには驚きました。
その後に「零戦」堀越二郎氏の展示物を観たときに設計には計算尺を使用していたことを知り、やはり3桁は有効数字なんだと改めてしりました・・・
 社会人の現役の時に新入職員に基本の数字が3桁の比率計算をお願いしたら、5桁の結果を持ってきたのにはビックリしました・・・

終活をしていると、爺さんの愚痴戯言が出てきてしまいます・・・
コメント
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