眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

覚醒のリズム

2020-01-11 10:54:00 | 【創作note】
 どのようにして目覚めるか。それは日々を生きる上での大きな問題だ。ストレッチは有効とされるが、気分がよくなるあまり眠りに逆戻りしてしまうことがあった。そこで思いついたのはドリブルだった。それはボール一つあればできる。ドリブルを始める段階で体は起きているので、既に初期の問題は解決している。本当の目覚めは、体も心も目覚めることだ。心が世界を受け入れることだ。起きて早々ボールは足につかない。徐々に慣れてくるが、急激なターンは負担が大きい。ボールに触れる内に調子に乗ってくるが、乗りすぎてはダウンしてしまう。

 目覚めにはまずは音楽だ。音楽と一緒にダンスをするのが、最近のおすすめだ。ダンスは柔軟性に富んでいる。息が切れるような激しいダンスもあるが、もっとゆったりとしたダンスもある。盆踊りのようなダンスもある。音楽に合わせて好きに踊るとよいだろう。

 踊りは不思議なパワーを秘めている。全身を動かしている内に、どこか人生を肯定しているような気分になることがある。全身を動かし続けることで無理なくストレッチの要素を含んでいることもよい。また、ダンスによって体がほぐれてくれば、そこからドリブルに移行することもできる。例えばそれは「オコチャダンス」である。そうして魂が目覚めることができれば、ごはんを作ることもできるし、詩の世界も開けてくるというものだ。

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