無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

外事警察 その男に騙されるな

2012-06-13 | 2015以前の映画評


「外事警察 その男に騙されるな」 堀切園健太郎監督 ××× NHKエンタープライズ

 日本と韓国、そして「あの国」を巡る国際テロを防ぐために外事警察が暗躍するお話です。ウランと核爆弾製造データがそれぞれ盗まれ、各国のスパイの騙し合いが始まります。一般市民には想像もできない内容ですが映画としてはなかなか面白い出来です。
 内閣官房長官役の余貴美子が最後に言うセリフ(ぜひ映画を観て確認してください)を映画の中ではなく現実世界で言ってほしいものです。また、主役の渡部篤郎が言う「夢はかなうと信じることが大切なのだ」というセリフもいいですね。
 タバコは大問題で、主役の渡部篤郎は何回か喫煙(×)真木よう子(×)は追い詰められた場面でタバコを手にするといった、いつもの陳腐な表現です。実際は吸わない。(本人は喫煙歴がないのに無理やりタバコシーンが設定され、煙の出たタバコを持たされたのでしょうか。受動喫煙の被害が大きい。)飲食店内での張り込み中警察関係者が喫煙(×)。興味深いのは韓国での場面で韓国人の父親は子供の前で喫煙せず、「タバコ吸ってくる」とその場を離れるやり取りがありました。韓国では子供の前では喫煙しないのですね。
 NHKエンタープライズはタバコが好き?


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幸せへのキセキ

2012-06-13 | 2015以前の映画評


「幸せのキセキ」 キャメロン クロウ監督 米 ○

 半年前に妻を病気で亡くしたベンジャミン(マッド デイモン)は二人の子どもとともに彼自身も混乱していました。息子の退学がきっかけとなり、郊外の家に引っ越しますがそこには動物園がついていました。動物園を再びオープンさせようと悲しみを乗り越えつつスタッフとの格闘が始まるのでした。最愛の人の死から家族が立ち直るまでの「軌跡」を描いた、「奇跡」の実話という物語です。
 子役のふたりと動物たちが大健闘しています。悲しみを抱えるベンジャミンをマッド デイモンがいつものアクションは封じ込んで渋い演技で締めました。
 タバコはなし。無煙です。

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