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「インターステラー」 クリフトファー ノーラン監督 米 ◯
荒廃した地球からの移住先を宇宙に求めた科学者の「20XX年宇宙の旅」を描いています。
芳醇な恵みをもたらしていた大地に雨が降らず砂漠のような砂塵が襲うようになってしまいました。元パイロットだったクーパー(マシュー マコナヘイ)は息子と娘と老いた父とでトウモロコシを栽培し生計を立てていました。しかし、娘のマーフィと共に誰かに導かれたかのようにNASAの秘密基地に向かいます。そしてクーパーは人類移住計画を知り、先に旅立っていった仲間の科学者の救出と新天地を確認するために家族と別れ、帰る保証のない長い旅に出るのでした。
重力と時間との関係や相対性理論の部分は理解できなくても結局は人類にとって大切なのは「愛」なのだということを壮大なスケールで描く宇宙の映像と音楽とで描いています。都市伝説のように語られていた「月面着陸はスタジオで撮影されたもの」といううわさが映画の中では「ソ連を壊滅させるために仕組んだ嘘」と断言しているところが興味深いです。
タバコは、なし。無煙です。食料が不足する時代にタバコ栽培なんてありえませんね。