同胞(はらから)

将棋に関するあれこれ
糖質制限ダイエット備忘録
B級グルメ探訪記

カミ・セブン

2011-10-04 00:00:10 | 雑記

藤井九段の研修会時代の話を以前書きましたが、あんな事出来ないのしHageyubi先生も一緒に居るので、棋譜をエントして解析している。

候補手を7手にして6段+レベルで上位3手に入っていれば合格としている。 いわゆるカミ・セブン!(笑)

解析してみると何と悪手の山を指しているのかと、こんな手があるのかが判り指して楽しみ、振り返って楽しんでいる。


さて、大根役者の私めが▲4八銀と引き、まっ△2二金だろうと思っていたところ・・・・・・

△7七歩と手裏剣が飛んで来た。

リュウ君の将棋は、こちらの間合いだと思っている外から切先が、スッーとやって来る事が多い。

指された瞬間、ハッとする。

角で取るか、桂馬で取るかだが桂馬で取ると銀を捨て、と金を作る筋があるので角で取った。

(実際は、▲同桂が正解手だった@Hageyubi先生の解析より。)

 

 

▲7七同角△4八角成ときって来て、▲同飛にガツンと△7六銀打と絡んでくる。

相変わらずの切味だが、少し無理気味な感じもしないでもないので、静かに(祈るように・・・)▲2一歩成と桂馬を取った。

良い悪いは別にして、こういう閃きがリュウ君の特徴になっている。

ここから、△6七銀成▲同金▲5七金とされて下の図になりました。

 

 

 

 

飛車と金の両取り+飛車成りの場面もあり先手陣は崩壊状態になってしまった。

しかし、偶然にも▲6二歩成という手が詰めろになっていて、△同飛の一手を強制させて攻守が入れ替わった。

いつも稜線を走るように指すのがリュウ君将棋、最近は序盤の研究も出来るように自然と進化して来ている。

次は、どんな戦法をリクエストされるのだろう。

そして、どうやって負かされるのだろうか、これもまた楽しみである。

 

 

 

おまけ・・・・・

途中で即詰コースになったので、王手王手と19手追って、20手目に△4二桂と受けたところ。

ここで最後に腰を落とし、▲2二とからの筋に読み抜けが無いか、再確認していたが・・・・・。

後から、T副支部長に指摘され唖然!!

まっこんなものか(笑)

 

 

8枚落ちで、最後の一手が判らず悩む子ども達を、発見するまで根気良く暖かく見守る事にしましょう。

 

 

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする