さすがは、平成24年度勝率10割を誇る十八世名人資格者は、得意の矢倉から挑戦者を寄り切ったと言うか観たイメージは、土俵際回り込んでのすくい投げの様な感じだった。
いつものように、棋譜中継+ニコニコ生放送+Hageyubi先生の解析の3点セットで楽しませて頂いた。
最近は、矢倉の将棋が少なくなって来ているので、「強くなるために矢倉を指そう」と言っても矢倉にならないケースが多く、これも時勢の流れ仕方ない事だが、何か寂しい感じもしないでもない。
ミウミウの解説も面白くかった。
専門紙によると挑戦者が構築した後手陣形が優秀なので、後手番ながら指し手をリードする急戦型を、指さなくても良くなったとあった。
竜王戦で有名になった、後手から仕掛ける急戦矢倉。
なにやら二人して、去年残した課題を解決する舞台に名人戦を選んでいる様に映るのは、私だけだろうか。
これで、冠位者が先勝で(?)名人戦が「モリモリ」盛り上がりそうである。
G君へ、ごめんなさい次回もゴチになります。
棋譜並べも、それを行う棋力や年齢(学年)によって、さまざまな効果も違って来る気がする。
2年生になったガールズのミユウさんには、少しだけ手の意味を伝えながら四間飛車基本形からの流れをセットしてみた。
棋譜を覚えなくても良い、手の意味が解らなくても良い。
それなら何で?
それは、BGM。
本格的に取組むのは、4年生になってからで、今はBGMで良いと思う。
のんびり行こう、ゆっくり行こう。
今年度も目標は、JT杯自由対局で消しゴム10個ゲットで、どうでしょうか。