同胞(はらから)

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アマ竜王戦(読売杯)の参加結果

2012-04-30 19:56:41 | 大会結果

読売杯S級(三段クラス) 野崎竜成…4勝(優勝) 小畑諒晟…2勝2敗

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 野崎君は、中学に入学したばかりで、あまり将棋を指してないとの理由で去年より一クラス落としてS級で参戦。 ここのところ大会で好成績を収めてる安定感そのままに、4連勝で見事優勝。(最終戦は、ホントに危なかったが…) 実力の割に一等賞が少なかったので、良い勲章になったでしょう。

 小畑君は初戦イキナリ野崎君と同門対決。少し指しやすい?と見ていたが黒星スタート。その後連勝したのは、力が付いた証拠か。最後に岐阜の林達也君と2位決定戦(?)に臨んだのだけど、惜しくも入賞ならず。野崎戦・林戦共に中盤まで互角以上~終盤に競り負けてる感じ。自身で乗り越えてほしいところ。

A級(初二段クラス) 宮ノ腰祐吉…2勝2敗 

B級(級位者クラス) 宮ノ腰 杏…3勝1敗(敢闘賞)

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 祐吉君は初段の部でも指し分けて、勝ち星的には十分なれども、内容的には本人も少し不満と言ったところか。負けると「B級で出れば優勝してたかも…」と弱音を吐きながらも、敗局の方が良い将棋で、勝った将棋は相手が不出来… 次に参戦するときは、準備やクラスについてよく考えよう。

 杏さんは、久々の大会参加、というより将棋自体ブランクがあったので、かなり心配してました。ところがフタを開けてみれば、唯一学生相手の相振りで星を落とした意外は、大差(王手もかからない)勝ちの連続で、ホント強かったです。大会後愛知の女子高生さんとも練習できて良い一日になったでしょう。

 大会参加者が120名を越える盛況で、県代表を決める竜王戦予選が60人、A級、B級、そして例年一ケタの小学生の部がそれぞれ20~25名ほど、その反面S級が8名と、予想と違う参加人数。

 小学生の部が1時ころには終わったり、S級の表彰式の横では竜王戦はまだ2回戦だったり。 バローに来てくれてる子たちが大きくなって好成績を挙げてるのを見ると何となく嬉しいし、中・高生が数多く本戦に残ってるのを見ると来年以降の参加具合をどうするかまた考えなくてはいけないな、と思ったり。

 それでも、ウチの教室的には、満足(竜成君・杏さん)~まずまず(?諒晟君・祐吉君)といったところか。 次の大会は、5/13高校選手権・5/20倉敷・天童予選・6/3の文科杯と、大きな勝負の大会が続きます。 あと2週間ほど、悔いの無いように準備して臨んでください。

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後生畏るべし,焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや

2012-04-30 09:27:12 | 雑記

飛騨支部たより

5月  6日 13日 高山総合福祉センター 午後1時~5時

5月 20日 古川千代の松原公民館 午後1時~5時 *いずれも日曜開催

連休中は、高山市民文化会館が5月3日~7日まで休館のため、高山教室支部もお休みです。

強い飛騨支部長先生他、飛騨支部の有段者の皆さまに胸を借りるチャンスです!

ブログを見られている一般の老若男女の皆さまも、ご興味あればお出かけ下さいませ、和気藹々で楽しいです。

 


岐阜遠征の引率@ウッキー師範から連絡があり。

読売杯・・・S級(3段~)の部

リュウ君優勝の報! うん?竜王戦エント(昨年は決勝T進出)じゃ無いのか・・・と思いつつも、お外の大会は一般戦では初優勝だから、これは狙ったね。 優勝盾もゲット出来たし・・・・めでたし・めでたし・・・おめでとうございます。

リョウ君もこのカテゴにエント、いきなりリュウ君との同門対決だったらしい。 この子も狙ったんだね。(笑) 小5なので指し分けは見事、2年前3位になったリュウ君より棋力は上回っているので、倉敷予選に向けてのステップになった事でしょう。

読売杯・・・ A級(初・2段)の部

このカテゴで優勝すれば、即初段認定予定のストリートファイター@ユウキッチ君であったが、指し分けで終了の報! 潜在的には、もっと強くなれる力を秘めているだけに、どこかで成長の節を破れないものかと・・・・・・・。 どの大会でも良いですから、初段OR初・2段の部で優勝したら(準優勝2回でもOK)初段認定しますので、あまりガンバレを言わない管理人だが、少しだけ小さな声でガンバレを言う事にしよう。

読売杯・・・B級(級位)の部

受験勉強で離れて居たアンヌ隊員が、いよいよ始動開始でエントした。 5月の高校生選手権エントも決まり意気揚々なるも前途多難かと思っていたら3-1で、まずますの成績。 このクラスは、ひと癖もふた癖もある大人たちが蠢いているので、定跡より地力が無いと勝てないブロック。 来年は初・2段エント、再来年に優勝(もしくは準ずる成績)で高校生の間に初段認定の目標にしましょう。

 


 「棋譜並べの鬼」と言われている少女が、天才少年を破るの報が届いた。

5月20日の倉敷予選は、三銃士による銀行馬券かと高を括っていたが、風雲急を告げ始めた。

角落ちくらいの差であれば、一発勝負では何が起きるか判らなものだが、逆に考えると角落ち以内の力になって来ているの証でもある。 好敵手が増える事は、楽しみも増えるわけですから、ウェルカムで居飛車本格派との対戦を楽しみにしましょう。

 

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はざまの間兵衛

2012-04-30 00:00:52 | 雑記

29日の教室は、GWの狭間と岐阜市で大会があり、ウッキー師範は引率に、そして私は留守居役となった。

参加者は、A君ユーシ君ヒロ君の3名で、久しぶりに個人レッスン的な感じで教室をしてみた。

詰将棋コーナーは、ヒロ君あっという間に5手詰めをクリア、毎日解いている様で凄いものです。

ユーシ君は、1手詰を100%クリアしたので、少し難しい3手詰にチャレンジ、解けない問題は1手詰の局面をイメージさせると、「こうなる様にすれば良いのだ~~~」と言ったり、「3手詰だから、こんなに手を指すのは、おかしい・・・・・」なんて言えるようになっている。

知らない間に、凄く進歩している。

 

A君は、部分レッスンが嫌いなようで、早く全駒で指したいと訴えるが、少し辛抱させて1手詰を7問までチャレンジしてもらった。

終わりを知らないと将棋は永遠に終わらないから、ここはお互いに思案六法な空間になるの図。(笑)


 

   

ヒロ君に今日はパソコン連携をレッスンする。 右上の図までの手順をPCを使い盤に再現して5回、次に自分が先に盤の駒を動かしPCで確認する作業を5回してもらった。

このレベルになると、10回の反復練習で、ここまでの手順は覚えてしまう。駒を握っている右手の感覚が、そうさせるのであろうか。

Hageyubi初段と、上の図からバーサスしてみるが、最後の最後でひっくり返り逆転を喰らって将棋は難しいものです。


 ヒロ君との実戦から@二枚落ち。

仕掛けの瞬間に銀が4二へ凹む。

 

4四が争点なので、攻めて来るが角で進むのが定跡になっている。

ここから、△5三銀▲4五桂△6二銀!と引いて▲同角成△同玉▲5三銀△6三玉▲4五銀に△7一角と抵抗したのが下の図。

ここまで抵抗して、さすがにヒロ君最後のひと押しに悩む。

私も考えたのだが、勝ちは勝ちなんだろうが、決手が正確に浮かんでこない。

一例として、▲4三歩△3一銀に△3四歩と合わせて、同歩なら同飛車と走り、6四銀成から5五銀と引く手が十字飛車となり画に描いた様な決め手になるのだが、どうなのだろうか。

ユーシ君は、この光景を見て居て自分もPC触りたくて仕方ない様子だったので、同じ2枚落指定局面から遊んでもらう。

負けても負けても何回も挑んで指す・指す・指す・・・・・・・・。

その内に自然と強くなるのでしょうね。

 

 

 

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