中学生選手の全国トップレベルは、もう女流プロ一歩手前くらいに進化している感じだが、層が厚くなるのが高校生になってからだろうか。
こんなレベルの選手達の多くは、小学校の頃から駒を握っていて才能が開花した方々なので別次元だが、多くの選手は、中学や高校に入ってから倶楽部活動などで、駒の動かし方から学ばれる方が多いようだ。
特に高校生は、文化活動として後押しがあるようで個人戦・団体戦があり、個人戦は2名全国へ行けるし、新人戦は4名も行けるので、もし小学生から始めた子なら、かなりの確率で全国大会を経験できるシステムになっているのも楽しみがあって嬉しい。
そんな感じなので、駒の動かし方を覚えて直ぐに試合に出る事になると、居飛車みたいな多くの枝葉があるシステムより、先手なら確実に組める振り飛車を、指導される先生方が多くなるのも理解できる。
上の図は、私は私の道を行き、貴女は貴女の道を行く美しい相四間飛車で、時々拝見する事もあります。
攻めが好きな選手だと、上の図の後手の様に石田流に組んで来る選手も居て、なかなか本格的な序盤戦を観る事も出来ます。
で、そこで思ったのだが、これ居飛車アナグマ教えて美濃囲いの崩し方と、詰将棋を徹底的に繰り返せば、相当勝ち進めるな・・・とね。
思って居るだけで、実際はしませんが。