騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 | |
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新潮社 |
騎士団長殺し、を読み終わった。第1部ではイデアが出てきたが、第2部ではメタファーが登場する。現実世界と違う世界が出て来るから、何というか、次の筋書きの予測ができない。
主人公が仮想の世界であるメタファーの世界を歩いているとき、秋川まりえは、免色さんの家から出られなくなっていて、そしてすきを見て逃げた。こちらは現実の世界だ。
現実からときどき離れた世界が登場する村上ワールド、これ、海外の方はほんとにわかるんだろうか。小田原の様子も出て来るが、海外の読者にはわかるんだろうかな。毎回そうだが、村上春樹は不思議な物語を書くな、という印象だ。
本棚には読み終わった本は、長く保管しないのが、整理収納アドバイザー3級のコツだ。、この本、今ならブックオフに行けばそこそこで売れるだろな。持っていこう。