初めて会計監査なるものをやってみた。中小企業診断士のある研究会の会計監査である。喫茶店で、1年間の会計の推移を見せていただき、その後、領収書を1枚ずつチェックする。終わって、異常なしということで、印鑑を押す。今度の総会で監査報告をして終わる。
なるほど、こんな感じか、会計監査は、サラリーマン時代は、縁がなかった。会計監査ではなく、業務監査は何度も受けたが。団地の管理組合では昔、会計をやっていたから、逆に会計監査を受ける立場だった。そして今回は、ある研究会の会計監査の役を仰せつかって、今回初めてやってみたものだ。まあ、こんな感じか。
会計監査の資格と言えば、何といっても公認会計士。試験科目を見てみたが、結構広い。財務会計、管理会計、監査論、企業法、租税法、そして選択で経営学、経済学、民法、統計学まである。合格率は約10%、きついな。
この資格、私は、さすがに縁がない。以前読んだ書籍では、試験に受かっても、監査会社が採用しないため、公認監査の資格がなかなか取れず、浪人になってしまうと読んだが、今はどうなんだろう。ニュースで話題になる、企業の不正も監査会社が見抜けず、監査会社もペナルティを受けてる例も聞く。
受験する方は、よくよく資格の難易度と需給関係や、世間の評価を調べばた方がいい資格のようだ。