毎日沢山のメールが来る。私にもよく資格の受験案内のダイレクトメールが来る。最近来たメールの中に「ダイエット食事指導士」という資格がある。来年初の開催だそうだ。メール案内の初めには、「2021年始動の新資格。栄養士や管理栄養士になるにはハードルが高い!でも本格的な食事
直観で、これ欲しい!と思った。ただし受験にいくらかかるのかなどは書かれていない、このようなメールでは、メールの最後か、その資格のホームページに飛ばないと、価格は分からない。読んでる途中で、この資格、自分ならいくら位まで費用として出せるかを考える。こちらも直観で、一声、2万円、と思った。
この2万円、どこから来るのか、自分にとってのその資格の価値と、その価値をいくらまでなら買うか、という判断だ。従って、この価格は、その人の置かれた状況やその人の価値観によって異なるだろう。
メールの最後に来て、やっと価格が登場。ダイエット検定1級取得者で132,000円。あれ、一桁多かった。この主催団体が、資格試験の需要を予測し、利益を乗せて決めた価格だろう。少人数でもコアな受験者はいる。だから高くても一定の人数は集まる、と踏んだんだろう。確かにこの価格でもダイエットの栄養指導やってる方やトレーニングジム関係者の一部なら買うかもしれないな。
この話、私もやってる中小企業支援と同じだ。新商品をどうやって売ろうか、潜在顧客を絞って、そこにターゲットを当て、どこにもない差別化できる高価格の商品で攻め込む。マーケティング戦略の一つだ。
参考までにと、ダイエット食事指導士のホームページを覗く。見覚えのあるホームぺージだ。いや初めて見るはずだが。このホームぺージ、ソフトは、ペライチのランディングページを使ってる。私と同じだ。だから見覚えがあるのだ。ほぼそっくりだ。ちょっと親しみを感じたが、132,000円には勝てまい、あきらめた。