弥彦山のお参り後は、弥彦温泉に泊まる。この温泉は最近掘った温泉ではない、古くからある温泉である。湯神社という神社もある。源泉は「湯神社温泉」。
ただし、泉質は残念ながら、アルカリ性単純泉だ。つまり入浴すると、肌はツルツルにはなるが、温泉成分は少なく、分析書には、成分別の効能は書けない。ただし、最近の規定の変更で、「自律神経不安定症、不眠症、うつ」だけは効くことは書けるようになった。この温泉の効能書きはすでにそうなっていた。
もう一つ、浴場の入口に、温泉ソムリエの認定証がズラリ、と並んでいる。温泉ソムリエで差別化を図っているのだろうが、これを見るのは初めてだ。資格マニアとしてはちょっと嬉しい。
そして、せっかく新潟に来たんだからと、越乃寒梅を四合瓶で頂く。かなり飲んだが、翌朝はスッキリしている。やはり高い酒はいいな。泊った旅館は、名代屋という歴史のある旅館だったが、食事も凝っていて美味しい。