冬になると空気が澄むためか、私の自宅近くでは富士山が見える。ただし遠くて小さい。でっかい富士山を見たくて、箱根は金時山に登る。新宿から高速バスを使って、乙女峠へ。乙女峠でバスから降りると、おや、いつも登山の支度をする土産物屋が改装されて違っている。外から見ると洒落たレストランのようだ。
そして乙女峠へ、登山道では雪が残っている。今年初めての雪だ。そして乙女峠、富士山はまだあんまり雪化粧していない。どうも美しくない。
(登山道は雪)
(乙女峠、富士山はまだら模様)
さらに登る。長尾山へ、こちらも雪が残っている。さらに岩を登る。金時山は上に行くと、何か所か岩が登場する。風がなく、日差しで暖かいので、ゆっくりと岩を登る。途中、箱根を眼下に見下ろすビュースポットへ。
(山頂が見え始める)
(箱根、白い煙は大涌谷)
(岩を登る)
山頂近くになり、山小屋が見え始める。登山者を数えるカウンターもある。そして約2時間で山頂へ。富士山はまだ薄化粧だ。遠くに南アルプスも望める。山頂で、昨年一緒に槍に登った友人とバッタリ遭遇。コロナ以来の出会いだ。お互い、積もる話を手短かにする。
(山頂直下)
(金時山山頂)
そして下山。山の事故の8割は下りだ。慎重に下る。疲れると脳の指令通りに、脚が動かず、木の根っこなどに引っ掛かって転ぶことがある。矢倉沢峠まで下り、金時山を見上げる。美しいね。
そして、この日は、箱根湯本に下り一泊、翌日は百名城巡り、小田原城へ。明日に続きます。