資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

続・百名城巡り~関が原西軍の拠点、大垣城

2022年01月15日 | 城郭検定資格とその活用

 さて、次は、大垣城だ。駅からは近い。歩いているとビルの横に天守が顔を出す。通り過ぎてはいけないと、東門から入る。現在、天守の周りには、堀などはない、すぐ民間の建物だ。

(歩いていたら、天守が横に見えた)

(東門)

 東門から天守に入る。この大垣城の天守は、戦前まで現存していて国宝だった。しかし、戦災で焼失、国内の戦争より、外国との戦争でやられてしまった。

(東門から入り、天守を仰ぐ)

(大垣城の説明板)

(在りし日の天守)

 そして、昭和34年に再建された、天守に登城。四層四階建てだ。中には、大垣城関連の展示がある。関ケ原の合戦では、石田三成ほか、西軍が集結した城である。そして関ヶ原の前哨戦ともなった、「杭瀬川の戦い」のジオラマもある。

 もう一つ、城主の家臣の娘、「おあむ」が城から脱出して助かり、後に関が原のことを語った「おあむ物語」のVTRも放映されていた。

(おあむ物語の展示)

(この物語はVTRにもなっている)

 大垣の地は、水が豊富で、何重もの堀がめぐらしてあった。

(城内の展示物、堀がすごい)

 そして、最上層に登る。伊吹山が眩しい、と同時に隣のビルまでが近い。

(日本百名山、雪をかぶった伊吹山を眺める)

(隣のビルがすぐそば)

 城を出て、広場に出る。ここには初代大垣藩主の「戸田氏鉄」の像があり、天守とセットでビュースポットだ。

(戸田氏鉄」の像)

 天守下には、水之手門跡、がある。水運を利用したのだろうか。

 大垣は水の都、西美濃の輪中地帯だ。昔から何度も洪水に見舞われる、水との戦いに明け暮れていたそうだ。最後に、締めくくりに、天守を一枚撮影。青空に映え、再建だとはいえ天守は美しいね。