さて、今年一発目のお城巡りは、岐阜・愛知県方面の続・百名城。苗木城、大垣城、小牧山城、それに続・百名城には指定されていないが、清州城だ。
まず、岐阜県は中津川市にある山城、苗木城。ここは早くから訪れてみたかった城だ。まずは苗木遠山史料館で学習。苗木城は、森氏に一度奪われたが、関ケ原以降、明治に至るまで、代々遠山氏が領主として治めていた。
史料館の中に模型が展示されている。岩の上に築かれた城だ。また、風吹門と言う、唯一の木造建物が史料館の中に保存されている。
(展示模型)
(風吹門、史料館の中にある)
そしていよいよ登城。まずは、史料館から駐車場へ、そして最初の施設、足軽長屋へ。足軽長屋からの眺望はビュースポットだ。苗木城が、要塞のように聳えている。少年雑誌に出てきた秘密基地のようだ。
足軽長屋から、お城へ、風吹門の立っていた場所から、大矢倉に立つ。
(史料館にあった風吹門、の跡地)
(大矢倉の跡地、石垣が立派だ)
三の丸から大門、いよいよ岩の登りにかかる。ワクワクするな。
(大門跡、まさに岩の城だ)
(二の丸跡が下に見える)
(菱櫓門跡、このあたりは日陰で凍っている、昔はこのあたりも長屋が続いていたそうだ)
(千石井戸、こんな高い場所にも井戸がある)
(武器蔵跡)
そして、いよいよ天守展望台が見えてきた。土曜日とあって結構な人が来ている。
(天守展望台を下から見る)
(本丸跡からは、木曽川、一昨年登った百名山の恵那山がよく見える)
(天守展望台に上る階段)
展望台を下って、大きな岩がある、籠城戦で、敵から攻められていた時に、敵を欺くため、この岩の上で米を使って馬を洗い、水があるぞ、と欺いたと言う。でもこんな高いところに馬は上げられないね。
(馬洗岩)
最後にもう一枚、天守展望台を見上げて一枚。このお城は実にユニークな城だ。百名城に選ばれていてもおかしくないね。
最後に面白いものを発見、飲料の自動販売機に変なものが。5百円を入れると、お酒の瓶のようなものがゴロン、と。よく見ると、お城印と、シール、マスクが2枚入ってる。これ、面白いね。
追記:史料館にガイド募集のチラシがあった。苗木城ガイドは、2月に4回養成講座がある。これを卒業するとボランティアガイドになって、活動できる。ほう、新しい資格、参加は無料で定員10名、でもここで4回か、埼玉県から4回は厳しいね。