古賀志山登山の翌日は、佐野の山城、唐沢山城(からさわさんじょう)へ。この城は、上杉謙信を何度も退けたという、佐野氏の居城だ。山城だけあって、規模が大きい。我々は入口の駐車場、天狗岩から、平鳥屋丸まで東西に長い縄張を歩いた。
城の入口は、食い違い虎口になっている。
そして天狗岩、物見櫓があったそうで、関東平野の展望が素晴らしい。
大炊(おおい)の井、今でも水が満々としている。
四つ目堀、曳橋がかかっていたそうで、戦のときは引き払うしくみだった。
大手道から、このお城のメイン、高石垣。関東では珍しい高石垣だ。秀吉以降の西日本の技術が入ってきたものだ。
本丸跡には、唐沢山神社が建っている。
本丸から、二の丸、引局、長門丸、金の丸、杉曲輪、平鳥屋丸までを歩く。平鳥屋丸より北は、二重の堀切になっている。
戻って、細長い帯曲輪を歩く。
最後は、車道の鏡岩を見る、伝説では、上杉が攻めて来た時、この岩が日差しに反射して、攻めれなかったったそうだ。まあ、伝説だから・・
このお城には猫がかなりいる。レストハウスに寄ったら、猫のブロマイドまで売ってる。城と猫というと、備中高松は猫城主、三十郎かな。
猫の餌、またたびを買って、エサにする。丸々太った(メタボ?な)猫たちだった。