第10回プロ講師養成講座の後編は、集団のメカニズムの講義の中で出てきた、「アッシュの実験」。これは一人二人で考えると当たり前の結論が出るが、数人以上で、違う意見が出てくると、それに同調して、結論が違ってたものになる、というもの。「集団の同調」の実験である。
下の図の問題、一人でやると99%違わない。しかしこれをサクラを入れて(わざと違った答えを言う人)複数人でやると正解率は60%に落ちる。自分の考えより、他人の考えに同調してしまう人が多いのだ。
第10回プロ講師養成講座の後編は、集団のメカニズムの講義の中で出てきた、「アッシュの実験」。これは一人二人で考えると当たり前の結論が出るが、数人以上で、違う意見が出てくると、それに同調して、結論が違ってたものになる、というもの。「集団の同調」の実験である。
下の図の問題、一人でやると99%違わない。しかしこれをサクラを入れて(わざと違った答えを言う人)複数人でやると正解率は60%に落ちる。自分の考えより、他人の考えに同調してしまう人が多いのだ。
日曜日はプロ講師養成講座、今年度もう10回目である。3分間スピーチ、講師のO先生の情報提供、講義集団のメカニズム、アイスブレイク、午後からは3名の研修商品のプレゼンテーション、そして質疑、評価と盛り沢山だった。
O先生の情報提供は「塙保己一」(はなわほきいち)。先生の実家近くの生まれだそうだ。この方江戸時代の盲目の方だが、「群書類従」という日本の文書を661冊集め、版木を作った。版木とは当時の印刷原版のようなもの。この方、日本ではあんまり有名ではないが、あのヘレンケラー女史も小さい頃、塙保己一の存在を聴いて育ったそうだ。展示物は、渋谷のこちらに資料館がある。いつか見てみたいものだ。
講義の途中にアイスブレイク。チームを作って、何とストロータワーの作成だ。5分間で高いタワーを作る。偶然だが、これは先週の新入社員研修でやったものだ。これを自分がやるとは思わなかった。
メインは、3名の受講生によるプレゼンテーション。のマーケティング手法、営業マンの研修、目標管理であった。各々かなり多くの意見が出て、最後に評価シートを記入する。この講座もあと2回だ。集団のメカニズムについては明日に続く・・
土曜の夜は、診断士のOB会、YCSというグループ(ヤスダ・コンサルティング・スクール)のOB会だ。41名の受講生と、先生方が集合。文京シビックセンターのスカイホール。
私は12期で最下級生だ。久しぶりの方、初めてお会いする方、フェイスブックでお見かけする方などなど、いろいろな先輩方とお会いする。はっきり覚えていないが二度目にお会いする方も多い。名刺を渡すと、この名刺、覚えていますよ、と言ってくれる方がいた。
私の名刺は、表が青と白のツートンカラーでキャッチフレーズが3つ。(写真)このカラーとキャッチが印象に残るようで、覚えていてくれた。そして裏は、主な資格20個と写真が3つ。これも、いつも話題になる。名刺だけで10分は会話になる。身近だが、貴重な営業ツールだ。
この名刺、裏表、カラーで100枚何と8千円。私は100枚以上印刷しない、資格が増えて改訂するからだ。しかし、これで名前を憶えてくれて、商談になれば、8千円など安いものだ。名刺の効用である。
それと、YCS8期の大坂たかひろ先生とツーショット。大坂先生は、今度の千代田区区会議員選挙に出馬するそうだ。いよいよウチの会からも議員が誕生するか。
(続き)幕内の中入りの後、横綱の土俵入り。白鵬と日馬富士だ。
幕内の取り組みが始まる。会場は埋まってきた。そしてなんと懸賞まで出ている。最高3本だったが。幕内になると皆、体が大きい。決まり手は寄り切りが多い。巡業で怪我したら損だもんな。
最後は、白鵬と日馬富士の一戦。豪華な組み合わせだ。まあ、練習だから、本気じゃないようだが。日馬富士が勝ったため会場が湧いた。
ユーチューブも。白鵬・日馬富士戦。
https://www.youtube.com/watch?v=oJgXPEYAqCA
地元のロータリークラブの何周年記念とかで、相撲の巡業が来た。大相撲三郷場所と銘打っている。はがきで抽選があって体育館二階の椅子席が当たったため、出かけた。平日とあってお年寄りと小さな子供が目立つ。三郷場所は朝八時に開場、さすがにそんなに早く行けない。お昼位に入場。弁当とおみやげ(湯呑)がついていた。
まずは初切(しょっきり)、相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物でなかなか面白い。初めて見た。
次に相撲甚句と櫓太鼓打分けがあって、十両の土俵入り。髪結いの実演ときて、十両の取り組み、さらに横綱綱締めの実演。
そして、中入り後、幕内の土俵入り、この辺になるとテレビで見る風景になる。
相撲の検定を探したが、いいのがあんまりない。けんてーごっこ のこれがまともかな、後編に続く。
4月は新入社員の季節である。私もある企業さんの新入社員研修を担当している。昨日は3日間の研修の最後で、フォロワーシップ研修。この研修だけは、私と同じ中小企業診断士のM先生に頼んでいる。もう3回目だ。
フォロワーシップとは、日本語でいうと「部下力」という。ペアになる言葉は「リーダーシップ」。こちらはご存じだろう。いくらリーダーシップが強くとも、フォロワーシップがだめなら、業績は上がらない。最近は、このフォロワーシップ研修、かなり普及してきた。
研修は、まずチームワークを学ぶことからから始まる。具体的には、グループで、分担して構造物を作る。今回は、タワーとブリッジ(橋)だ。材料のストローを切ってテープで貼って、作る。1回目はチームワークなどなくバラバラ。2回目は作成タイムで打合せて、しっかりと分担して有機的な組織になる。今回も同じだった。
終わって、フォロワーシップの講義。そして自己診断して、自分のフォロワーシップスタイルを判定する。自分のスタイルが分かったら、あとはその対策だ。要因別に対策を書く。
ちょうど半日の研修だ。これで今年も3日間の研修を終了。やれやれ終わった、少し休もう。
今年も新人研修が始まった。ある企業さんの仕事で3日間である。初日はビジネス能力検定のテキストを使って、社会人としての心構え、そしてコーチング研修&プレゼンテーション演習。二日目は、他社見学と業界の仕事の仕組みなどだ。今日の二日目の休み時間に、アイスブレイクとして、目の錯覚、のユーチューブを上映した。こちらです。
ネットでは「バスケットボール ゴリラ」と入れると出てくる。これはバスケットボールで白組、黒組に分かれて、パスの回数を競うものだ。講師が始まる前に、白組が何回パスしたかをクイズとして出す。受講生は何回パスしたかに集中する。集中していて、途中にゴリラの着ぐるみが登場するが気がつかない。「人間は見たいものしか見ない」というVTRである。
今日放映してみたら、半分くらいの受講生が、ゴリラに気がつかなかった。中小企業診断士のプロ講師養成講座で覚えたものだ。このアイスブレイク、使えるね。これからも時々使っていこう。
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韓国人が暴く黒韓史 (扶桑社新書) |
クリエーター情報なし | |
扶桑社 |
書店によってなんか面白そうな本はないかと、本棚を見る。すると不思議に嫌韓本、嫌中本を手に取ってしまう。タイトルが面白い、以前読んで面白かったから今度も面白いだろう、という気持ちが心の底にあるんだろう。という訳で、韓国人のシンシアリーさんが書いた自国の歴史本を購入。以前この方の本は読んだことがあり、結構面白かった。
そして一気に1冊を読破。結論は、韓国人は、最終的には1965年に日本と韓国で結んだ、日韓基本条約を無効にしたいことだそうだ。日韓基本条約では、日本は巨額な賠償金を韓国に支払った。しかし韓国政府はそれを国民には知らせなかった。今も韓国民が知っているかは疑わしい。
条約が無効になるまで、反日は収まらない。韓国の人たちは、自分が正しいことは全て正しいそうだから、日韓基本条約破棄も、別に悪いこととは思っていない。国際的に見れば困った人たちだ。
まあ日韓のことはこの位にしておこう。でないとまたこのブログが、嫌がらせを受けるからね。
久しぶりに気象予報受験勉強の話。てんコロの気象予報士実技講座を視聴している。この講座、私のガス主任講座と同じ、キバンインターナショナル㈱で収録した講座だ。
移動性低気圧から始まって、梅雨前線、寒冷渦といったテーマごとに、実況把握、予想などを画面の佐々木先生が解説してくれる。1テーマ1時間半ほどで、都心の気象予報士講座とほぼ同じに近い。そしてややこしい高層天気図を、着色したマーカーでていねいに解説してくれる。新鮮である。
昨日は南岸低気圧。冬に太平洋を低気圧が通過したときに、関東地方では雨か雪か、というやつだ。今年の冬も2,3回予報が外れたやつだ。佐々木先生が言っていたが、「低気圧が八丈島を通ると雪」というのは当てにならないそうだ。そしてこの雨雪に判別は、気温と湿度、そして降り始めてからの変化によって変わる。難しい問題だ。
もっとも試験にはどっちか分からない問題は出題されない。答えが明確なものしか出ないはず。しばらく、この講座を続けます。成果出るかな。(写真は通信講座HPより)
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日本語検定公式練習問題集1級 改訂版 |
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東京書籍 |
私は、出かけるとき以外は、毎朝、近所の公園を約1時間、ウォーキングをしている。ラジオを聴きながらだ。ちょうどこの時間帯は文化放送のグッモニという番組だ。アナウンサーの福井さんが日本語の問題を解説するコーナーがある。
私の散歩道
先日こんな話をしていた。人を数える「人」と「名」は何か違いがあるか、という問題。実は私も疑問を持っていた。名の方はちょっと尊敬語かな、と。
正解は、「人」は単純に人を数える場合、「名」は定員がある場合で尊敬の意味を含んでいると。お店の方が何名ですか?と質問する。これはお客様に、席に定員があってどこに座るかを考えながら質問する場合だ。これに答える方は、3人です、だ。3名です、はいけない。自分で尊敬語は使わないからだ。
もう一つ、かねがね思っていたんだが、「各位」。私はサラリーマン時代から、今も「各位」だ、しかしかなりの方は「各位殿」「各位様」を使っている。メールでも通知はこれが多い。福井さんのラジオでも、各位殿は、二重敬語になるから使ってはいけないという。私の思っていたのとズバリだ。日本語は面白い。(写真の検定はこの種の問題があるかどうかは、わかりません。適当なのがなかったので挿入しました)
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金曜の建設業経営研究会は、元銀行マンの方の話。中小企業の経営を支援する「認定支援機関」というが出来ているが、診断士は経営計画は作れるが、融資や銀行対応を苦手だ。そこで、銀行の仕事について、勉強しようというものだ。
都市銀行の貸借対照表はちょっと変わっている。預金が負債だ。普通の会社の貸借対照表は、資産のトップに現金・預金が来るが、銀行の場合は、負債。預金者から借りているためだ。そして、M銀行の例とると、総資本は、なんと136兆円。日本政府の一般会計が100兆円だから、それより多い。
そして粗利が2兆円。つまり、総資産利益率ROAはたった1%。これは、銀行は、企業などへの融資の利率と預金者への支払い利率の利ざやで利益を出しているためだ。利ざやだけだから当然金額が大きくなる。
従って倒産確率が1%でトントンになる。消費者金融などノンバンクはもっと利率が高いからそれほどでもない。100社に2社回収できなくなると赤字。このため銀行員は焦げ付きを非常に警戒する。薄利多売の業種だからだ。
他に金融庁の金融検査マニュアルや、債務者区分の話があったが、この辺は以前に聞いた話。倒産制度について、実際の対応を伺う。この頃は弁護士の出番だ。
終わって、来月の総会に向けて、幹事会。来年度は従来の方針に加えて、建設業の人材を重点的に考えることにした。終わって、久しぶりに懇親会。私も久しぶりに飲む、楽しいひとときだった。
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乙種ガス主任技術者試験 模擬問題集 改訂三版 ~ポケット版~ |
クリエーター情報なし | |
三恵社 |
私の今年上期の講師業の内容が見えてきた。今のところ、資格試験の出張講座が5本、企業研修が2本、それに資格のネット講座が3本である。まだ増えるかもしれない。診断士の新人時代に比べると、仕事が増え雲泥の差だ。書籍やチラシを作ってマーケティング活動をした甲斐があったのかもしれない。
企業研修とネット講座の収録は平日だが、資格試験5本の研修は自己啓発ということもあって、全て土・日の講座だ。資格試験の時期に集中するから、5月~9月の土・日は、一杯だ。趣味の旅行の予定は確保したが、それ以外は、土日はほとんど講座で潰れる。もう一つの趣味?の資格試験の受験も、日曜日開催が多いから、相当制約される。ネットで受けれる試験や平日の試験(あんまりないが)を探して受験しよう。
昨日まで、企業さんを訪問して、スケジュール調整をやっていた。ようやく決まったんだが、予備日がない講座もある。風邪もひけない。これが一人会社のつらさだ。誰か資格の講師ができる従業員を雇えばいいんだが、なかなかできる人はいないし・・まあ、私と家族が食っていく程度の収入でいいんだがから、そんなに無理しなくてもいいか。
これからは土日が本番、平日はその準備。平日はまだ余裕がある。資格以外の企業研修やコンサルティング、執筆などごちゃごちゃした仕事が平日に入り、休息日も平日で、という生活だ。サラリーマン時代とは180度違う生活に入る。診断士になって4年目、この上期が一番忙しくなりそうだ。
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楫取素彦と吉田松陰の妹・文 (新人物文庫) |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA/中経出版 |
楫取素彦(かとりもとひこ)、私はこの人物知らなかった。正確には昨夏まで知らなかった。昨夏群馬県へ研修の仕事に入ったとき、駅で地元の本を売っていたが、ここで来年の大河ドラマに登場するって聞いて知ったものだ。それでもあんまり気にはしなかった。
今年の大河ドラマは、しばらくは見ていなかった。吉田松陰は有名だが、その妹文じゃ、しらね~よ。といった感じ。それでもこのドラマ、最近見始めて、久坂玄瑞が頻繁に登場するが、もう一人の旦那、楫取素彦は? そもそもどんな人物だったか、群馬県に行って文と知り合うのか?その程度の知識しかなかった。
この本を読んでの感想、まず楫取元彦は何度も名前を変えている。従ってなかなかマッチしない、松下村塾の創立のころからのメンバーだ。吉田松陰にもかなり近い。もしかしたら大河ドラマにはすでに登場しているかもしれない。 吉田松陰に近い維新の重要人物が、なんでまた群馬県知事に?それは、本書を読んで分かった。当時、日本の輸出の主力は、「生糸」だった。生糸は群馬県が産地、ということで日本の輸出を抑えるための重要な県だったから、群馬県知事になった。
吉田松陰や高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎、坂本竜馬などと同時代で、ともに活躍していた人だ。これから大河ドラマ、見逃せないな。
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都市ガス業界の資格試験 |
クリエーター情報なし | |
三恵社 |
「都市ガス業界の資格試験」という本を3年程前に書いた。中小企業診断士として独立したての頃、名刺代わりに書いた書籍である。名刺代りだけあって、ほぼ自費出版に近い。何冊印刷したかは忘れたが、200冊くらい買い取ったような気がする。そして挨拶回りにこれを持参して使った。
先日出版社から、この本の在庫がなくなったが、増刷するか否かの問い合わせがあった。先頃「ガス主任試験受ける前と合格した後読む本」を出版し、この中にガス業界の資格のことは結構書いた。そのためもうこの書籍は不要だろう、ということで、絶版を決めた。
累計何冊売れたか聞いたところ、自費出版にもかかわらず、100冊ほど売れたそうだ。業界の人しか読まないだろうが、100冊とは結構売れたもんだ。
Amazonで品切れになると、不思議に定価の10倍位の値段で誰かが出品する。希少価値を狙ってだろう。悔しいから、数冊ほど私の自宅に在庫として残してある。もし入用の方があったら、私に連絡くださいな。Amazonのような価格ではなく、定価でお譲りします。
そうか思い出した、物品を中古販売するときは、古物商の資格が必要なんだっけ。ウ~ム、今度は古物商か。
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黄金の拘束衣を着た首相―なぜ安倍政権は緊縮財政・構造改革を推進するのか |
クリエーター情報なし | |
飛鳥新社 |
最近はテレビなどではあんまり見ない、三橋貴明氏。氏のブログ、新世紀のビッグブラザーに、盛んに宣伝していたため、買って読んでみた。
私は氏の著書をだいたい読んでいて、頭に刷り込まれているためか、正直真新しいことはあまりない。
「黄金の拘束衣」とは、外国資本の規制撤廃圧力や財務省の圧力のこと。これに囚われて、国民を豊かにする政策が打てないというもの。まあそんなもんかな、という感じ。
それじゃ、読後の感想にならないため、Amazonでの書評コメントを見てみた。これが面白い。
星の数は5点満点中平均3.5点。ところが5点満点の人が3人、1点の人が2人という構成。5点の人のは詳しくストーリーが書かれていて読み易い。一方1点の人は何を言ってるのかよくわかない。
同じ本でも読む人によってこんなに評価が違うものかな。経済政策とは思想が違うと、こんなに受け手の考えも変わるものか。