資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

始皇帝と大兵馬俑

2015年11月15日 | 地理・歴史系資格とその活用

 金曜日の夕方は上野東博の「始皇帝と大兵馬俑」展覧会に行った来た。資格関連でいうと、歴史検定か世界遺産検定かな。金曜日だけ、夜20時まで開いていて便利だ。

 会場は、前半は秦の発展と始皇帝の展示、後半が兵馬俑だ。前半は、パネルや小物の展示が多い。空いていてじっくり見る、いや聴く。今回の音声ガイドは、なんと壇蜜さんだ。色っぽい解説かと思ったが、そうでもない、普通だ。

 そしていよいよ後半。メイン会場は、兵馬俑が10体ほど、馬もいる。そして後ろに何十かの兵馬俑が、その後ろは中国の兵馬俑の写真だ。部屋の入り口が高くなっていて、部屋に入ると、本物の兵馬俑に入った感覚になるように作られている。

 

 立った俑、座った俑、表情はみな違う。馬もいる。兵隊だけでなく雑技をする人などもある。後ろの何十もの俑は、今回の展示会のために複製を作ったそうだ。カネかかってるね。本物の兵馬俑は何と8千体も出土しているそうだ。

 

 

 会場の隅に写真を撮るコーナーがあり、ここで撮影。従ってこの写真は複製です。なかなかの提示会でした。展示会は2月21日まで上野東京国立博物館平成館です。

 

 

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トレッキングマスター目指して、大菩薩嶺

2015年11月14日 | 登山&自然系資格とその活用
日本百名山 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

 木曜はクラブツーリズムのステップアップ教室、北岳に登り隊の第1回、大菩薩嶺であった。この教室は来年8月に南アルプスの北岳を目指し、毎月ガイドが指導してくれる登山教室である。この教室のいいのは、ターミナル駅からバスで、目的の登山口へ連れて行ってくれる。終わると、入浴付き(今回はなしです)で寝ていてもターミナル駅まで送ってくれることだ。

  さて、朝から曇り、上日川峠から、福ちゃん荘、唐松尾根を登っても雲が晴れない。曇りの中、頂上近くの雷岩で昼食を取ろうとしていると、突然、晴れる。そして雲海の上に富士山がぽっかり顔を出した。感激である。(写真)

 

  

 大菩薩嶺の尾根道を富士山を眺めながら歩く。(写真)この道が深田久弥の日本百名山のポイントだ。日本百名山は、山の品格、歴史、個性から選ばれている。大菩薩は、歴史があり、首都圏から近く、2千メートルという高さで、いくつもルートがあり、変化が楽しめるというものだ。実は5月にもこの山のチャレンジしたことがある。この時は一日中、曇りで展望がなかった。今回はやっと富士山が眺められて、満足であった。

 

 

 登山教室では、登り、下りの歩き方、ストックの使い方、休憩の仕方、靴ひもの結び方など多くのことを教えてもらった。また帰りのバス車中では、1,2月の教室の冬山の装備についての説明があった。数えてみると装備をそのまま買うと、かなりの金額になる。正直、冬山までやって見たいと思わない。トレッキンググマスターのレベルで十分なんだが、どうしようか。

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ネットショップ担当者フォーラム

2015年11月13日 | ビジネス・経済
世田谷自然食品 グルコサミン+コンドロイチン(300?×240粒) 1個
クリエーター情報なし
世田谷自然食品

 ネットショップ実務士の関係で、ネットショップ担当者フォーラムに参加した。場所は虎ノ門ヒルズ、虎ノ門は仕事の関係でサラリーマン時代によく行ったが、こんなところにできたか、という感想。

 虎ノ門ヒルズ

 フォーラムでは世田谷自然食品さんのプレゼンを聴講した。世田谷自然食品は、サプリメントを販売している会社。グルグルと膝を回すグルコサミンのCMだ。市場参入が早かったのと、グルコサミン一本でリピート狙いが成功した。現在は青汁も売れている。

 いくつかお話があったが、ポイントの一つは「同梱」だそうだ。同梱がブランド作り、ワントウワンマーケティングができる。パートさんが書いた感動ものの同梱する手紙が紹介された。

 それに同社では、新しい企画は「長野県に住む70歳のおばあちゃん」が理解できるかという視点で考えるそうだ。私はある研修で、「島根県に住む小学校2年生の女の子」に自分の仕事を紹介するというプレゼンをやったことがある。それと同じだ。従って、同社は「TEL」,「FAX」は「電話」、「ファックス」だそうだ。まだ沢山話されたがこの辺で。

 

 

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御朱印ガールと仏像級

2015年11月12日 | 地理・歴史系資格とその活用
仏像の教科書
クリエーター情報なし
エイ出版社

 今年6月に仙台松島の瑞巌寺に参拝した際、友人に勧められて、御朱印を集め始めた。もうだいぶたまった。お寺で20個以上、神社でも10個くらい。この御朱印を集めるのがちょっとしたブームになっているという。御朱印ガールとも言われている。そしてこの御朱印ガール、ネットでは評判があまり良くない。スタンプラリーとかポケモンラリーとかと同じように、お参りが目的じゃなく、ひたすらお御朱印だけを集めるからだそうだ。

 先日筑波山に登った時の経験を話す。筑波山は頂上が女体山と男体山があって、どちらも奥宮がある。先日は初めて同日に両方に登山し、参拝できたため、麓に降りて、本宮と2つの奥宮の合計3つの御朱印を戴いた。筑波山には実は5つの御朱印が存在する。残りの2つは私は名前や場所を知らない。

 

 そのときもう一人の人が現れて、5つの御朱印を全部くれという。巫女さんが5つとも参拝されていますかと聞いたら、はいと言っていた。さらに巫女さんがその神社の場所はどこですか、と聞くとその人は、しどろもどろになっている。巫女さんは地図を見せて、こちらですから、あとで参拝してくださいと言っていた。この方、御朱印だけを集める御朱印ボーイなんだな。

 さて、資格の話。私は2013年にお寺検定という検定を取得したことがある。そして御朱印をネットで検索していると、2014年にお寺検定で「仏像級」というのができて試験があったらしい。(写真はそのテキスト) 2015年はお寺検定そのものが実施されない。こりゃ残念、たぶんもう実施されないだろう。かなり昔にも仏像検定というのがあって、受験したが不合格であった。受験記念に仏像の入ったタオルが送られて来たっけ。よくよく仏像にはに縁がない様だ。

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OJTの書籍と獺祭

2015年11月11日 | 中小企業診断士資格とその活用
なぜこのメソッドが未熟な社員を短期間で名プレーヤーに変えられたのか?
クリエーター情報なし
カナリアコミュニケーションズ

 月曜日は、ある企業さんの研修の打ち上げ会。外部講師が集まって今年度の反省と来年度に向けた検討をする。きちっとPDCAサイクルが回っている会社だ。その席上で、黒須靖史先生にお会いする。黒須先生は、中小企業診断士の大先輩で、私がサラリーマン時代に、診断士の研修でコーチングを受けた記憶がある。

 写真のような本も出版されている。3千人もの人をOJT指導した経験の持ち主だ。トレーニー(受講者)とトレーナー(指導者)の関係を深く考察されている。この本を読んでみたが、OJTとしてはたぶん一番深い書籍じゃなかろうか。参考にしたいものだ。

  終わって懇親会。お酒は高級酒の「獺祭」(だっさい)が出された。実は私は今月下旬に山口県にある獺祭の工場見学を予定している。普通の日本酒の醸造メーカーとは違った点があり、興味を持ったためだ。この工場、団体見学は不可で、個人申し込みだけを受け付けている。 見学が楽しみだ。

  

 

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マイナンバーはギリギリだ

2015年11月10日 | ガス主任技術者資格とその活用

 日曜日のマイナンバー検定、早速解答が出たようで、採点してみた。60問中48問正解でちょうど80%の正解率。2級の合格ラインは80%だそうだから、ギリギリだ。もし、マークシートの記入ミスなどがあればダメだ。12月8日の発表を待とう。

 さて、今日の話、私はガス、土木の国家試験の受験指導をしている。試験は9~10月、受験学習の開始時期4月頃から、受験の10月までがオンシーズンである。ということで11月からはシーズンオフだ。プロ野球のシーズンと似ている。

 このシーズンオフも実は活動している。来年用のテキストや問題集を作成、メンテする作業だ。先日は、今年の本試験の解答解説をビデオ撮り。もうメンテは3年目だ。今年は甲種は微修正で、乙種は全面改訂の予定だ。これから12月末まで甲種を、3月頃までに乙種を制作する。

 スタジオは、文京区湯島のパンダスタジオである。湯島天神や上野の不忍の池のそばだ。このスタジオ、写真撮影は全部オープンで可。1回の収録は約2時間、係員の方によると、2時間を超えると、どの講師も疲れ、テンションが落ちるのがわかるという。これから3月までほぼ毎週スタジオ入りだ。

  操作室、ここで談笑も

  照明が眩しいスタジオ

  操作室から録画をチェック   

  収録中はONAIRが点灯

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マイナバー実務検定2級を受験、難しい!

2015年11月09日 | その他ビジネス系資格とその活用

 gooのブログにはアクセス解析の機能が付つている。時々ブログが検索されるキーワードを見るが、ここのところ「マイナンバー検定」というのが多い。そこで、今日は昨日のマイナンバー検定2級の受験の話。

 雨の中、駒場東大駅へ。受験者は、女性がやや多いかな。クラスは2つだから東京の2級は100人くらいの受験者か。問題は60問で90分、途中退席はなし。こりゃ余った時間をつぶすのが大変だと思って試験開始。

 

 1問1分ちょっとのペースで解いていく、あれれ、今回の試験は、前回に比べてかなり難しい。いつもの試験なら解答に自信のある順に、A、B、Cをつけるんだが、今回はどれも自信がない。70分で終了。残りの時間でチェックしていたら、もう時間だ。

 

 さて、そういう訳で今回は自己採点できず。帰りの電車の中で、解答をチェックする。しかし、法令の逐条解説やガイドライン、前回問題集には載っていない問題が多い。従って自分が何点かもよくわからない。2級の合格ラインは80%と厳しいが、だいたいのイメージでは、その前後だろう。解答がいずれアップされるだろう。出たら採点するか。

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レーシングエキスパートを取得

2015年11月08日 | 登山&自然系資格とその活用

 土曜日は、2回目のレーシングエキスパート(REXS)の講習会。2回受講すると、エキスパート登録される。前回第1回は中山だったが、今回は東京競馬場。私はJR武蔵野線沿線に住んでいるが、この線の両端、船橋法典駅と府中本町駅に中央競馬場がある。結構便利なギャンブル線だ。

 受講生は20名ほど。午前は1階のセミナー室で専門家による講義、すぐそばに馬券の販売機があるから、講義を受けた後、即購入することができる。午前中は馬券の種類と競馬新聞の見方。私は30年ほど前に一度東京競馬場に来たことがあるが、その時より馬券の種類がずいぶん増えている。講義を聞かないとよくわからない。1頭を選ぶ単勝、複勝、2頭を選ぶ馬単、馬連、ワイド、2枠を選ぶ枠連、3頭を選ぶ3連単に3連複となんと8種類がある。そして馬券も、普通の馬券以外に、流し、ボックス、フォーメーションと複雑だ。マークシートの記入方法を聴いて、各レースごとに種類を変えて少しずつ購入する。

 専門誌競馬エイト

 競馬エイトの読み方は、かなり複雑。この日はメインレース、GⅡの京王杯2歳ステークスの情報を例にして講師から解説して頂いた。3レースから馬券を買い始めたが、紙面を追っていると時間が来て、馬券の購入に間に合わない。ははん、それで前日から夕刊紙などに載ってるんだな、事前に推理するんだ。

 昼食はお弁当が出る。ちなみに、入場券は第1回に戴いた無料入場券を利用。そして午後の指定席が無料で利用できる。お弁当とコーヒー、お茶が付く。それに500円の専門誌競馬エイトも無料だ。これで、講習会の費用は、なんと無料!  さすが中央競馬会はお金がある。こりゃお勧めですよ!

 指定席、気持ちがいい

 大声が飛ぶ、ゴール板前

 午後は、上の階に上がって、指定席へ。9レースから12レースまで指定席で見る。馬券の購入機もすぐそばだ。指定席にはモニター画面が付いてる。コーヒーを飲みながらゆるりと観戦。メインレースは外したが、10レース中3レースを当てた。収支は3,000円使って、2,500円ポケットに残ったため、500円のマイナス。きわどい写真判定もあって、ドキドキして、それで1レース平均50円で楽しめたから、満足だ。

 パドックにて

 レースが終わって、競馬場の見学会。パドックに降りて記念撮影。そして写真は撮れないが検量室へ。騎手のヘルメットを持たせてもらうと、ずいぶん軽い。いろいろ研究工夫した結果だそうだが、工事現場でも使えるんじゃないかな。馬の通る地下道を歩いて、競馬場の中へ。表彰台に上って記念撮影、これで講習はすべて終了。

 芝はゴルフ場でいうとラフだな

 観客席を見上げる

 表彰台、馬主さんの場所で撮影

 帰ってネット検索したら、REXSエキスパートに登録されていた。エキスパートになると、観戦席への招待、パワーアップセミナー、、メンバー限定イベントなどいろいろな特典がありそうだ。まあ、エキスパートになったが、あんまり競馬場もいけないから、なんちゃってエキスパートだな。

 

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久しぶりにコーチング研修

2015年11月07日 | 人材開発資格とその活用

マンガでやさしくわかるコーチング
クリエーター情報なし
日本能率協会マネジメントセンター

 木曜日は都内で、久しぶりにコーチング研修を実施した。コーチングの定義、石の地蔵さんでコミュニケーションの大切さを感じてもらう。そしてコーチングの3つのテクニックを学習する。   

 「傾聴」は、あ=あいずち・アイコンタクト、い=言い換え、う=うながし、え=笑顔で、お=オウム返し、を学習した後で傾聴の演習をする。

 「承認」は、「あなたは」が主語のYOUメッセージ、「私」が主語のIメッセージを学習し、画面に映るスポーツ選手を声を出しで順々に褒めていく。

 「質問」が最後。オープン質問、肯定質問、未来質問を例題に沿って演習していく。そして最後は総合演習、話し手は10分間聞き手に話し、聞き手は上手にコーチングをして話を引き出す。

 終わってから受講生に感想を聞く。今回は少人数だったため、社長さんから職場の悩みをじっくり聴く、これもコーチングだ。さて職場の色々な問題を聞いたから、次回はその解決策を持って行かないといけない。帰りの電車の中で考える、そうか、あれで行こう、と閃く。中小企業診断士は面白い。

 

 

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悪文の見本

2015年11月06日 | その他ビジネス系資格とその活用
番号法の逐条解説
クリエーター情報なし
有斐閣

 マイナンバー実務検定2級の学習している。2サイクル目だ。第1回の過去問題を解いて、逐条解説を読む。今週日曜日が試験だ。その中で気が付いたことを書く。

 私は企業さんのマネジメント研修で、「ビジネス文書の書き方」も指導している。受講生は普段、あまり文章を書きなれないため、文章の作り方を練習し、添削する。いくつか指導ポイントがあるが、そのうちの一つに、長い文章はダメ、というものがある。文章が長いと、読む方が脈絡が分からなくなる。従って、文章は短く切って書くようにと言っている。

 さて、マイナンバー検定の学習中に、稀に見る悪文を発見した。この文章だ。

(目的)
第一条  この法律は、行政機関、地方公共団体その他の行政事務を処理する者が、個人番号及び法人番号の有する特定の個人及び法人その他の団体を識別する機能を活用し、並びに当該機能によって異なる分野に属する情報を照合してこれらが同一の者に係るものであるかどうかを確認することができるものとして整備された情報システムを運用して、効率的な情報の管理及び利用並びに他の行政事務を処理する者との間における迅速な情報の授受を行うことができるようにするとともに、これにより、行政運営の効率化及び行政分野におけるより公正な給付と負担の確保を図り、かつ、これらの者に対し申請、届出その他の手続を行い、又はこれらの者から便益の提供を受ける国民が、手続の簡素化による負担の軽減、本人確認の簡易な手段その他の利便性の向上を得られるようにするために必要な事項を定めるほか、個人番号その他の特定個人情報の取扱いが安全かつ適正に行われるよう行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十八号)、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十九号)及び個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十七号)の特例を定めることを目的とする。
 
 この文章、番号法の第1条目的の条文である。これで1つの文である。悪文だ。私の研修で添削すると、この文章なら少なくとも、5つ以上の文に分けないといけない。そうでないと読みづらい。また、この法律の文章は、長いものが多い。何か目的があって長いんだろうか。文章の意味が変わってしまうんだろうか。
 
 
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中小企業経営診断シンポジウムに参加

2015年11月05日 | 中小企業診断士資格とその活用

 昨日は、中小企業経営診断シンポジウムに参加した。独立診断士になって5年目、初参加である。診断協会には、研究会というのがあって、私は、そのうちの人財開発研究会に6月に代表になった。そして診断協会の会議で、積極的にシンポジウムなどの機会に発表するように、とのお達しであった。そいう訳で、シンポジウムとはどんなものか、参加してみたのである。

 

 世の中のシンポジウムなるものは、サラリーマン時代に、社内シンポジウム(新開発のITシステムの発表)、日本ガス協会のシンポジウム(GIS関連の発表)、日中ガス技術シンポジウム(上海に行って、需要予測と供給計画を発表した)、東工大の原子炉工学のシンポジウム(地震対策の発表)まで、発表の経験がある。そんなのと違いがあるかが、私の比較対象、見方、である。

 

 午前中は、基調講演。「人が輝く組織つくり」という演題で、徳島県の西精工㈱の社長さんの講演だ。この会社さんは、2013年日本経営品質賞と日本で一番大切にしたい会社大賞をもらっている。自動車部品メーカーで従業員240名の中小企業だ。

 

 講演で思わずメモしたのは以下の通り。1)社員が毎日会社のHPに書き込んでいる、大家族主義。2)朝は1時間の朝礼。経営理念などが沢山あり、これを皆暗記している。少人数でフィロソフィーを討議する。そしてその結果を一回り大きなグループの前で発表する、そしてそれに対して意見を言う。パワポの写真は皆笑っている。

 3)社員がミッションステートメントを書く。実例がパワポで話された。ミッションステートメントは、私の場合、会社員時代にそんなのがあったなあ、という程度だが、この企業さんは全員が書く。自分の仕事が世の中に役に立っていることを誇りにしている。自分の作った部品がレクサスやホンダの水素自動車に使われていることを誇りに思っている。

 4)一番大切にしたい会社で有名な法政大学の坂本先生が訪問したそうだ。時間がないとかで、先生は会社の2か所を見ればわかると言って、食堂とトイレを見て帰ったそうだ。

 昼休みに神田明神へお参り、しまった、御朱印帳を忘れた。午後は、3つの分科会に分かれて平行進行。私はパネルディスカッションの第2分科会と、東京診断士会の第3分科会を覗く。自分の経験したシンポジウムとそんなに変わりはしない。所用があるため途中退席。このシンポジウム、基調講演は毎年聞きたいな。それ以外の出席は自分の関係するときくらいかな。

 

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持続化補助金を活用しよう!

2015年11月04日 | 中小企業診断士資格とその活用
社長! 会社の資金調達に補助金・助成金を活用しませんか! ?
クリエーター情報なし
自由国民社

 今日は、中小企業診断士でも補助金の話。世の中には結構な補助金が存在する。中小企業診断士は、中小企業に補助金の活用をお奨めする立場だ。私もある補助金の仕事をお手伝いしたことがある。先日、診断士の理論研修で中小企業庁の方がしゃべっていた、持続化補助金お話をする。

  2,3年前に始まった小規模事業者対策推進事業の「持続化補助金」、使い勝手がよく評判がいいそうだ。平成28年度、中小企業庁は110億円の予算を計上している。この補助金、小規模事業者だから、従業員が5人以下で、個人事業でも応募できる。自分で今事業をやってみたいと思ったら応募できる。

 補助率は2/3、補助上限は50万円である。つまり75万の投資の際、自己負担は25万円、補助が50万円だ。もちろんこの補助は返す必要はない。融資じゃない。

 使い道は、見てると、チラシの作成、看板の作成、店舗の改装、ホームページの作成、といったところが多いようだ。ただ申請すると皆通る訳ではない。工夫されていて補助する価値があるかどうかが審査される。ダメ元でやってみるんですね。応募期間が決まってるから、中小企業庁のHPを見る必要があります。わからなかったらご相談に応じますよ。

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理想の将は何もしない人

2015年11月03日 | ビジネス・経済
撤退戦の研究 (青春新書インテリジェンス)
クリエーター情報なし
青春出版社

 半藤一利、江坂彰氏の太平洋戦争の研究だ。成功体験への固執、情報・兵站の軽視、組織をつぶす人事など多くのことが書かれている。今のビジネスに共する事柄も多い。その中で「理想の指揮官像」というのがでてきた。ここは私もサラリーマン時代に経験があるから、これについて詳しく書く。

 太平洋戦争時には、理想の指揮官像は「何も言わず、うんうんと言っていればいい、それが理想の指揮官像だ」と言われていたそうだ。これは、日露戦争に遡って作られたものとか。日露戦争で、大山巌が日本軍が危機の時、「今日は大砲の音がするがなにか戦でもあったんですか?と部下に聞いた、理想の将とは、このように悠々としているもので、「さすがは名指揮官」、と言われたそうだ。

  しかしこれはあとで作られた嘘話。この記述は、司馬遼太郎の坂の上の雲でも同じ嘘話として載っていたのを私は覚えている。実際は、これがなぜか本物の話として伝わって、「理想の指揮官像」になった。そして参謀を重用するスタイルとなってしまった。実際は、大山巌はかんかんに怒って、参謀を叱り飛ばしていたそうだ。

  ここからは私の感想。このようなコミュニケーションのない指揮官では、判断に必要な情報収集や重要な方針・判断を部下に徹底させることなどはできなくなるはずだ。しかし、私が入社した頃は、理想の上司というのは、このようにどっしり構えていて、仕事は部下に任せ、責任だけを取るのが理想なんだ、と何人かの先輩に教わった。新入社員当時はそんなものかと思い、それなら上司は自分の抱えているこんなややこしい話は知らないな、自分の好きにやればいいか、と思っていた。

 それから約20年、上司が何人も変わって、ある上司が着任し、新任のあいさつがあった時は驚いた。「仕事は任せるが、後でもいいから必ず報告しろ」という。こんな上司は初めてだった。今思うと、仕事は任せ、報告させ、おかしかったら修正する、これが本来のマネジメント、理想の上司なんだろう。20年経って初めて気が付いたことだった。

 大山巌のような太平洋戦争時の昔風の上司、あなたの周りにはいませんよね。 

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インプロを学ぶ

2015年11月02日 | 診断士活動(研究会)

  

 土曜日は、中小企業診断士の組織開発研究会にお試し参加。当日は中央区の区民館で午後1時半から5時まで、プロのトレーナーによる「インプロ」。研修講師はファシリテーションという技術が必要となるが、このファシリテーターに必要なのは、素早いリアクションで、相手に反応し、しかもきちんとした方向へ、必要な知識を与えないといけない。これを鍛えるものだ。

「インプロとは、インプロヴィゼーションの略で、型にとらわれずに自由に思うままに作り上げていく手法で、演奏やダンス、演劇などで取り入れられている。欧米では特に演劇の分野で盛んで、その手法は学校教育にも取り入れられている。また日本でも社員教育の場でも注目されている。」~インプロ講師、野原秀樹先生の研修資料より~

 受講生は全部で15名、老若男女が入っている。車座になって、またはグループになって、またはグループ代表が皆の前に立って、いろいろな演技をする。なりきりインタビュー、いきなりオーディション、ナイフとフォーク、最後は即興劇と経験する。

 ここでは私もグループ代表になった「なりきりインタビュー」を紹介。各グループ代表4人が前に出て座る。講師が、ここに4人の聖徳太子がいます。3人は偽物です。これから皆さんが質問して、その内容で本物の聖徳太子を当てて下さい、という。もちろん前に出た我々は、そこで初めて役割を知る。

 あなたはどこで生まれましたか、とかあなたの業績を話してくださいとか、全部で10個ほどの質問を受ける。生まれは? に対して、馬小屋(うまやどの王子)だとか、業績を話してください? 和を以て貴しとなす、とか、聖徳太子の知識を話すことが必要だ。それに、今の時代をどう思いますか? タイムマシンで今来たところだから・・、同じ1万円札の福沢諭吉をどう思いますか? 年代が1500年違うから話が・・とか、即興でリアクションしないといけない。最後は、受講生の挙手で本物を決める。私は4票でトップ、本物の聖徳太子に選ばれた。

 ほかに、いきなりオーディションでは、「帰ってきたウルトラマンメグちゃん」という映画の主役を選ぶもの。また、グループ全員で花火や掃除機、炭酸飲料、正月などのテーマを与えられてそれを体で表現する、ナイフとフォーク。最後の即興劇は、一人が状況をテーマを簡単に説明して、皆がそのテーマに沿って演技をする。人数がだんだん増えていってグループのまとまりも大切になる。

 終わって、有志で懇親会、名刺交換すると、2人ほど以前にお会いした方だ。新しい体験をした、充実した半日であった。

 

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マイナンバー検定2級を学習中

2015年11月01日 | その他ビジネス系資格とその活用

 マイナンバー実務検定2級の学習を始めた。8月に第1回検定が開催され、このときは遠慮がちに(いや、必ず合格するように)3級を受験、合格している。

 調子に乗って、2級の受験を申し込む。すると、検定の事務局局から写真のような資料が送られてきた。3級受援の時は、講習会でガイドラインと逐条解説をいただいたが、今度は第1回の過去問題集が付いている。

 法律系の学習をしていて思うんだが、単純に条文を読むだけの学習は苦痛だ。問題集をやって正誤を考える方がよほど身につく。条文を読むのは、資料を読む→自分で理解する、と一方通行であるのに対し、問題集は、問題を読む→自分で考え選択する→資料で解答を確認する、となって情報のやり取り数が多いのだ。

 さて、その問題集解答の結果は、3級は90%の正解、2級は81.7%と、合格ラインの80%ギリギリの結果だっ。もうちょっと学習していけば合格ラインだ。また法律の逐条解説を読むのかいな、やれやれ。

 

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