資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ときめき百名城巡り~平成最後の城、尼崎城

2023年07月16日 | 城郭検定資格とその活用

 やや期待外れだった有岡城から、尼崎城へ。このお城は、エディオンの創業者が私財で建て、寄付した城だそうだ、その心構え、立派だなあ。平成時代の最後にできたお城。昨年のお城EXPOで出展していたため、思い出して登城した。

 外観は、実に美しい。新築だけあって、お城はきれいだ。中に入って、エレベーターで5階へ、5階から順に下に降りていく。この「尼崎」という地名の由来。尼は海の仕事に従事する人という意味。そして岬があったため尼崎となった。

 まずは5階の我が町展望ゾーン。パソコンでの画面では、築城時の風景が広がる。

 4階に降りる。4階はギャラリーゾーン。尼崎の城郭画家、萩原一青氏の作品展示。お城手ぬぐいが百枚以上ある。そうか、こんな収集もあるのか。

 3階は、なりきり体験ゾーン。貸衣裳をつけて、城主やお姫様になる。

 2階は、尼崎城ゾーン。ビデオや展示物だ。

 尼崎の「ヒ」を人間の形で作るコーナー、これ横浜のEXPOでやってたね。

 鉄砲や、槍の体験。

 尼崎城の構造は、渦郭式、上から見ると、渦のような形だ。

 そして、尼崎藩は、いざというときに出陣して、守衛として、大坂城に入れたそうだ。それだけ、幕府から信用されていた。大塩平八郎の乱でも出動したし、幕末の禁門の変でも、長州の敗残兵を捕まえた。

 

 外から尼崎城を撮影。なかなかのもんですよ。このお城、外観もいいが、内部も工夫されていて、 いっぺんに好きになったよ。

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ときめき百名城巡り~官兵衛が幽閉された有岡城址

2023年07月15日 | 城郭検定資格とその活用

 姫路城の後は、JR尼崎まで戻って、伊丹へ。空がうるさいと思ったら、この上は空港。伊丹の駅前に有岡城址がある。有岡城跡と官兵衛ゆかりの藤だって。

 官兵衛が幽閉されていて、藤の生命力に励まされたというのは大河ドラマにあった。実話かどうかは、怪しいそうだが、姫路城にあった藤の子孫樹を植樹して、記念にした、というので「官兵衛ゆかりの藤」になっている、何だかねえ・・

 有岡城の主郭部は、伊丹の駅前にあったそうだ。お城の敷地は、バカでかい。惣構えだそうだ。

 こっちは、城跡、きれいだから、復元だろうね。

 このお城の主人公は、あの荒木村重だ。そう言えば、直木賞の推理小説もここが舞台だったねえ。

 礎石と井戸跡。

 有岡城の石垣、これも復元かな。

 土塁。こちらは本物だろう。

 最後に、公園を外から。官兵衛の幽閉の城というから、また牢屋の址くらい残ってるのかと思ったが、こんなもんかねえ。ちょっと期待外れの城跡でした。

 

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ときめき百名城巡り~二百名城再訪、城郭検定のフォロー、姫路城

2023年07月14日 | 城郭検定資格とその活用

 六甲山、有馬温泉の後は、このブログ、しばらく空きました。翌日はお城巡り、まずは日本一の姫路城。姫路城は過去三、四度、旅行したことがあるが、お城に興味を持つ前のこと、百名城巡りでは、時間がなかったため、スタンプのみとしていた。

 ということは、城郭検定などでは、からきし歯が立たないのだ。いの門がどうしたとか、ろの門がどうだとか、もう一遍行ってみないと分からないな、と思っていたことろだ。

 まずは、出題のあった「菱の門」、表玄関の門だ。正面に名前の由来の「花菱」が飾られている。どれが花菱だ?

 

 次は、中村大佐の顕彰碑に目が行く。姫路城売却・取り壊しの際、難を逃れたのは中村大佐のおかげだ。これは過去問にあったな。

 続いては、三国堀。ここからは天守閣が映える。

 菱の門東方石垣、白漆喰で塗り込められている。

 十字紋瓦、黒田官兵衛がキリシタンだった影響で、瓦が十字に。

 扇の勾配、算木積みもしっかり入ってる。

 姥ヶ石、伝説上の石だ。築城時におばあさんが一番先に臼を持ってきて、協力したので、他の農民達も協力して城ができた、いう話だったっけな。網のかかってるのが臼。

 たぶん備前門あたり。

 二の丸に降りて、お菊井戸。ここは観光客が必ず寄る場所。

 しゃちほこは、耐久性がないようで、大修理の際は、取り換えるそうだ。明治、昭和、平成と歴代のしゃちほこ。

 戻って、太鼓櫓。

 井戸は内曲輪だけで、全部で33ヶ所あったそうだが、現在は11ヶ所残っている。

 黒田官兵衛の普請した、石垣。野面積みだ。こっちはあんまり人が来ない。

 最後に、東に廻って、帯郭櫓(腹切丸)。なんで腹切丸なんて名がついたんだろう、やな予感、調べないでおこう。

 というわけで、姫路城は、広すぎる。そのため、今日は天守には登らないで、門や石垣を重点に見た。もう一回天守をよく見ようかな。ところで、過去問で、姫路城で一番小さな門は? ってあったが、どれだろう。小さな門は幾つもあったからね。

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私の資格ビジネス~ガス主任プレミアム塾、VTR収録完了、撮り直しは6回も

2023年07月13日 | ガス主任技術者資格とその活用

 私は、資格試験の取得支援を仕事にしている。ガス主任技術者試験の支援講座は、受講生が約50名と盛況だ。今年はすべてVTR、ライブはやらない。その代わり、ビデオの収録作業は、リリースする少し前に行っている。そして、ようやく講座のVTRを収録し終えた。配信は毎週で27回、甲種と乙種だから、収録はその倍の54回だ。1回平均1時間とすると54時間か、結構な時間になったもんだ。

 その中で最後の収録、最終模擬試験は時間がかかった。学科試験はパワポで60枚ほど、論述試験は10枚ほど、合計約70枚。これが甲種と乙種で合計140枚ほどになる。

 最後だからと気合を入れたが、空回り。作った試験問題の解答に不足があったり、そもそも問題文に誤字脱字があったりで、そうした場合は、再収録となる。ビデオを途中で切って編集するなんでことは、私にはできない。最初から再収録である。1時間ものの場合、最初に間違えれば諦めもつくが、最後の方では、ああ、諦めきれない。

 ということで、1日かかりの作業になる。先日行った、乙種解答解説では、何とNGが5回!! 翌日、6回目で何とか成功、疲れたなあ。以前、大阪で収録していた頃は、夜中までかかったこともあったが、今はzoomで、自宅収録、時間かかったって平気だ。

 さて、この結果、バグが取れてるから、自信を持ってキンコーズで製本・印刷に入れる。8月には配本できます。

 これからは、ガスの方は、来年度の市販問題集の編集に取り掛かる。8~9月は土木施工管理技士試験の経験記述の添削もある。そして、これを登山の合間に、そして森林インストラクターの学習も続けながら行っていく。今年も仕事も、趣味も、順調だ。

 

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ゆっくり百名山~岩の芸術品&コマクサの大群落&ライチョウの燕岳その2

2023年07月12日 | 登山&自然系資格とその活用

 19時半に布団に入ったため、夜中に眠れなくなった。まあ、体を横にしている時間が寝た時間だというから、私はあんまり気にしない。でも4時には起きて外に出る。4時半、日の出だ。雲が多いが、何とか見えた。

 しばらくして、最後の遠望。親子槍もしばらくは見納め。

 左から笠ヶ岳、双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶と続く裏銀座。

 そして出会ったお花を紹介、初夏だけあって花は多い。

キバナシャクナゲ、大きいね、下ばかり見ていて、上の枝は気がつかなかった、下山時に気がつく

イワカガミ、可憐な花

ミヤマキンポウゲか シナノキンバイ。同じ黄色で似ている

観たことある花だが、わからん。

ハクサンフウロ

 砂礫地での高山植物の女王、コマクサ

 足元からの撮影、大群落だ。

 ハクサンイチゲ だろうか

 朝6時燕山荘を出発、9時過ぎに下山。所要3時間とちょっと。そして、有明荘はお休みのため、下山口の中房温泉へ。温泉は、朝風呂入ってるような不思議な気分だった。このお風呂は、ぬる湯と普通のお湯、ちょうどいい湯加減だった。

 今回の登山、梅雨の中休みで絶好のお天気、山容と展望、コマクサ、ライチョウと三拍子揃った山だった。登りやすいし下りやすい。この山ならトシをとっても、毎年登りたい山。私なら、文句なく百名山に選んでいたね。

 

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ゆっくり百名山~岩の芸術品&コマクサの大群落&ライチョウの燕岳その1

2023年07月11日 | 登山&自然系資格とその活用

 梅雨明け間近、夏山アルプスの一発目は、北アルプスの入門、燕岳にソロ登山した。燕岳は4回目、登山を始めた頃に連続して登ったが、暫くぶりだ、初夏は初めて。

 朝7時に中房温泉をスタート。アルプス三大急登とはいうが、休憩箇所が数多く、それほどきついとは思わない。第一ベンチに到着。まだ余裕しゃくしゃく。

 第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチへと順調だ。コースタイムよりやや早く進む、休憩を取ると、ほぼコースタイム通りだ。

 岩の登りを通過。合戦小屋まであと10分の標識が、、こんなのあったっけな。

 そしてお待ちかね、合戦小屋だ。ここで昼食のうどんと名物のスイカを食する。初めての登山では、土砂降り&シャリバテという最悪のコンディション、二度目三度目は時期的に品切れ。こんなにゆっくり楽しく食べたの初めて。

 ここから合戦沢の頭へ、ここで初めて槍ヶ岳の頭が顔を出す。北側を振り向くと剣岳も見える。

 槍が徐々に大きくなってきた。雪が残ってる槍を見るのは初めてかな。

 そして、燕山荘へ。休憩時間込みで、5時間半。休憩地点で登山者の方と話をしたため、それぞれ10分ほども休んでいた。また、最後の1時間は少しバテて休憩をたっぷり取った。コースタイムは4時間ほどだから、随分と休んだもんだ、まあいいや。

 燕山荘から燕岳。今日は快晴だ。

 槍ヶ岳から裏銀座。ここ二、三年で、燕から見える山はほぼすべて登っている。見える山々もまた格別だ。

 小屋の手続きをして、荷物を置き、まずはケーキセット。ここの名物だ。コーヒーは小屋にいる間に4杯も飲んだ。美味しかったからね。

 そして、軽装で、燕岳へ登る。途中から燕山荘を振り返る。

 有名なイルカ岩だ。

 燕岳は、この山容からも、岩の芸術品だと思う。山頂がだんだん近づいて来た。

 メガネ岩だ。

 そして山頂。私と同い年の女性とお話ししながら登り、一枚撮ってもらった。背景は北燕岳とその奥に立山連峰だ。

 燕山荘に戻り、ウロウロしていたら、テント場に人がいる。きっと、と思い傍に行くと、やっぱり、ライチョウ親子がいる。

 ライチョウ親子の動画を撮りました。こちらです。うまく映ってるかな。

 明日に続く。

 

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ほっこり百名湯めぐり~総硫黄とメタケイ酸の中房温泉

2023年07月10日 | 温泉&健康資格とその活用

 梅雨の晴れ間(7月3日)、燕岳(つばくろだけ)の前泊で中房温泉に泊った。この温泉は日本百名湯の一つ、源泉が何と29ヶ所、100%源泉かけ流しだ。源泉によって多少成分が違うが、共通するのは、メタケイ酸と総硫黄。

 まず、不老の湯へ、浴槽は趣があるのだが、とにかく熱い。広い浴槽に水を入れるのも無理そうだ。

 諦めて、御座の湯へ。ここは藩政時代に松本のお殿様が入ってた湯だ。先客が水を入れてくれたおかげで、ちょうどいい湯加減。100%かけ流しは、いいのだが、冬と夏とでは、全然違う。水冷か空冷かして水を冷ますのだが、この加減が難しい。ここは100%かけ流し、やっぱり湯加減の調整には苦労するようだ。

 風呂上がりに庭を散策。温水プールがある。

 そして、「湯本大弾正」という何だかすごい名称の表示。蒸気が吹いてる。ここが一番の源泉なんだろう。

 源泉に珪酸がこびりついてる。これが膠状珪酸(こうじょうけいさん)と珪華(けいか)の天然記念物だそうだ。温泉成分は、メタケイ酸が規定の5倍も入ってる。

 飲泉もある。飲んでみたが、何かとろっとした感じ。

 まだまだ源泉はあるが、この辺で。

 江戸時代から栄えた温泉だったようだ。

 夜、寝る前にもう一度と、大湯へ。こちらも、とにかく熱い。こちらはホースじゃなく、水槽から水を桶で汲み上げて冷やす、キリがないので入浴は諦め、かけ湯だけ。

 廊下に、秘湯のスタンプがある。全国で158個もあるのか、こりゃ、今から集めるのは無理だな。

 

 そして翌朝、7時前に朝食、7時半に燕岳に出発。続きます。

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ときめき百名城巡り~続・百名城の登城完了証をいただく

2023年07月09日 | 城郭検定資格とその活用

 先日、続・百名城を完登して、日本城郭協会に申請しておいたが、完登証とともにスタンプ帳が返ってきた。順位は1345番目。百名城のときは、4867番目だったから、続になるとだいぶ減るようだ。

 さて、同封物に、城郭ニュースと認定証盾を買いませんか、ときた。やっぱりこれか。認定だけじゃ、財政的に厳しいからね。1つ15,000円。私の場合、購入するとしたら、百名城と続・百名城だから、合計30,000円だ。

 百名城の時もどうしようか迷ったが、そのままになっている。両方完登して、少し欲が出てきたが、締め切りもないようだから、懐と相談して、じっくり考えよう。

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ほっこり百名湯めぐり~西の大関、有馬金泉銀泉にたっぷり浸かる

2023年07月08日 | 温泉&健康資格とその活用

 六甲山から降りての愉しみは、有馬温泉、江戸時代からの温泉番付では、常に西の大関だ。ちなみに東の大関は草津温泉、江戸時代、横綱はいない。私が泊った宿は、若者・外国人向けのお安い宿、風呂はついてない。街の湯へ行けと言う意味か。

 まず、金泉へ。外壁に親切にも温泉分析表が貼られている。写真を撮って、ゆっくり分析しよう。

 金泉の入口、夕方のため混雑。

 中は、かなり混んでる。しかも言葉が日本語じゃない。とにかく入浴したが、混んでてゆっくりと疲れを癒すなんて感じじゃない。それでもお土産に温泉タオルを買い、名物のてっぽう水(サイダー)を飲む。

 湯上りは、なかなか冷めない、塩化物泉だからか。このままでは、どうも不満で、少し離れたところにある銀泉にも行ってみる。こっちはそんなに混んではいない。

 しかも、日本語だ。こっちの温泉は、ゆっくりできて癒される。ここで登山の疲れを取ろう。

 銀泉には、源泉が2つあるようだ。こっちもあとでじっくり。街中を歩くと、温泉番付が掲示されている。もちろん、有馬は西の大関だ。

 さて、宿に帰って、温泉分析書を見る。まず、金泉。おやおや、写真をよく見るとこの写真は、太閤の湯という銀泉のだ。しようがない、温泉科学会の雑誌から有馬1号泉と2号泉混合のデータをもとに書く。(なんで金泉の建物に銀泉の成分分析が貼ってあるんだろ?)

 泉温82℃、pH6.2、溶存物質は40g/kgと凄い量だ。温泉の基準は1g以上だから40倍だ。含鉄ナトリウムー塩化物泉。保温効果バツグンの温泉だ。そう言えば、なかなか冷めなかったなあ。

 また、特殊性分では、リチウムが規定値の25倍、ストロンチウムが3倍、バリウムが5倍、マンガンが2倍、鉄が10倍、ケイ酸3倍、ホウ酸40倍、という凄い値だ。ただし採湯量はデータがない、源泉が枯れないか、ちょっと心配だね。

 しょっぱくて金色(実際は茶色に近い)の湯は、このあたりからだ。これだけ濃い温泉は、日本広しといえども、たぶん、ここだけだろう。

 次は、銀泉。銀泉は2種類の源泉がある。まず二酸化炭素含鉄単純冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)二酸化炭素が1010mgと、基準の250gを大幅に上回っている。サイダーになるほどの炭酸だ。ただし12リットル/分と採湯量は少ない。 

 もう一つの銀泉は、単純放射能温泉(低張性中性低温泉)、特徴はラドンが1060Bq(ベクレル)>74 だ。ラドンの効果ってなんだろ。今までほとんど出てこなかったから、よくわからない。

 さて、肝心な金泉の分析表を取り忘れて、気がつかないまま、翌朝も8時から開店ということで、宿を出る。宿は、こんな建物で、入口はカフェになってる。朝のカフェは近所の方だろうか、結構賑やかだ。

 そして、再び入浴。朝は、外国語も聞こえず、空いてて、ゆっくり入れ、リラックスできた。

 再び、てっぽう水(有馬のサイダー)を頂く、ゲップが出た。金泉の外には足湯があるが、朝のため、誰も入ってなかった。そして、今日の予定、お城巡りへ。(ブログは一旦終わりにします)

 金泉、どうも不満だな、できればもう一度ゆっくり入って、分析表、確認したいね。

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ゆっくり百名山~神出鬼没、六甲山最高峰に登山

2023年07月07日 | 登山&自然系資格とその活用

 秋田から帰ってきて、翌日事情があって、午後新大阪へ。自分で言うのも何だが、神出鬼没、駅前のビジホに泊って、朝、阪急芦屋川駅を8時に出発。目指すは、六甲山最高峰931m、ソロ登山だ。スタートが標高ほぼゼロに近いから、1千mほど登ることになる。なんかきつそうだが、、と思い、芦屋の高級住宅街を登っていく。まず、高座の滝に到着、小休止。芦屋にこんな滝があるなんてね。

 ここからはロックガーデンという登り。岩山だ、初めてということもあって、快調に登る、、が、長い。手も使うと急速に疲れて来る。ロックガーデンを終え、風吹石に到着した頃には、疲れきってしまった。標高437mだ、展望はよくなってきたが、まだ半分も登っていない。やれやれ。

 しばらく休憩して、再開。今度は、長い上りに、渡渉まで出て来た。

 登り始めて、3時間半、車道に出た。六甲山は山頂付近に車道が来ている。そこが他の山と違うところ。一軒茶屋に到着。

 そして最後の登り、山頂に到着。結構人がいて、道標がなかなか撮れなかったが、ようやく撮影。この道標付近は、高尾山でも同じ、いや、あっちのほうがひどい渋滞だな。

 そして、下りは魚屋道(ととやみち)から下山、道はよく整備されていて、1時間半で5百mを下り、有馬温泉まで降りれた。以下、温泉番付西の大関、有馬温泉の感想は、明日に続く。

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ゆっくり百名山~90回目の筑波山、暑くて、バテて、転んだ

2023年07月06日 | 登山&自然系資格とその活用

 秋田駒と六甲から帰ってきて、1週間空く。ブログでは、毎日どっか行ってることになってるが、実際には1日2~3本のブログになるから、結構自宅にいる。

 季節は梅雨、湿っぽくて、暑い、一番近い筑波山に出掛ける。90回目の筑波山登山だ。近いから朝食を自宅で取って、朝二本目のバスに乗る、としたところが、つくばエキスプレスが遅れた。つくばセンターのバス乗り場に行ったときは、1時間1本のバスが出た直後。しようがない、駅中のスタバで時間をつぶす。こんな時用に、文庫本を持ってきている。

 さて、バスに乗り、神社前に降りたら、もう11時。今日は一番時間のかからない、(ということは一番急登)の御幸ヶ原コースを選択。

 登り始めたら、暑くて、湿っぽい。すぐに汗が噴き出す。こりゃ、今日は大変だ。中間地点と、ゴール間近の地図を載せる。今日は無理しない、ゆっくりペースだ。上の方に行くと、だいぶ疲れが出て来た。ベンチを見つける度に、座る。何度休憩したか。とにかく、御幸ヶ原のゴールへ。

 中間地点

 御幸ヶ原近く

 もうひとつ、雨で濡れた階段、木製は特に滑る。この日は階段の木で、二度、滑った。この辺だからまだいいが、どちらかが切れてる場所などでは、命にもかかわる。そして、このコース、道が悪い。だんだん悪くなっていくような気もするが。なぜか、悪い道のところで、シャッターを切る。

 こんな道、ばっか、白雲橋やおたつ石コースの方が道はいい

 もう一つ、御幸ヶ原は、昼食場所は、コンロを使える場所がある。ここで昼食。こんろでお湯を沸かし、乾燥フードの混ぜご飯にお湯を入れたが、これが食べきれない、半分ほど、残す。ここはまあ、自宅まで持ち帰っても大した荷物にはならないのだが、北アルプスなどでこれをやると大変だ。下山までずっと持っていくことになる。乾燥フード、気を付けよう。

 

 

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ときめき百名城巡り~高知のお土産、土佐日記を読んでみた

2023年07月05日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 四月に、四国の百名城巡りの時に買ったお土産、土佐日記。書籍風のお菓子だ。記憶違いでなければ、50年前、高専生時代に四国ヒッチハイク旅行の時にも買ったお土産だ。

 懐かしく、じゃ、本物読んでみようか、となって、土佐日記を読む。平安時代、紀貫之が、土佐の県知事になって、赴任が終了し、帰る途中の日記を、女性になって書いたものだ。その日記の期間はわずか55日。高知の港から、室戸岬、鳴門海峡から、大阪湾、そして淀川、京都とその行程、船の状況、歌を詠み、人とのやり取り、幼い子をなくした悲しみ、などを日記として書いたものだ。それほど長編ではない、すぐに読める。

 

 文庫本の解説の最後には、こう書かれている。当時インターネットがあれば、紀貫之は、日記をブログにしただろう、皆さんも日記をブログに書きましょう、となって終わっている。

 日記ブログねえ・・ 紀貫之の日記は、行程や船の状況、歌がたくさん入ってる、歌人だからね、それに人々との交流、幼子を亡くした悲しみが書かれている。

 私は基本、毎日ブログは書いてる。土佐日記ブログを書くとしたら、歌詠みや子を亡くしたことはともかく、行程や船の状況は書ける、ただそれじゃ面白くもない。SNSで書くことがなくなると、昼飯をアップするのと同じだ。

 人との交流、これが特に難しい。人との交流は自分の感情を書くことになる。人を褒めることは書けるが、貶したりするのは書きにくい。直接知らない人や政治家や芸能人なら平気で書けるが、次も会うことのある人のことなんて、中々書きにくい。悪口なんて、公開日記じゃとても書けないよね。ツイッターで悪口を書いて、それがすぐ炎上してるものも多いし・・

 紀貫之も注意して読むと、船頭を欲の多い悪者にして書いている。それ以外の人に対しての感情はほとんど書いていない。子供が意外に歌詠みがうまかったとか、船酔いしていた人が起き上がって、歌を詠んだとかいう程度になっている。公開日記だから、たぶん、注意深く書いているんだろうね。

 こんなことを聞いたことがある。人に悪感情を抱いたときは、思い切り悪口を書いて、それをどこにもアップしない、手紙なら悪口を書いて、それは出さない。それで半分気持ちが解消すると。そんなもんだから、公開するブログって、難しいんだよね。

 

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オマケに秋田内陸鉄道の鉄印&見事な角館の武家屋敷

2023年07月04日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 玉川・乳頭温泉と秋田駒登山の旅、最終日はオマケ、秋田内陸鉄道の鉄印と、角館観光だ。秋田内陸鉄道とは、秋田県の内陸部の角館~鷹巣間29駅を結ぶローカル線だ。この日、乗客は、地元の人より我々観光客の方が多かった。

 1両編成の列車、角館を出発する。車両内部には、秋田犬の写真がいっぱいに。

 テーブルには、路線図がある。これは親切だ。

 「阿仁マタギ」って珍しい駅名だ。マタギってあの猟師ことか。

 鉄道の中間あたりの阿仁合(あにあい)駅でUターン、ここまで一時間以上かかった。この駅では売店もあり、鉄印も購入できる。

 角館駅に戻って、武家屋敷を観光。ここの武家屋敷、石黒家、青柳家、岩橋家、松本家など大きなお屋敷が、並んでいる。

 大きな武家屋敷がこんなに数多く並んでいる街は、おそらく、ここ角館くらいだろう。区画は江戸時代と変わってないそうだ、屋敷の通りだって、敵からの防御用にクランク型になっている。よくこれだけ残ったものだ。桜の時期はもっときれいだろうね。

 帰りに新潮社記念文学館に寄る。私は本が好きで、新潮社文庫は、若いころからお世話になった。新潮社の創業者が地元に文学館を建てたそうだ。

 内部は撮影禁止ため外観だけ。珍しい記念碑、小説雪国のものがある。

 今回の旅、短い旅だったが、玉川・乳頭温泉、それに梅雨の晴れ間の秋田駒、貴重な体験ができた旅でした。往復の列車の中では、ガスの模擬問題集の編集作業まで、はかどった旅でした。

 

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ゆっくり百名山~秋田駒ヶ岳その2、ムーミン谷はチングルマで埋め尽くし

2023年07月03日 | 登山&自然系資格とその活用

 休憩で、持ってきたテルモスのお湯でコーヒを飲む、これが美味い。その後、阿弥陀池から、ちょっと登り、女岳(めだけ)と馬場の小路(通称、ムーミン谷)を見下ろす。

 地図ではわからなかったが、かなり急な凄い下りだ。後でこの下りはお勧めしない、と書かれていたのを読んだが、後の祭り。

 慎重に落石を起こさないように下る。可愛い噴火口、小岳(こだけ)が見える。こんな噴火口で遊んでみたいな。ブラタモリなら喜ぶだろうに。

 このムーミン谷、はじめのお出迎えは、シラネアオイ、こんなに数が揃うのは初めて観る。

 だいぶ下ってきた、下りももう安心。

 木道に入って、今度は、チングルマが出て来た。

 途中からは、ムーミン谷を覆いつくすような、チングルマの大群落。凄いの一言。

 ここで一枚。

 まだまだチングルマの大群落は続く。

 ムーミン谷を通過し、大焼砂(おおやきすな)を登る。砂地で足が取られ、歩きにくい。この砂地、もう1ヶ月もしたら、コマクサの大群落になるそうだ。

 ムーミン谷を見下ろす地点からの展望、ムーミン谷、また来たいな。

 最後の尾根、焼森からの男女岳。ここから八合目へ下る。

 この秋田駒は、七変化の山だ。①登山口からの新道コースは、高山植物が次々に出迎えてくれる。②阿弥陀池の周回、湖畔の遊歩道だ。③男女岳、山頂目指して急登の往復、④馬場の小路の下り、急な下りで危険を伴い、慎重に、⑤チングルマで埋め尽くすムーミン谷、⑥大焼砂、火山灰の砂地、ここ、もう少しでコマクサが一面埋めつくようになるそうな、⑦シャクナゲコースの下り、岩場、ロープ場、渡渉と何でもありのコース。

 天候に恵まれ、実に楽しい山だった。この山、私だったら、間違いなく百名山に選んだろうね。また来たい山でした。今度は、緑色の国見温泉に泊って、コマクサの大群落を観たいな。

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ゆっくり百名山~秋田駒ヶ岳その1、ムーミン谷を期待して花の登山道を歩く

2023年07月02日 | 登山&自然系資格とその活用

 大釜温泉を出発し、朝9時に秋田駒ヶ岳八合目に到着。ここは標高1,300mの登山口だ。この山はかなり高いところまでバスが入っているため、比較的登山は楽だ。

 今日のコースは、八合目バス停から新道コースで片倉展望台、阿弥陀池を廻り、最高峰の男女岳に登る、一旦池に降り、馬場の小路に下って、大焼砂を登り、横岳、焼森から、八合目に戻るコース、所要時間は約6時間に設定にした。

 写真撮影に時間もたっぷりとり、ゆったりした時間設定だ。ちなみにヤマップの累積標高差は7百mほどだった。

 新道コースを登り始めて、すぐに高山植物のハクサンチドリが見れる。

 八合目からの登りは、緩い登りで、少しずつ高度を上げる。天候よし。

 そして阿弥陀池までの間に次々に高山植物が表れる。

 ツマトリソウ

 ゴゼンタチバナ

 エゾツツジ

 イワカガミ

 ミヤマキンバイ

 阿弥陀池を廻り、秋田駒最高峰の男女岳(おなめだけ)を目指す。お花が多くて、写真に時間が取られる。登ってる人が点々と見える。

 池から20分ほどの登りで山頂だ。山頂からは360度の展望。

 山頂から田沢湖

 

 山頂から阿弥陀池と男岳、横岳。池の向こうに馬場の小路がある。

 山頂は、標高1637m。八合目からは300mちょっとの登りで到着。

 山頂付近の花、ミヤマキンバイ 

 イワガガミ

 ヒナザクラ

 一旦、阿弥陀池に下って昼食、トイレを済ませ、その後は、馬場の小路へ下る、この小路は通称、ムーミン谷と呼ばれている。明日に続きます。

 

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