資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ほっこり百名湯めぐり19~西の大関、フリーパス券で金泉銀泉をたっぷり

2023年12月16日 | 温泉&健康資格とその活用

 さて、六甲山から降りたら温泉だ。夕方は金泉、たぶん混んでるだろう、明日の朝にしようと銀泉へ。こちらも7月以来、二度目の入浴だ。炭酸ガスとラジウム泉の混合になってる。あんまり混んでもいない。

 今回泊った宿は、素泊まりだが、温泉券がつく。観光案内所の経営なんだろうか。1泊2日は、金泉、銀泉に何度でも入れるというフリーパスの金色の入浴券、私は夜、700円の銀泉、朝に800円の金泉に一度ずつ入った。温泉好きなら有馬の湯に何度でも入れるから、結構な補助になるね。

 そして、夕食は一休というお好みやさん、今日は土曜日か、ほぼ満員だ。ベーコン巻きに、お好みのオム焼き、最後にソース焼きそばを頂く。一人2千円とリーズナブルだ。

 朝は、8時前に並んで金泉へ、こちらは一番風呂、清潔で気持ちいいな。今回は成分分析表をキチンと見て分析。こちらも2つの源泉があり、高温で温泉成分は25g、36gと高濃度だ。高濃度な含鉄ナトリウム塩化物泉。

 鉄分は、療養泉だと20mg以上、ここ金泉は46.6mgと、倍以上だ、これじゃ金色(赤色)になるわな。秀吉も好んだ金泉だ。

 ここ有馬温泉は源泉が何か所もある、気がついたところの源泉を撮影。

 さて、午前中は空き時間、配偶者は尼崎城へ、私はかつて趣味であった切手の博物館へ。明日に続く。

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ときめき百名城~有馬温泉、秀吉の湯山御殿跡へ

2023年12月15日 | 城郭検定資格とその活用

 一日、私の広告で飛んで申し訳ありませんでした。六甲有馬の旅、続きます。

 六甲登山の夜は、観光案内所?の経営する、小宿とうじへ。金泉・銀泉近くにある、便利な場所だ。ここは素泊まりのみ、でもお安い。案内所で受付し、宿に到着。銀泉に行く。歩いていると、宿そばの極楽寺の境内に遺跡があるという。

 締まる時間が迫っていたが、お寺で入場料2百円を払って、建物内へ、中は博物館のようになっている。湯山御殿、天下人秀吉がここに御殿を建てたそうだ。お城じゃないが、お城っぽいので、この手の見学は好き。

 蒸し風呂の跡、発掘調査で出てきた遺跡が、建物内のガラスの下に保存されている。

 岩風呂の跡、鉄分が検出されたそうだから、金泉だろう。露天の可能性もあったとか。

 この有馬には、秀吉はなんと9回も湯治に来たそうだ。秀吉って、温泉好きだったんだね。そしてほかの武将も温泉に誘ったそうだ。まるで温泉ソムリエだ。

 表の中、赤い丸印が、秀吉が有馬温泉に訪れた日だ。9回もある。

 さて、今日は登山の疲れを流す。比較的混んでないだろう銀泉へ。明日に続く。

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ガス主任技術者試験プレミアム塾が12月20日開講!!

2023年12月14日 | ガス主任技術者試験プレミアム塾

 ようやく準備が整った。令和6年度ガス主任技術者試験のプレミアム塾。私がマーケティングから、広告、収支、ポイント解説・問題作成・模擬試験まで作成している仕事、Zoomによる動画での講座だ。広告は以下の通り。今年は定員を50名にして合格者を増やしたいと思っています。12月20日以降が申し込み可能ですよ。

 

 

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私の百低山シリーズ6~初冬の六甲山、ロックガーデンを登る

2023年12月13日 | 登山&自然系資格とその活用

 12月10日(日)は、有馬温泉で温泉ソムリエのセミナーに参加した。せっかくだからと、その前日12月9日(土)、初冬の六甲山に登る。いろいろ体験したので、今日から5、6回は六甲山・有馬温泉シリーズになります。

 金曜の夜、新大阪に入り、土曜の朝、阪急芦屋川駅を8時にスタート。土曜とあって結構登山者がいる。しばらくは芦屋の高級住宅街を登る。

 前回、この山は6月に登った。今回は荷物が重い。翌日セミナーがあるため、着替えと靴が余分に荷物になる。そして冬のため防寒着を着ているが、、なぜかこの日は暖かく、全部45リットルのザックに入れた。それに魔法瓶にお湯、まるで、北アルプスを縦走するような荷物だ。重い、今日は登るの厳しそう。

 住宅街を過ぎ、森の中へ、大きな砂防ダムが見える。大雨だと川はすごい流れになるんだろうね。

 高座の滝で一服。

 ここからロックガーデン、暫くは岩々が続く。荷物が重いぶんだけ、登りはキツイ。

 風吹岩に到着。今日は土曜日の好天、登山者で大賑わいだ。

 ここからは長い、上り下りを繰り返す。渓谷をニ三度渡る。雨ヶ峠へ。

 さらに、渓谷を渡渉し、本庄橋跡へ、ここには昔、石橋がかかっていたそうだ。その説明板がある。

 そして、一軒茶屋へ、山頂はもう少し。

 六甲山最高峰に到着。所要5時間、荷物が重いせいか、結構かかった。

 下りは魚屋道(ととやみち)から有馬温泉へ。この道の名称、昔神戸から、有馬に魚を運んだ道とか。

 休憩所へ。むかしはここに茶屋があったとか。

 楡の樹木が紅葉して美しい。

 下りは1時間半ほどで有馬温泉登山口に到着。登りの累積標高差は1千mを超えた。明後日へ続く。(明日は別な内容です)

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目指せ!五百資格~テールゲートリフター特別教育を受講、これで496個目!

2023年12月12日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 テールゲートリフターの特別教育を受講した。労働安全衛生法の改正で新しく教育が必要になったものだ。これも立派な資格、これで通算496個目、五百まであとマジック4となった。

 さて、そのテールゲートリフター、初めて聞いたときはそれ何? だった。トラックの後部で重い荷物を上げ下ろしする機械だ、その操作である。結構、操作の事故が多いらしい。

(厚労省HPより抜粋)

 特別教育は、建設関係で何個か取っている。またその講師もやっている。今回は、知り合いの企業さんの支援で、取っておかないと仕事の内容がよくわからないため受講する。また資格も増えるしね。

 場所は、八王子のコマツ教習所だ。八王子の山の中にある。朝5時起きで、8時前に事務所に到着。時間がなかったのでタクシーを利用、駅から遠い。8時40分から学科が始まった。テールゲートリフターの知識、作業の知識、そして法令と進む。

 午後初めで学科を終わり、簡単な修了テスト。これは大丈夫だ。午後からは実技。所要2時間だが、二十数名の受講生がいるため、実質一人当たり5分程度の実技。機械の点検と、操作の実技の2回。安全確認と指差呼称が多いこと。講師の説明もあるため、こんな短くはないが、それでもほかの受講生の実技を観てる時間が長い。

 終わって、教室に戻ると、もう修了証ができていた。朝、写真撮影をしたんだが、今もうできてる、早いね。

 教習所から駅までは遠いが、今日はウォーキングしてないから、30分ほど歩く。朝は時間がなくタクシーを利用したため、駅がわからない。スマホで誘導してもらって、JR横浜線の八王子みなみ野という初めての駅へ。1日で取得できた資格でした。

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目指せ!五百資格~奈良まほろば検定1級に申し込み

2023年12月11日 | 地理・歴史系資格とその活用

 奈良まほろば検定の申し込み時期がやってきた。実は、春に同検定2級を受験し、合格している。(写真)背景が奈良らしいね。

 今度の奈良通1級は、2級合格者が受験の条件だ。1級は、テキストから70%出題、そうして合格ラインは70%だという。つまりテキスト全てを覚えると合格ということか。前回2級の得点は78点、問題はたぶん難しくなるだろうから、結構厳しいね。でも東京で開催される試験だから、まあダメもとで受けてみようか、という考えだ。

 実は、もう一つ試験がある。こちらは先日飛鳥で知った試験、飛鳥藤原まるごと博物館検定、テキストを取り寄せて読んだが、内容は面白い。この試験は第1回だが、前身の試験があって、その入門の過去問を解いてみると70%取れる。

 それはいいんだが、開催場所が、奈良県だ。そっちの方が厳しいね。オンラインはまだやらないようだ。受けてはみたいが、奈良県まで行ってねえ。埼玉から奈良県、たぶん前泊になる。それも寒い冬、盆地の朝は、底冷えするだろうねえ。

 私、地方での受験は過去には、当時京都だけしか開催してなかった京都検定、で新幹線の始発に乗って取ったものだ。もう一つ、宮崎県綾で取った自然観察指導員、こちらは関東開催での申し込みが多くて、開催が抽選でなかなか当選しなかったため地方参加した試験だ。その2つがある。オンラインができるまで待とうかな。

 

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私の百低山シリーズ5~ゴルジュのある棒の嶺、ほっこり百名湯18~さわらびの湯

2023年12月10日 | 登山&自然系資格とその活用

 12月4日(月)、今日は、西武線に乗って飯能へ、さらに駅からバスで名栗へ。そして歩いて有間ダムへ。棒の嶺(棒の折山)への登山だ。快晴だが、ちょっと寒い。

 このダムはロックフィルダムと言って、岩石を積み上げたダムだ。このタイプのダムは、越流すると壊れる?ため、必ずよす余水吐(よすいばき)が必要、と学生時代に習った。

 その余水吐がない。トンネルになってるようだ。看板には、この工事が土木学会賞をもらったと書かれている。そのトンネルはNATM工法だそうだが、今では一般的な工法だ。

 さて、登山道へ。普通の登山道をしばらく歩いて、白谷沢の渓流に入る。これがなかなかのコース。ゴルジュという両側の岩石がせり出した場所もある。水が多いと登るのが大変だが、今日は水、少ない、簡単に登れた。

 さらに奥に、クサリ場が見えて来た。

 登り始めて2時間弱、ようやく渓流を抜けて、岩茸石へ。このネーミング、岩がキノコのように生えて見えるからかな。

 そして、いよいよゴンジリ峠への登り、ここが一番きつい。最後の登りで山頂へ。山頂の手前で一枚。上が青い空、胸が高まる瞬間だ。山頂付近は、霜柱が溶けてぬかるんでる。

 登りは約4時間、山頂で昼食。暖かいコーヒーを入れて飲む、達成感のあるひとときだ。山頂からは関東平野はもちろん、上州の山々まで見渡せる。

 さて、下りは、岩の下りを避けて、白谷沢を使わず、長い尾根道を下り、さわらびの湯へ、下りは約2時間だ。そして温泉に到着。

 この温泉は何度も入ってるが、温泉分析書をじっくり見るのは初めてかな。泉質は「アルカリ性単純硫黄冷鉱泉」だ。ちょっと解説すると、ペーハーが9.47のアルカリ性、もうちょっとで強アルカリになるほどだ。温泉成分総量は0.245g/klと少ない。ただし、総硫黄(硫化水素イオン+チオ硫酸イオン+遊離硫化水素)が3.2mg入っていて、療養泉の基準2mgを超える。そして、泉温は16.8℃と、分類では25℃未満の冷鉱泉だ。

 分析書通りなら、アルカリ性のおかげで、ツルツルの肌になり、硫黄臭いもするかなというお湯。この分析書、読まないで入ったが、別にツルツルも感じない、硫黄臭もしない、普通のお風呂だった。へんだな。

 この温泉の適応症は、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、と書かれている。私には、あんまり関係ないかな。

 温泉を出て、バス停に歩いていくと、桜が咲いてる。十月桜というそうだ。11月頃に芽の1/3ほどが咲き、残りの2/3は春に咲く、年に二度楽しめる桜だそうだ。

 そばの売店では、クリスマスツリーが飾られていて、桜との対比が面白い温泉でした。今日の登山は、所要5時間半、登り下りとも累積標高差は約900mでした。心地よい疲れで帰宅しました。

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森林インストラクター目指して~さあ、森林科目を攻略だ

2023年12月09日 | 登山&自然系資格とその活用

 久しぶりに森林インストラクター学習のことを書く。9月の一次試験では、4科目中、林業、野外活動、安全教育の3科目に合格した。残りは1科目、森林だ、森林インストラクターのメイン科目だ。そこで、改めて過去問題の得点を分析してみた。次の表が、過去9年間の出題一覧である。

 黄色の着色部分が、得点の低いところ。ちょっと見ずらい表になったが、このうち、樹木の見分け方、植物の特徴、鳥の特徴が低い。前回試験の私の感触では、11問中6問がほぼ書けたが、5問はわからなかった。それは樹木、植物、鳥、昆虫だ。この4問分を重点に学習すれば、間違いなく合格ラインに入る。

 これから試験の来年9月まで、あと10ヶ月もある。こんな長い期間の学習は、なかなか、なかったなあ。前半5ヶ月は、不得意部分の樹木に植物、鳥に集中する。後半5ヶ月は、全分野を学習する。4月までは、樹木、植物だ。まずは、葉っぱを見て違いを答えることに集中する。

 図鑑もアマゾンで注文した。さあ、残りの1科目を攻略だ。資格って、楽しいね。

 

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民俗学の始まり~遠野物語を読んで

2023年12月08日 | 読書感想

 

 100分de名著ブックス、「柳田邦男の遠野物語」を読む。読む前、この本って何が書いてあるんだろうと想像した。明治時代のほ東北の物語。どんなストーリーなんだろうか。

 実際に内容に入ると、明治時代の遠野地方の民話が百以上詰まっている。一つずつの脈絡はない。有名なザシキワラシやオシラサマなども登場する。河童の子殺しや人間の親殺しなど読みずらいものもある。

 生と死、60歳を超えたら、若い人とは違った別の場所に住み、そして死んだらまたその近くに葬られる。姥捨て山(注 最近読んだが、これもある作家の創作らしい)とはちょっと違うが、まあそれに近い。

 そして、意外なことに地震の話が出て来る。明治三陸大津波だ。亡くなったはずの人がまた現れるという内容、幽霊などは普通に出て来る。

 この遠野って街、一度行ってみたいね。百名城、続・百名城も終わり、百名山も、もうこれ以上難しいから、温泉に鉄道があれば行きたいもんだ。

 遠野物語って、マンガもあるんだね。水木しげるさんだ、こっちの方が読みやすそう。

 

 

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私の百低山シリーズ4~日本遺産、紅葉の大山登山

2023年12月07日 | 登山&自然系資格とその活用

 11月29日(水)は快晴、小田急で新宿から伊勢原へ。バスで大山ケーブルへ。大山は国定公園とともに、日本遺産に指定されている。江戸時代の大山詣でだ。人口百万人の江戸の人口に対して、年間20万人が大山詣でしたそうだ。恐るべし。

 今日は、ケーブルを使わず、歩いて大山阿夫利神社下社へ。男坂女坂迷ったが、今まで歩いたことのない、男坂にチャレンジ。紅葉が美しい急な階段を1時間ほど、下社に到着。かなり脚を使ったな。

 下社では、大太刀の像がある。これを担いで大山詣でしたそうだ。

 山頂を目指す登山道に入ると、紅葉がいっそう美しくなる。

 大山の登山道は、丁目表示がある。八丁目の夫婦杉、夫婦というより家族杉だな。

 二十丁目では、富士山がよく見える富士見台、浮世絵もあった場所だそうだ。

 そして二十八丁目、山頂のゴールだ。

 この山頂は、本社か、奥宮じゃないのか。

 山頂からは、関東平野が広く見渡せる。素晴らしい。

 バスを降りてから、参道、男坂、登山道、通算で約4時間、帰りは、ケーブル上まで約1.5時間。前半脚を使って、山頂近くで脚が止まった山旅でした。この大山の登山道もいいね、大山は日本三百名山だが、私の百名山にできそうだ。

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目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその5

2023年12月06日 | 地理・歴史系資格とその活用

 飛鳥紀行の二日目、博物館で、「日本書記の飛鳥」という書籍(写真右)を買った。アマゾンには置いてないらしい。その書籍を帰りの近鉄特急、乗り換えで新幹線、そして自宅へのTX(つくばエキスプレス)でずっと読んでいた。280頁の結構、分厚い書籍だが、何とか読み終えた。

 帯に、欣明、敏達、推古、聖徳太子、蘇我馬子、鞍作鳥、舒明、山背大兄、蘇我入鹿、中臣鎌足、有馬皇子、斉明天皇、天智、額田王、天武、持統、大津皇子、草壁、文武、道昭、と飛鳥時代の登場人物が書かれている。

 私は、最後の道昭だけは覚えていないが、あとはうる覚えも含めて覚えている。そして、考古学上の発見当時のことなどが、生き生きと描かれている。

 飛鳥時代は、推古天皇の即位の西暦593年から、平城京遷都の710年まで、118年間を指すという。奈良時代は平常遷都の710年から平安遷都の794まで84年間だから、飛鳥時代の方が長いのだ。また日本書記は、内容が怪しいものもあるが一応かなりの記述がある。

 飛鳥時代の魅力は、日本書記の登場人物に関連する考古学上の遺物があり、そして次々に今も新たに発見されるということのようだ。

 そして気がついたこと、この飛鳥時代、日本のトップである天皇は、男性が5人、女性が5代4人とほぼ同じくらいの数だ。当時も男系の皇統が必要と、わかっていたようで、(染色体などなどわからない当時、どうやって知ったのだろうか)女性の天皇は、男子の天皇候補が幼少でピンチヒッターという意味もあるそうだが、当時は女性差別が少ない時代なんだろうか。

 そして、この書籍では、次々に日本書記と飛鳥時代の遺物が繋がっていく。飛鳥時代は、二度ほど飛鳥から外に宮が出た。難波京と近江京だ。宮では、推古天皇の豊浦宮、小墾田(おはりだ)宮、大化の改新の舞台飛鳥板蓋宮(いたぶきのみや)、壬申の乱の飛鳥浄御宮(きよみはがら)、初めての首都藤原京、などが登場する。

 お寺は、奈良時代と違って、もう今は存在しないお寺が多い。今も存在する飛鳥寺、橘寺、法隆寺以外では、豊浦寺、檜隈寺(ひのくまでら)、山田寺、大官大寺などだ。

 そんな中、博物館で、飛鳥・藤原まるごと博物館検定という検定が開催されるそうだ。車中でアマゾンで公式テキストを購入、自宅に昨日届いた。

 なんと450頁、簡単には、歯が立たないかもしないが、とにかく読み始める。結構細かな記述も多い。2月の試験は、奈良だけで開催、初級というから可能性がないわけでもない。私、にわか飛鳥ファンは、これから速読して受験するか決めよう。

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目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその4

2023年12月05日 | 地理・歴史系資格とその活用

 飛鳥紀行、第二日の昼食は、奥明日香まで行って、「奥明日香さらら」という古民家で和食を頂く。「さらら」は後の持統天皇のことだ。この和食、中々美味しい。

 昼食後は、男綱、女綱、いつからだろうか、道に綱を張っている。

 稲淵という土地、かかしの大会やら棚田やら、いろいろ出し物がある場所だ。

 そして、高松塚古墳。古墳の壁画は、カビが生えて、石が切り出されて、別の場所にある。我々が入ったのは、壁画館。

 高松塚の壁画には、人物像は4枚の絵があって、女性と男性がある。これ知らなかった、女性像はよく見るが、男性像は初めてだ。女性像は、いろいろの遠足道具を持った供者で、野外の遊興のために外出する図だそうだ。これも知らなかったなあ。

 次は、中尾山古墳。八角形墳で、火葬骨をおさめるようにあっているため、かなり後期の古墳らしい。こちらも天皇のお墓の可能性があるが、宮内庁は認めていない、何だか整備されていないようだ。

 最後は、キトラ古墳。こちらも今は、壁画の漆喰が剝がされていて何もない。

 上が道路の、四神の館という建物に入る。

 中にはキトラ古墳が再現されている。

 天井画は、キトラ天文図。壁画は、四神だ。

 壁画を剥がす作業の映像が見れた。漆喰のため慎重に作業する。

 ということで、夕方、見学をすべて終了。なかかな深い飛鳥紀行でした。帰りの電車の中では、買ったばかりの書籍を読みながら帰宅。

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目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその3

2023年12月04日 | 地理・歴史系資格とその活用

 飛鳥紀行第2日は古墳巡りだ。午前は つの古墳を巡る。まずは、都塚古墳、6世紀後半の方墳、元旦に鳴く金鳥伝説から金鳥塚古墳とも呼ばれている。ふだんはカギがかかっているが、この日は特別の役所の方が待っていて、カギを開けてくれた。クラツー恐るべし。

 お次は、テッパンの石舞台古墳、ここ、私は初めて来たが、周りは天守台のような形になっている。そして空堀だ。石舞台は観た方も結構いらっしゃるだろうから、あんまり書かない。埋葬者は、蘇我馬子かとも言われている。

 飛鳥駅前に戻って、お次は駅に近い、エキチカ古墳の岩屋山古墳。こちらも二段の方墳。石材には表面を丁寧に叩いている。この古墳は「岩屋山式横穴古墳」と古墳の中では標準となっている古墳だ。

 午前最後は、牽牛子塚(けんごしづか)古墳。この古墳は、八角形墳で、あさがお花びらのようでで「朝顔の古墳」と言われている。最近復元工事が終わったばかりで、中に二体分のスペースがあった。中まで覗けるようになっていて、ここは斉明天皇(漫画「天上の虹」では、おばあさんで出て来たと思ったな)と間人皇女(はしひめのひめのみこ)の墓と推定されている。ただし、宮内庁は、天皇の陵墓とは認めていない。

 また、越塚御門古墳の方は、この古墳の中ほどに掘られている古墳だ。

 こちらも中が覗けるようになっていて、中の壁に短いVTRが映される。日本書記に、太田皇女(おおやのひめみこ)がここに埋葬されたとの記述もあり、大田皇女(漫画「天上の虹」に出てきた女性だ)の可能性が高いという。

 この古墳は、宮内庁が天皇と認めていないからこそ、穴の中まで見通せるようになっているんだろう。宮内庁が天皇の墓と認めると、厳重な防護となって、ても中までは見れないだろうね。

 都塚、石舞台、岩屋山、牽牛子塚、腰塚御門、と順番に時代が下って見れた古墳でした。昼食後、いよいよ高松塚とキトラです。

 

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ほっこり百名湯めぐり17〜かしらわの湯&早朝の橿原神宮

2023年12月03日 | 温泉&健康資格とその活用

 飛鳥紀行の初日、宿はTHE・KASHIHARA。夕食はまあまあ、地下には温泉があるそうで、いそいそと地下の「かしはらの湯」へ。

 泉質は、ナトリム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・低温泉)となっている。ぺーハー8.5、25.5℃。そして温泉成分は1.296g/klと、療養泉の基準をクリアしている。おお、療養泉か。

 奈良飛鳥で療養泉に入れるとは思ってなかった。そう言えば皇室の方もこのホテルに泊まったそうだから、この温泉に入ったんだろうね。

 翌朝は、早起きして橿原神宮へ。何とか畝傍山に登れないか、ルートを考えたが、まだ真っ暗、1時間程度では無理、ということで橿原神宮にした。薄暗い中、ホテルから歩いて10分ほどで大鳥居へ。広い広い境内だ。やっと明るくなってきた。

 手水舎もすごい、立派だ。

 本殿へ。

 本殿でお参り。奥には畝傍山、登りたかったなあ・・

 玉砂利はきれいに掃除されている。ここ、踏むのはちょっと・・

 紅葉も・・

 そして池も

 最後にもう一度、一礼、ここは神武天皇が祭神だ。

 宿に戻って、朝食。これがまた、素晴らしい。バイキングだが、種類が豊富。また泊まりたいな。さあ、今日は古墳巡りですよ、

 

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目指せ!五百資格、奈良まほろば検定の学習で明日香へその2

2023年12月02日 | 地理・歴史系資格とその活用

 

 飛鳥紀行、初日のその2は、ビッグなタイミングに出会った話。飛鳥寺から飛鳥京に歩いていくと、ちょうど発掘調査の説明会をやっていた。日曜日の午後3時、今日5回目で最終説明会と言って、係員が説明を始めた。

 この場所、飛鳥京は、第Ⅰ期が舒明天皇の飛鳥岡本宮、第Ⅱ期が皇極天皇の飛鳥板蓋宮、第Ⅲ期Aが斉明・天智天皇の後飛鳥岡本宮、第Ⅲ期Bは天武・持統天皇の飛鳥浄御原宮である。この当たりは何度も同じ土地に建てられているため、地盤の上層と下層で違う宮が建っていたそうだ。そして、今回の第190次の調査は、その第Ⅲ期Bだという。

 おお、飛鳥浄御原宮の持統天皇は、里中満智子さんの漫画、天上の虹の主人公ではないか。あの持統天皇がここにいたのか、と思うと気持ちが入るなあ。偶然だが、来てよかった。

 しばらく説明会を聴いてから、酒船石へ。飛鳥時代は石の文化、へんてこりんな石があちこちにある、その石が何を意味するか、考えるのもま楽しい。

 酒船石からほど近く、20年ほど前に発見された、亀形石造物、庭園の一部という説がある。この石造物、テレビなどでみたことあるな。

 最後は、万葉文化館の中にある、飛鳥池遺跡、当時の工房群だそうだ。文化館の廊下から見えるように工夫されている。この工房では、富本銭が出土して、これが日本一古い貨幣となった。遺跡には、多数の炉や池などが見つかっている。

 今日は半日だが、驚きのある半日でした。明日に続きます。

 

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