先日小倉で行われた特定危険指定暴力団に関わる殺人未遂罪裁判で被告の知人と思われる
暴力団員が禁止されて居る裁判員へ接触し、恫喝と誤解される行為を行った事が発覚した。
これは裁判員裁判への挑戦でもあり裁判所は重く見て判決期日を取り消しました。
大変異例な事だそうです。
接触された複数の裁判員のうち4名が裁判所に辞任の申し出をした。
裁判所は裁判員の心理的影響を配慮し裁判員4名を解任したとの事。
一見当然の事の様ですが、見方を変えると裁判が暴力団に屈したとも言える。
裁判所としては毅然とした態度をとるべきではないか?
しかし一方接触された裁判員は本人の身の安全や家族の事考えればそうも云って居られない
と云う気持ちは理解できます。
私は市民の安全まで賭けて裁判員裁判制度を守るべきか疑問にも思う。
矢張り人を裁くのは専門の裁判官が行うべきだと云う信念に変わりはありません。
そろそろ裁判員裁判制度を見直す時期に来たのではないか?