トランプ大統領が就任後明日初来日する。
トランプ氏は東アジアの安全保障や経済問題についての話し合いが主眼です。
11月3日日本訪問の後韓国・中国・ベトナム・フイリピンを歴訪する。
その間ベトナムではAPEC首脳会議に参列、フィリピンではASEAN関連首脳
会合に参列する予定。
トランプ氏の主な問題は対北朝鮮問題でどう対処するかを日本・韓国・中国に迫る
ものと思われる。
もう一つは米国第1主義をとるトランプ氏経済関係で、貿易不均衡是正を、日本や
中国に迫る事と思われる。
今回にトランプ氏の訪日は、貿易不均衡是正を日本に迫るのが、主目的ではないか
との極論を流す向きもある様だ。
名目上は対北朝鮮にどう日・韓・中が対処するかの様です。
トランプ氏べったりの阿倍首相罷り間違えると泥舟に乗って、心中て言う危険も出て
来ました。
韓国はTHAAD問題で中国から揺さぶりを掛けられ、対米関係が微妙になって来て
居ます。
それに韓国文大統領は親北朝鮮政策を打ち出しトランプ氏とはぎくしゃくが噂され
て居ますが、そこの処が今回のトランプ氏との話し合いでどうなるかです。
しかしトランプ氏の大きな狙いは習中国主席を味方につける事でしょう。
習首席が打ち出して居る一帯一路の世界制覇構想にトランプ氏はどう対処するか?
巻き込まれたEUの様に賛同するか?意地で対決するか?
一応トランプ氏はインド太平洋戦略を提唱して居ます。
世界の経済を揺り動かす事になりかねませんね。
処で日本にとっては、トランプ氏の貿易不均衡の是正は、北朝鮮問題以上に頭が
痛い問題です。
トランプ氏はTPP離脱宣言後日米FTA協定締結を迫っています。
それも米国有利な日米FTAとなる可能性が大きい。
矢張り米国が抱える貿易赤字解消が大きな課題となって居る様です。